醤油のカロリーや糖質量がテーマです。
醤油のカロリーや糖質量はどれくらいでしょうか。
また大さじや小さじではどれくらいになるでしょうか。
醤油についてまとめていきます。
醤油のカロリーはどれくらい?
醤油は様々な料理に使われる調味料であるといえます。
一般に多く出回っているのは【こいくち醤油】です。
他にもうすくち醤油やたまり醤油など、様々な種類の醤油がありますが、醤油によってカロリーは変わってきます。
それぞれの100gあたりの栄養成分は以下のようになります。
こいくちしょうゆのカロリー
こいくち醤油は、醤油の中でも生産量が多いものです。
香りが強く、煮物や焼き物、そしてタレなどの様々な料理に利用することができます。
塩分量は100gで14.5gとなっています。
エネルギー:71kcal
水分:67.1g
タンパク質:7.7g
脂質:0.0g
炭水化物:10.1g
食物繊維:0.0g
100gで71kcalとなります。
うすくちしょうゆのカロリー
うすくち醤油は、香りは弱いタイプの醤油です。
「うすくち」という名前がついていますが、塩分量は、100gで16.0gとなっており、こいくち醤油よりも塩分量は多いです。
色が薄いので、うすくちしょうゆという名前がついていて、こちらも煮物やうどんのつゆなどに使われています。
エネルギー:54kcal
水分:69.7g
タンパク質:5.7g
脂質:0.0g
炭水化物:7.8g
食物繊維:0.0g
100gで54kcalとなっています。
たまりしょうゆのカロリー
たまり醤油は、小麦をほとんど使わず、ほぼ大豆のみで作られる醤油です。
大豆を蒸したものに麹菌をうえつけて、塩水に仕込んで熟成させてつくられます。
刺身やお煎餅などに使われます。
塩分量は100gで13.0gとなっています。
エネルギー:111kcal
水分:57.3g
タンパク質:11.8g
脂質:0.0g
炭水化物:15.9g
食物繊維:0.0g
醤油の中では最もカロリーが高いです。
さいしこみ(再仕込み)しょうゆのカロリー
さいしこみ醤油は、流通量の少ない醤油です。
通常しょうゆは麹を食塩水で仕込みますが、さいしこみ醤油は醤油で仕込むので、値段も高いです。
塩分量は100gで12.4gとなっています。
エネルギー:102kcal
水分:60.7g
タンパク質:9.6g
脂質:0.0g
炭水化物:15.9g
食物繊維:0.0g
こちらも醤油の中ではカロリーが高い方です。
しろしょうゆのカロリー
しろしょうゆも流通量の少ない醤油です。
色が他の醤油と比べてとても薄く、ほとんど透明であるといえます。
うどんの汁にも利用されています。
塩分量は100gで14.2gとなります。
エネルギー:87kcal
水分:63.0g
タンパク質:2.5g
脂質:0.0g
炭水化物:19.2g
食物繊維:0.0g
100gで87kcalとなります。
醤油は100gあたりで50~100kcalと差があります。
たまり醤油やさいしこみ醤油など、特殊な製法のものはカロリーが高くなります。
醤油の大さじ・小さじあたりのカロリー
醤油は、大さじ1杯や小さじ1杯程度の量で使用することの方が多いといえますが、カロリーはどれくらいになるでしょうか。
基本的に醤油の重さは
- 大さじ1杯:18g
- 小さじ1杯:6g
となります。
カロリーは以下のようになります。
【こいくちしょうゆ】
- 大さじ1杯: 13kcal
- 小さじ1杯: 4kcal
【うすくちしょうゆ】
- 大さじ1杯: 10kcal
- 小さじ1杯: 3kcal
【たまりしょうゆ】
- 大さじ1杯: 20kcal
- 小さじ1杯: 7kcal
【さいしこみしょうゆ】
- 大さじ1杯: 18kcal
- 小さじ1杯: 6kcal
【しろしょうゆ】
- 大さじ1杯: 16kcal
- 小さじ1杯: 5kcal
100gあたりで換算するとカロリーに大きな違いがありましたが、大さじや小さじでは、カロリーはあまり変わりありません。
醤油の糖質量はどれくらい?
では、醤油の糖質量はどれくらいでしょうか。
基本的に糖質は、糖質=炭水化物量-食物繊維量で計算することができます。
ですので、醤油の糖質量も同じように計算することができます。
食品成分表をもとにすると、100gあたりの醤油の糖質量は以下のようになります。
醤油には食物繊維量が含まれていないので、糖質=炭水化物量になります。
それぞれ100gあたりの糖質量は以下のようになります。
- 【こいくちしょうゆ】糖質10.1g
- 【うすくちしょうゆ】糖質7.8g
- 【たまりしょうゆ】糖質15.9g
- 【さいしこみしょうゆ】糖質15.9g
- 【しろしょうゆ】糖質19.2g
糖質量としては、しろしょうゆの糖質量が最も多くなります。
通常よく使用されるこいくち醤油は、100gで10.1g程度になります。
大さじ・小さじの醤油の糖質量はどれくらい?
では、醤油大さじ、小さじ1杯あたりの糖質量はどれくらいでしょうか。
醤油大さじ1杯で18g・小さじ1杯で6gの重量となります。
1食分の料理を作る際は、大さじ、もしくは小さじを利用することの方が多いかと思います。
【こいくちしょうゆ】
- 大さじ1杯: 1.8g
- 小さじ1杯: 0.6g
【うすくちしょうゆ】
- 大さじ1杯: 1.4g
- 小さじ1杯: 0.5g
【たまりしょうゆ】
- 大さじ1杯: 2.9g
- 小さじ1杯: 1.0g
【さいしこみしょうゆ】
- 大さじ1杯: 2.9g
- 小さじ1杯: 1.0g
【しろしょうゆ】
- 大さじ1杯: 3.5g
- 小さじ1杯: 1.2g
醤油の種類によって多少糖質量は変わってきますが、大さじ1杯でも1.5~3.5g、そして小さじ1杯でも0.5~1.2gとなっています。
醤油は大さじ1杯程度使うこともありますが、醤油の種類によっては、3g程度も糖質量が増えることもあります。
ですが、一般的に多く使われる濃口醤油であれば、大さじ1杯で1.8g程度になります。
大さじ1杯程度であれば、そこまで気にする量ではないですが、醤油の種類によっては糖質量が多くなります。
醤油は太る調味料?
では醤油を摂取することで太るといえるでしょうか。
醤油の調味料は100gあたりで50~100kcalとなります。
一般に料理によく使われる濃口醤油であれば大さじ1杯で13kcalとなります。
ですので、料理に使う程度の量であればカロリー面でみると問題ありません。
糖質でみると
では糖質量でみるとどうなるでしょうか。
醤油の糖質量は100gあたりで10~20gとなりますが、醤油を100gも使うということは少ないといえます。
1食あたりで使うのは、せいぜい大さじ1杯くらいです。
大さじ1杯で1.5~3.5g程度です。
一般に多く使用される濃口醤油であれば1.8gであり、糖質制限をしている方にも問題のない量です。
ただ、醤油には食塩も多く含まれており、大さじ1杯でも塩分量は2.6gとなります。
なので使い過ぎには注意が必要です。
日本人の1日の食塩相当量は
- 成人男性で8g未満
- 成人女性で7g未満
となっています。
ですので塩分の摂取しすぎには注意すべきですので、カロリー、糖質量の面だけではなく、摂取する際は注意が必要です。
醤油のカロリー糖質まとめ
醤油のカロリーや糖質量をテーマにしてまとめました。
醤油は種類によってカロリーが変わってきます。
一般に多く使われる濃口醤油であれば大さじ1杯で13kcal程度です。
また糖質量は1.8gとなります。
ただ醤油の種類によっては糖質量は多いですし、塩分量も多いので注意が必要です。
こちらの記事もどうぞ
塩のカロリーや糖質量は?小さじ・100gでは?