天かす(揚げ玉)のカロリーと糖質がテーマです。
天かすは、天ぷらを揚げたときにできる小さい塊ですが、たぬきそばやたぬきうどんなど様々な料理に用いられています。
そんな天かすのカロリーと糖質について、管理栄養士である管理人がまとめていきます。
天かす(揚げ玉)のカロリー
天かすは、油で揚げているので、カロリーは高くなりがちです。
食品成分表をもとにすると、天かす100gあたりの栄養成分は以下のようになります。
天かす100gあたりの栄養成分
エネルギー:588kcal
タンパク質:4.3g
脂質:47.7g
炭水化物:37.0g
食物繊維:3.3g
よって、天かす100gあたりで588kcalとなります。
天かすの栄養成分の半分以上は、脂質であるため、カロリーは高いです。油は100gあたりで9kcalです。
天かすを一度に100gも使うということはないですが、少量でも高カロリーとなります。
天かす(揚げ玉)大さじ1杯あたりのカロリー
天かす大さじ1杯あたりで5gとなります。
大さじ1杯というのは、うどんやそばなどにのせる量です。
天かす大さじ1杯あたりのカロリーは、29kcalです。カロリーは高いので、注意が必要です。
うどんチェーン店では、天かすがセルフサービスのところもありますが、大さじ1杯で約30kcalとなります。
一般的なかけうどん(約250g)のカロリーは、約300kcalとなります。トッピングが多いほど、うどんやそば、一杯あたりのカロリーも高くなります。
麺のトッピング | カロリー |
ねぎ(10gあたり) | 3kcal |
温泉卵(1個あたり) | 76kcal |
油揚げの甘煮(1枚あたり) | 66kcal |
天かす(揚げ玉)の糖質はどれくらい
基本的の糖質は、糖質=炭水化物−食物繊維で計算することができます。
ですので、天かすの糖質も同じように計算することができます。
天かす100gあたりの糖質量は以下のようになります。
天かす100gあたりの栄養成分
炭水化物:37.0g
食物繊維:3.3g
糖質:33.7g
よって、天かす100gあたりの糖質量は、33.7gとなります。
脂質含有量の多い天かすですが、炭水化物量も含まれていますので、100gあたりの糖質量は33.7gと多くなります。
ですので、糖質制限をしている方は注意が必要です。
天かす(揚げ玉)大さじ1杯あたりの糖質
天かすを使う場合、大さじ1杯程度を料理にふりかけるのが多いと思います。
天かす大さじ1杯5gあたりの糖質は、1.7gです。
大さじ1杯で約2gと、糖質量は多くなります。そのほか、トッピングの糖質量は以下のようになります。
麺のトッピング | 糖質 |
ねぎ(10gあたり) | 0.5g |
温泉卵(1個あたり) | 0.2g |
油揚げの甘煮(1枚あたり) | 2.0g |
天かすをのせるよりも、糖質が少ないネギや、温泉卵のようなトッピングの方が糖質を抑えられます。
なお、うどん1杯の糖質は40~50g程度になります。
天かすのカロリーを抑える
天かすは、市販品を使うことが多いと思いますが、基本的に高カロリーであり、自分で作っても、油を多く吸っているので、カロリーは高くなってしまいます。
同様に、炭水化物も多く含むので糖質も多いです。
ですので、ダイエット中の方には不向きです。
どうしても食べたいという方、市販品を使うのであれば、ノンフライの天かすがおすすめです。
100gあたりで、約600kcal程度のある天かすですが、ノンフライのものを選ぶことで、100gあたりで約400kcalとなります。
大さじ1杯程度であれば、20kcalとなります。
市販品を購入するのであれば、ノンフライのものを購入すると、カロリーは抑えられます。
しかし、脂質を抑えている分、糖質量は多くなってしまうので注意が必要です。※上記の商品の場合、小さじ1杯あたりの糖質量は3gとなります。
天かす(揚げ玉)のカロリー糖質まとめ
天かすのカロリーと糖質をテーマにまとめました。
天かすは、100gあたりで、588kcal、そして大さじ1杯で29kcalです。
糖質量は、100gあたりで33.7g、大匙1杯で1.7gとなります。
カロリーは高く、糖質量も多いので注意が必要です。