ローストビーフのカロリーや糖質は低い?1枚あたりでは?

ローストビーフのカロリーや糖質がテーマです。

ローストビーフのカロリーや糖質はどれくらいでしょうか。また1枚あたりではどうなるのでしょうか。

ローストビーフのカロリーや栄養素についてまとめていきます。



ローストビーフのカロリーはどれくらい

ローストビーフとは、牛肉の塊をオーブンで蒸し焼きにしたイギリスの伝統料理です。

薄くスライスしたお肉にグレイビーソースやマスタードを添えて食べるとおいしいですよね。

パーティーやお祝いの席で出されることの多いローストビーフ。

そんなローストビーフのカロリーはどれくらいでしょうか。

食品成分表をもとにすると、ローストビーフ100gあたりの栄養成分は以下のようになります。

エネルギー:196kcal
タンパク質:21.7g
脂質:11.7g
炭水化物:0.9g

100gあたり196kcalとなっています。

ローストビーフに向いている牛肉は和牛肉のうちもも、輸入牛のリブロース、輸入牛のサーロインが脂分が少なくオススメとされています。

実際にそれぞれの牛肉のカロリーもチェックしてみましょう。

和牛肉うちもも 100g/ 233kcal
輸入牛リブロース(赤身) 100g/ 179kcal
輸入牛サーロイン(赤身) 100g/ 136kcal

和牛肉うちももが一番高カロリーです。

 

ここで、豚肉や鶏肉のヘルシーな部位とそのカロリーを比較してみましょう。

豚肉で脂肪分が少ない部位といえばヒレ肉です。そのカロリーは100gあたり130kcalとなっています。

糖質の代謝をサポートし、疲労回復に役立つビタミンB1を多く含んでいます。

 

鶏肉で脂肪分が少ない部位はむね肉(皮なし)のカロリーは、100gあたり121kcalとなっています。

低脂肪で低カロリーであり、筋肉や髪の毛、肌をつくるのに必要なたんぱく質が多く含まれています。

一般的にお肉のカロリーは牛>豚>鶏で考えると覚えやすいですね。

牛肉の中ではカロリーが低いとされるローストビーフですが、ダイエット中には食べ過ぎに注意しましょう。

ローストビーフ1枚あたりのカロリー

ローストビーフは1枚あたりおおよそ60g、カロリーは118calとなっています。

大きな塊肉を薄くスライスしていただくのはローストビーフの醍醐味。

ついつい、1枚ずつ追加して食べてしまいがちですが食べすぎには要注意です。



ローストビーフの糖質はどれくらい

ローストビーフの糖質はどれくらいでしょうか。

5ccfbda7d501e933ce4c62ddd0048371_s

基本的に糖質は、糖質=炭水化物量-食物繊維量で計算することができます。

ローストビーフに食物繊維は含まれていないので、100gあたりの糖質は0.9gとなっています。

また1枚あたりで換算すると、糖質量は0.5gとなります。

 

牛肉をシンプルに味付けして蒸し焼きにした、ローストビーフはとても低糖質な料理といえますね。

気を付けたいのはグレイビーソースです。

グレイビーソースはローストビーフを作る際に出た肉汁に、赤ワインやコンソメ、バターなどを加えて作るソースです。

これだけを見ると糖質の高い材料はないのですが、気を付けたいのは市販品です。

市販のグレイビーソースには甘い材料を追加した糖質の高いものが多くなるので購入の際には注意しましょう。



ローストビーフに栄養はある?

次にローストビーフの栄養素に注目していきましょう。

1717cc4dd38f0ae739216c0b0a40994e_s

ローストビーフに多く踏まれている栄養素は「鉄」と「亜鉛」です。

その栄養量は100gあたり鉄2.3g・亜鉛4.1gとなっています。

そこで気になるのが鉄と亜鉛の健康効果についてです。

ローストビーフに含まれる鉄分

「鉄」の主なカラダへの役割は造血作用です。

鉄は血液中のヘモグロビンの原料となるため、十分に接取することによって体内に酸素が行き渡るようになります。

貧血予防に鉄分摂取が効果的なのも納得ですね。

また、鉄にはヘム鉄と非ヘム鉄が存在します。

ローストビーフを作る際の牛肉には、タンパク質を合成するヘム鉄が含まれており、その体内吸収率は10%~20%ととても効果的です。

その他、鉄は髪の毛や肌を構成するために重要なたんぱく質の代謝も促進しますので、アンチエイジングを気にする女性にとっても重要な栄養素のひとつと言えます。

ローストビーフに含まれる亜鉛

「亜鉛」は人間のからだに必要とされている必須ミネラル16種のうちの一つです。

厚生労働省による「日本人の食事摂取基準2015」によると、その1日の推奨量は

  • 成人男性10mg
  • 成人女性 8mg

となっています。

しかし、亜鉛は体内で作り出すことができないため、積極的に食材に取り入れ接取する必要があります。

また「亜鉛」は体の様々なエネルギー代謝や免疫機能と深い関わりを持ちます。

タンパク質の合成に関わっていますし、亜鉛が不足すると味覚障害の症状が起こることがあります。

牛肉をシンプルに調理していただくローストビーフは、身体の機能を整えることに適した料理と言えます。

ローストビーフで太ることはある?

ローストビーフは100gあたりで196kcalです。

ec4db5d531723a9649c228cd3b68234c_s

ローストビーフは冷めてからいただくお料理なので、赤身やリブなど脂分の少ない部位を使い、他の牛肉料理と比べると低カロリーです。

また、じっくりと蒸し焼きにすることで、肉汁を中に閉じ込めつつ、余分な脂は外へ流れ出るためダイエット向きの料理といえます。

糖質に気を付けている方は、付け合わせに出てくるラディッシュやクレソンを先に食べることで、その後の血糖値の上昇をゆるやかに抑える事もできます。

ただし、豚肉や鶏肉に比べると少々カロリーは高めとなるので、ダイエット時にカロリーを気にしている方は食べすぎには気を付けましょう。

ローストビーフのカロリー糖質まとめ

ローストビーフのカロリーや糖質をテーマにしてまとめました。

ローストビーフは100gあたりで196kcalと牛肉の料理の中ではカロリーが低いです。

なのでカロリー制限や糖質制限をしている方も食べる機会もあるかと思いますが、食べすぎには注意が必要です。

こちらの記事もどうぞ
牛タンのカロリーや糖質はどれくらい?

Sponsored Link