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生麩のカロリーと糖質はどれくらい【管理栄養士執筆】

生麩のカロリーや糖質がテーマです。

生麩は主に小麦粉グルテンともち米が原料となっており、もちもちとした食感も人気です。

そんな生麩のカロリーや糖質についてまとめていきます。



生麩のカロリーはどれくらい

生麩は田楽にして食べられることも多く、低カロリーな食材であると認識している方も多いかと思います。

こんにゃくのような見た目ですが、穀物類に分類されています。

そんな生麩のカロリーはどれくらいでしょうか。

食品成分表によると、生麩100gあたりの栄養成分は以下のようになります。

生麩(100gあたり)

エネルギー:161kcal
タンパク質:12.7g
脂質:0.8g
炭水化物:26.2g
食物繊維:0.5g

よって、生麩100gあたりで161kcalとなります。

生麩のカロリーは低いというわけではありません。

参考までに、白米ごはんは100gあたりで156kcalですので、生麩は白米ごはんよりも高カロリーということになります。

ただ、白米ごはんはタンパク質量が少なく、炭水化物量が多いのに比べ、生麩は高たんぱくであり、炭水化物量は他の穀物類よりも低いです。

白米ごはんの栄養成分(100gあたり)

エネルギー:156kcal
タンパク質:2.5g
脂質:0.3g
炭水化物:37.1g
食物繊維:1.5g

栄養成分は異なりますが、カロリーだけでみると白米ごはんと対して変わりありません。

低カロリーというイメージをもつ方もいるかもしれませんが、食べ過ぎには注意しましょう。



生麩の糖質はどれくらい

糖質は、糖質=炭水化物−食物繊維で計算することができます。

生麩100gあたりの糖質は以下のようになります。

生麩100gあたりの糖質

炭水化物量:26.2g
食物繊維:0.5g

糖質:25.7g

よって生麩100gあたりの糖質は25.7gとなります。

穀物類に分類されているので、生麩に含まれる糖質の量は少なくはないです。

参考までに、白米ごはん100gあたりの糖質量は35.6gとなり、生麩よりも多くなります。

100gあたりのカロリーはあまり変わりないですが、糖質量でみると生麩の方が白米ごはんより糖質量は少なくなります。



生麩田楽のカロリーと糖質

生麩は田楽として食べられることも多いです。

京料理のお店でも生麩田楽を提供しているお店は多いです。

様々なレシピがありますが、生麩田楽は以下のような材料でつくることができます。

生麩田楽1串あたり

生麩:20g
白みそ:6g
砂糖:0.5g
酒:2g
みりん:2g

このような材料の場合、それぞれの材料のカロリーは以下のようになります。

生麩:32kcal
白みそ:12kcal
砂糖:2kcal
酒:2kcal
みりん:5kcal

53kcal

生麩田楽1串あたりで53kcal程度になります。

材料によってもカロリーは変わってきますが、砂糖やみりんなどの糖質を含む調味料を使用することが多いため、1串で約50kcalです。

生麩田楽の糖質

生麩田楽1串(30g)の糖質は、8.6gとなります。

1串あたりですと、10g未満ですが多く食べるほど摂取する糖質量は多くなるので注意が必要です。

生麩はダイエット向きか

穀類に分類される生麩は、低カロリーな食材と伝えられることもありますが、100gあたりで161kcalですので、カロリーは低いわけではありません。

白米ごはんの方がカロリーは低いです。

しかし、穀類の中でもタンパク質を多く含み、炭水化物量は控えめなので、糖質量は少なくなります。

もちもちといった食感がおいしい生麩ですが、低カロリーであるといイメージから食べ過ぎてしまうと、カロリー過多となってしまうため注意が必要です。

ですので、ダイエット中の方は注意が必要な食材であるといえます。

生麩のカロリーと糖質まとめ

生麩のカロリーと糖質についてまとめました。

生麩は100gあたりで161kcal、糖質は100gあたりで25.7gです。

生麩田楽にすると、調味料の分カロリーも高くなります。

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