キヌアのカロリーと糖質がテーマです。
キヌアは、穀物類の一種ですが、スーパーフードとされており、飢餓や栄養失調などの改善に期待されています。
キヌアは、そのまま食べるのではなく、ごはんと一緒に炊いたり、キヌアだけ茹でてサラダに混ぜて食べたりします。
そんなキヌアのカロリーや糖質についてまとめていきます。
キヌアのカロリーはどれくらい
キヌアは、プチっとした食感が特徴的で、タンパク質やミネラルも豊富な食品です。
白米だけではなく、白米にキヌアを混ぜて炊くだけでも栄養価は高くなります。
そんなキヌアのカロリーはどれくらいでしょうか。
食品成分表をもとにすると、キヌア100gあたりの栄養成分は以下のようになります。
キヌア100gあたりの栄養成分(玄穀)
エネルギー:344kcal
タンパク質:13.4g
脂質:3.2g
炭水化物:69.0g
食物繊維:6.2g
よって、キヌア100gあたりのカロリーは、344kcalとなります。
数値だけみると、100gあたりで344kcalというのは高カロリーですが、実際キヌアを食べる際は、炊いてから食べるので、一度に100gも摂取するということはなかなかないです。
1食分の目安量は、大匙1杯分であり、カロリーは52kcalとなります。
白米とカロリーを比較すると
栄養価の高いキヌアですが、白米とカロリーを比較すると、以下のようになります。
キヌア | 白米 | |
カロリー | 344kcal | 342kcal |
タンパク質 | 13.4g | 6.1g |
脂質 | 3.2g | 0.9g |
食物繊維 | 6.2g | 0.5g |
キヌアと白米は、そこまでカロリーが変わるというわけではありません。カロリーはほぼ一緒です。
ですが、キヌアはタンパク質や脂質、そして食物繊維も白米よりも豊富に含まれています。
一方、白米はキヌアより炭水化物類が多く含まれています。
ダイエット目的でキヌアを摂取する方もいますが、低カロリーというわけではないです。
炊いたキヌアのカロリー
白米ごはんは、炊くことで約2倍に膨らみますが、キヌアは約3倍に膨らみます。
ですので、炊く前の白米100gは、358kcalですが、炊いた後、白米ごはんは100gあたりで168kcalとなります。炊飯し、体積が増えるためです。
キヌアの場合、約3倍に膨らむので、100gあたりで114kcal程度になります。
炊いたキヌアを食べる場合、100gあたりのカロリーは白米ごはんよりは低くなります。
キヌアの糖質はどれくらい
キヌアの糖質量はどれくらいでしょうか。
基本的に糖質は、糖質=炭水化物−食物繊維で計算することができます。
ですので、キヌアの糖質量も同じように計算することができます。
キヌア100gあたりの糖質量は以下のようになります。
キヌア100gあたりの糖質
炭水化物:69.0g
食物繊維:6.2g
糖質:62.8g
よってキヌア100gあたりの糖質量は62.8gとなります。
キヌアは、穀物類であり、炭水化物量が多いので、糖質は少なくありません。
ですが、実際に1食分で食べるのは、大さじ1杯程度の微量であり、糖質は9.5gとなります。
白米と糖質を比較すると
白米、玄米の100gあたりの糖質は以下のようになります。
白米 | 77.1g |
---|---|
玄米 | 71.3g |
キヌア | 62.8g |
キヌアは、ほかの穀類と比較すると糖質量は少ないです。
とはいえ、食品全体でみると、穀物類は糖質量が多いので、糖質制限中の方は注意が必要です。
キヌアは糖質量は少なくないですが、炊飯すると約3倍に膨らみ、さらに白米よりも糖質が少ないので、白米ごはんを食べるよりは、摂取する糖質量は少なくなります。
キヌアはダイエット向きか
キヌアは、穀物類なのでカロリー糖質ともに少なくありません。
ですが、白米ごはんと比較すると、水でよく膨らみ、栄養価も高いので、満足感が得られます。
ダイエット中に白米ごはんを食べるのであれば、キヌアを食べたほうがカロリー摂取量は少なくなります。
またキヌアには、以下のような栄養成分が豊富に含まれています。
- 食物繊維
- 鉄分
- 亜鉛
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- 葉酸
便通に効果のある、食物繊維は玄米よりも多いです。
また女性に必要な成分である、鉄分や葉酸も玄米より多く含まれています。
またエネルギー代謝に関わる、ビタミンB群も多く含まれています。
白米や玄米よりも値段の高いキヌアですが、それだけ栄養は豊富です。
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キヌアのカロリー糖質まとめ
キヌアのカロリーや糖質をテーマにまとめました。
キヌアは、100gあたり344kcalと白米ごはんとカロリーはそこまで変わりませんが、糖質量は100gあたりで62.8gと、白米ごはんや玄米よりも低くなります。
また栄養価も高いといえます。