桜餅のカロリーや糖質がテーマです。
桜餅には道明寺・長命寺のものがありますが、それぞれカロリーや糖質はどれくらいでしょうか。
桜餅についてまとめていきます。
桜餅のカロリーはどれくらい？
桜餅には、それぞれ関東風と関西風が存在しており、
関東風のものを長命寺桜餅
関西風のものを道明寺桜餅
としています。
関東風のものは、薄紅色に染めた小麦粉の生地を薄くのばして焼き、そして餡を包んでいます。
向島にある 「長命寺」が発祥とされています。
一方の関西風は、薄紅色に染めた 道明寺粉(もち米を蒸して乾燥)を蒸して餡を包みます。
関西風は、どちらかというと、おはぎのような形になります。
そして塩漬けした桜の葉で包んでいます。
食感も関東風と関西風では違ってきます。
では、それぞれのカロリーはどれくらいでしょうか。
食品成分表をもとにすると、それぞれの栄養成分は以下のようになります。
関東風・長命寺
エネルギー：238kcal
水分:40.5g
タンパク質：4.5g
脂質：0.4g
炭水化物：54.2g
食物繊維：2.6g
※皮：あん＝４：５
関西風・道明寺
エネルギー：200kcal
水分:50.0g
タンパク質：3.4g
脂質：0.2g
炭水化物：46.1g
食物繊維：1.7g
※皮：あん＝３：２
よって桜餅100gあたりで関東風は238kcal、関西風は200kcalとなります。
関東風と関西風を比較すると、関東風の方が、餡の割合が多く、そして砂糖の含有量の割合が多くなり関西風と比較すると、カロリーが多少高くなるようです。
桜餅１個あたりの重量は５０ｇ程度なので、それぞれ１個あたりに換算すると
- 長命寺： 119kcal
- 道明寺： 100kcal
と多少カロリーに差がうまれます。
桜餅の糖質はどれくらい？
では、糖質はどうなるでしょうか。
基本的に糖質は、糖質＝炭水化物量－食物繊維量で計算することができます。
桜餅の糖質も同じように計算することができます。
桜餅１００ｇあたりの糖質はそれぞれ以下のようになります。
関東風・長命寺
糖質＝炭水化物量－食物繊維量＝54.2-2.6=51.6g
関西風・道明寺
糖質＝炭水化物量－食物繊維量＝46.1-1.7=44.4g
よって、それぞれの100gあたりの糖質は、
- 長命寺： 51.6g
- 道明寺： 44.4g
となります。
また、桜餅１個あたり(５０ｇ)の糖質は
- 長命寺： 25.8g
- 道明寺： 22.2g
このようになります。
ですので桜餅１個あたりの糖質は20g以上になります。
炭水化物量が多いので、糖質量は少なくないです。
桜餅のカロリー糖質まとめ
桜餅のカロリーや糖質をテーマにしてまとめました。
桜餅は関東風・関西風に分かれますが、原材料が違うので、多少カロリーや糖質量には差があります。
関東風の長命寺の方が、関西風よりもカロリーが高く、糖質も多くなります。
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