牡蠣のカロリーや糖質がテーマです。
牡蠣のカロリーや糖質量はどれくらいでしょうか。貝類の中では高い方なのでしょうか。
牡蠣についてまとめていきます。
牡蠣のカロリーはどれくらい
牡蠣は、独特の風味があって人気のある貝であるといえます。オイスターバーなどもあり、牡蠣を多く取り扱っている店もあります
牡蠣は海のミルクとも呼ばれ、栄養価も高いです。日本では広島湾・三陸湾・伊勢湾・松島湾などが主な産地となっています。
そんな牡蠣のカロリーはどれくらいでしょうか。
食品成分表(7訂)をもとにすると、牡蠣100gあたりのカロリーは以下のようになります。
エネルギー:60kcal
水分:85.0g
タンパク質:6.6g
脂質:1.4g
炭水化物:4.7g
食物繊維:0.0g
つまり、牡蠣100gあたりで60kcalとなります。ちなみに貝類の中ではカロリーが高いというわけではありません。
牡蠣以外の貝類のカロリーは以下のようになります。
100gあたり(kcal) | |
赤貝 | 74 |
あさり | 30 |
しじみ | 64 |
さざえ | 89 |
はまぐり | 39 |
ほたて | 72 |
あさりやハマグリの方が低カロリーですが、牡蠣もカロリーが高いわけではないです。
牡蠣1個あたりのカロリーはどれくらい
牡蠣1個あたりの重量は60g程度です。
牡蠣は殻の部分の廃棄率が75%ですので、1個あたりの可食部は15g程度になります。
ですので牡蠣1個あたりのカロリーは9kcalです。
オイスターバーなどで、牡蠣だけを食べるという方もいると思いますが、牡蠣1個あたりは9kcalと低カロリーです。ですのでダイエット中の方も食べて問題ないといえます。
牡蠣の糖質量はどれくらい
では、牡蠣の糖質量はどれくらいでしょうか。
基本的に糖質は、糖質=炭水化物量-食物繊維量で計算することができます。ですので牡蠣の糖質量も同じように計算することができます。
食品成分表をもとにすると牡蠣100gあたりの糖質量は以下のようになります。
糖質=炭水化物量-食物繊維量=4.7‐0.0=4.7g
よって牡蠣100gあたりの糖質量は4.7gとなります。
牡蠣は魚介類の中では糖質量が多い方です。魚は100gあたりで0.1~0.3g程度と糖質量が少ないものが多いです。
貝の場合は、種類によって様々です。
糖質(g) | |
赤貝 | 3.5 |
あさり | 0.4 |
しじみ | 4.5 |
さざえ | 0.8 |
はまぐり | 1.8 |
ほたて | 1.5 |
しじみは牡蠣と同じくらいの糖質量を含んでいますが、他の貝類は牡蠣よりも糖質量が少ないものの方が多いです。
とはいえ、食材全般で考えると牡蠣の糖質量は少ない方です。
牡蠣1個あたりの糖質量はどれくらい
牡蠣1個あたりの可食部は15g程度です。牡蠣1個あたりの糖質量は0.7g程度になります。
1個あたりで0.7g程度ですので、糖質制限をしている方も食べて問題ないです。5個程度で糖質摂取量は3.5g程度になります。
牡蠣の栄養効果
牡蠣は、生のまま食べたり、フライにしたり、焼き物にしたりと様々な調理法があります。
牡蠣で注目すべき栄養成分は
- 鉄分
- 亜鉛
- 銅
- ビタミンB12
などの栄養素です。
それぞれの栄養素の働きは以下のようになります。
「鉄分」…鉄分は酸素を体に運ぶ役割を果たすヘモグロビンの構成成分となります。
ヘモグロビンが不足すると酸素が充分に体に回らないので貧血の症状が起こることがあります。
月経のある女性の1日の推奨量は10.5mgですので様々な食材から摂取すると良いです。レバーや貝類に多く含まれます。
「亜鉛」…亜鉛は子供の発育や、酵素の構成に関わるミネラルです。
また味覚を正常に保つ作用のあるミネラルで、牡蠣は食材の中でも亜鉛を特に多く含みます。
「銅」…銅は鉄を必要な場所に運ぶ役割があります。
鉄を充分に摂取していたとしても、銅が不足すると貧血になることもあります。
牡蠣100gを摂取することで、成人女性の1日の銅の推奨量をカバーできます。
「ビタミンB12」…葉酸とともにヘモグロビンの生成を助ける作用があります。
ビタミンB12が不足すると悪性貧血の症状がおこる可能性があります。
貝やレバーなどの食材に多く含まれます。
その他 タウリンを豊富に含んでいますので、スタミナ増強や疲労回復にも効果があります。コレステロールの上昇も抑える働きがあります。
このように牡蠣には様々な栄養効果が期待できます。
牡蠣を食べて太ることはある?
牡蠣は100gあたりで60kcalであり、貝類の中でもカロリーは高くありません。
また牡蠣1個あたりでは9kcalと低カロリーですので牡蠣で太るということは考えにくいです。
ダイエット中の方は酢がきや焼きがきにして食べるのが良いです。
かきフライにしてしまうと、油や衣の分、カロリーが高くなってしまうので注意が必要です。また釜飯などもご飯の分カロリーが高くなってしまいます。
糖質面でみると
牡蠣の糖質量は100gあたりで4.7gです。1個あたりでは0.7g程度になります。
牡蠣の糖質量は魚介類の中では多い方ですが、食材全般でいえば糖質量は少ない方です。
食べ方としては、焼くだけだったり、レモンをかけて食べる方が糖質摂取量は少なくなります。
逆にフライにすると衣の分、糖質量も多くなってしまうので注意が必要です。
牡蠣フライに関してはこちらもどうぞ
牡蠣フライのカロリーや糖質量はどれくらい?
牡蠣のカロリー糖質まとめ
牡蠣のカロリーや糖質量をテーマにしてまとめました。
牡蠣100gあたりで60kcal程度とカロリーは高くありません。
生牡蠣の他、酢がきや焼きがきにしてどうぞ!
フライにするとカロリーが高くなってしまうので注意が必要です。