鯖のみりん干しのカロリーと糖質がテーマです。
みりん干しは、他の魚の調理法でもありますすが、開いた魚に醤油、砂糖、みりんなどを合わせて漬け込んだあとに、乾燥させたものです。
鯖のみりん干しは、市場でも多く出回っています。
そんなさばのみりん干しのカロリーと糖質についてまとめていきます。
鯖みりん干しのカロリー
鯖のみりん干しは、砂糖やみりんなどの調味料に漬け込んでからつくるので、生のサバよりもカロリーは高くなります。
みりん干しは、サバ以外にも、【いわし】や【さんま】などのみりん干しが流通しています。
様々なレシピがありますが、以下のような材料でつくることができます。
鯖みりん干し1枚分
鯖(開き1尾):150g
みりん:大さじ1杯
醤油:大さじ1杯
酒:大さじ1杯
砂糖:大さじ1/2杯
このような材料の場合、それぞれの材料のカロリーは以下のようになります。
鯖(開き1尾):371kcal
みりん:43kcal
醤油:14kcal
酒:16kcal
砂糖:17kcal
計461kcal
よって、鯖のみりん干し1枚で461kcal程度になります。
100gあたりで230kcalが目安です。
鯖は、魚の中でも脂質量が多いので、味付けしていない状態でもカロリーは高めです。
100gあたりで247kcalです。マグロなどの脂質量が少ない魚では、100gあたりでも100kcal程度しかありません。
その他、【うなぎ】や【さんま】などの魚類もカロリーが高めです。
鯖みりん干しの糖質はどれくらい
基本的に糖質は、糖質=炭水化物−食物繊維で計算することができます。
鯖のみりん干しの1枚あたりの栄養成分は以下のようになります。
炭水化物:14.9g
食物繊維:0g
糖質:14.9g
よって、鯖のみりん干し1枚あたりの糖質は、14.9gとなります。100gあたりで7.4g程度になります。
※材料によって多少糖質量は変わってきます。
魚である鯖、また調味料には食物繊維が含まれていないので、炭水化物量がそのまま糖質となります。
鯖100gあたりの糖質は、0.5gと少ないのですが、鯖のみりん干しには、みりんや砂糖などの糖質の多い調味料も使用するために、全体の糖質量は多くなります。
ですので、糖質制限中の方は注意が必要です。
鯖のみりん干しはダイエット向き?
鯖のみりん干しは、1枚(1尾)あたりで400kcalを超えます。
ですので、おかずとしてカロリーは高めといえます。ですので、ダイエット中の方は、鯖のみりん干しを食べる際に、1枚丸ごとではなく、半身にしたり、摂取量を減らすことで、カロリーを抑えることができます。
また鯖みりんを食べる際は、ついついご飯も多く食べてしまいがちです。
白米ご飯は、お茶碗1杯(150g)で252kcalですので、ご飯はたくさん食べ過ぎないように注意が必要です。
定食にすると、800kcal~が目安となります。
鯖みりん干しの糖質を抑えるコツ
鯖自体の糖質は、100gあたりで0.5gとかなり少ないので、糖質制限向きの食材といえます。
ですが、鯖みりん干しには、みりんや砂糖などの糖質が多い調味料を使用するので、全体の糖質が多くなってしまいます。
みりんは大さじ1杯で糖質7.8g、また砂糖は大さじ1杯で糖質は9.0gとなります。
市販品のさばみりんは、すでにみりんや砂糖が添加してあるので、ここから糖質量を抑えるのは難しくなります。
糖質制限中の方は、鯖みりん干しではなく、塩焼きのサバを食べる方が糖質を抑えられます。
どうしても食べたい場合は、手間はかかりますが、自分で作るのも手です。
糖質量を抑えた砂糖やみりんを使うことで、鯖みりん干しの糖質を抑えられます。
鯖みりん干しで摂取できる栄養素
鯖には、不飽和脂肪酸の一種である【DHA】【EPA】が豊富に含まれています。
またビタミンDやビタミンB12も豊富です。
DHAは、血液をサラサラにし、コレステロール値を下げる効果があり、EPAには脳神経を活性化し、記憶力を向上する働きがあります。
魚の中でも、さばには特に多く含まれています。
またビタミンDは、カルシウムの吸収を促進し、骨を丈夫にする働き。
ビタミンB12には、貧血を予防する作用もあります。
鯖みりんは、美味しいだけではなく、栄養も豊富です。ただ、塩分も多く含まれているので注意が必要です。
鯖みりん干しのカロリー糖質まとめ
鯖みりん干しのカロリーと糖質についてまとめました。
鯖みりん干しは、100gあたりで230kcal程度、糖質も7.4g程度あるので、ダイエット中の方は注意が必要なおかずです。
ただ栄養価も高いので、食べ過ぎないように気を付けて、美味しい鯖を味わってください。
カロリー、糖質を抑えるのであれば【塩焼き】がおすすめです。