昆布のカロリーや糖質量がテーマです。
昆布のカロリーや糖質量はどれくらいでしょうか。
また昆布の佃煮の場合はどうなるでしょうか。
昆布についてまとめていきます。
昆布のカロリーはどれくらい
昆布は、海藻の一種であり、旨味成分であるグルタミン酸を多く含むので、旨みもあり、だしとして利用されることも多いです。
そんな昆布は、煮物や佃煮、そしておでんなどにも利用されていますがカロリーはどれくいになるのでしょうか。
食品成分表をもとにすると、昆布100gあたりの栄養成分は以下のようになります。
長昆布
エネルギー:140kcal
水分:10.0g
タンパク質:8.3g
脂質:1.5g
炭水化物:58.5g
食物繊維:36.8g
昆布100gあたりで140kcal となります。
また昆布といっても、多くの種類があります。
今回は、昆布の中でも多く使用される長昆布の栄養成分を記載しました。
あまりカロリーに差はないのですが、100gあたりのカロリーは以下のようになります。
- えながおにこんぶ:138kcal
- がごめこんぶ:142kcal
- ほそめこんぶ:147kcal
- まこんぶ:145kcal
- みついしこんぶ:153kcal
- 利尻昆布:138kcal
多少カロリーの差はありますが、100gあたりで140kcal前後になります。
昆布は一度に100gも摂取するということはなかなかないので、実際の摂取カロリーはもっと少なくなるといえます。
昆布1個あたりのカロリー
そもそも昆布を丸ごと1個食べるということは少ないといえます。
おでんや煮物にすると、結び昆布にして食べることもあるかと思いますが、出汁に使うことの方が多いのではないでしょうか。
結び昆布などのサイズは、1個あたりで4程度になります。
※水分を吸って2.5倍の10gになります。
昆布1個(10g)で6kcalとなります。
結び昆布を1個食べる程度でしたら、あまりカロリーは気にしなくて大丈夫です。
昆布の糖質量はどれくらい
では、昆布の糖質量はどれくらいでしょうか。
基本的に糖質は、糖質=炭水化物量-食物繊維量で計算することができます。
ですので、昆布の糖質量も同じように計算することができます。
食品成分表をもとにすると、昆布100gあたりの糖質量は以下のようになります。
糖質=炭水化物量-食物繊維量=58.5‐36.8=21.7g
よって昆布100gあたりで糖質量は、21.7gとなります。
ちょっと糖質量が多いと思うかもしれませんが、あくまで素干しのデータです。
実際、乾燥させた昆布をこれだけ食べる機会はほぼないと考えられますので、実際の昆布の糖質の摂取量は少ないといえます。
昆布1個あたりの糖質
結び昆布などにした場合の昆布の重量は4g程度になります。
ですので、昆布1個あたりの糖質量は0.8gになります。
1個あたりで換算すると糖質量は少ないといえます。
なので糖質制限中の方が食べても問題ないといえます。
昆布の佃煮のカロリー糖質はどれくらい
昆布の佃煮は、水につけて柔らかくした昆布を水煮して、醤油などの調味料と一緒に昆布を煮詰めたものです。
市販ではごま付きのものが多いかと思います。
そんな昆布の佃煮のカロリーはどれくらいでしょうか。
食品成分表をもとにすると、昆布の佃煮100gあたりの栄養成分は以下のようになります。
エネルギー:168kcal
水分:49.6g
タンパク質:6.0g
脂質:1.0g
炭水化物:33.3g
食物繊維:6.8g
ですので、昆布の佃煮100gあたりで168kcalとなります。
昆布の佃煮は100gあたりで換算すると、200kcal近いですが、ご飯に少しのせて食べる程度ですと、約5g程度であるといえます。
そうすると1食あたりで8kcalです。
なので、1食分で換算するとあまりカロリーは気にしなくて大丈夫です。
昆布の佃煮の糖質量はどれくらい
では、昆布の佃煮の場合は糖質量はどれくらいでしょうか。
基本的に糖質は、糖質=炭水化物量-食物繊維量で計算できるので昆布の佃煮の糖質量も同じように計算できます。
食品成分表をもとにすると昆布の佃煮100gあたりの糖質量は以下のようになります。
糖質=炭水化物量-食物繊維量=33.3‐6.8=26.5g
よって昆布の佃煮100gあたりの糖質量は、26.5gとなります。
昆布の佃煮には、砂糖などの糖質量が多い調味料も使われているので、100gあたりで換算すると糖質量は結構多くなります。
ただ昆布の佃煮を1回に食べる量はせいぜい5g程度です。
そうすると、1食あたりの糖質量は1.4g程度です。
これくらいの量にとどめておくのであれば、糖質はあまり気にしなくても大丈夫です。
昆布で太ることはある?
昆布は素干しの状態では100gあたりで140kcal程度です。
水で戻すと2.5~3倍程度に膨らむので、実際、昆布を食べる量は1個で4g程度です。
そうすると、昆布1個の摂取カロリーは 10kcal以下になりますので、カロリーで見るとあまり気にしなくても大丈夫です。
昆布の栄養としては、食物繊維に注目すべきです。
昆布を少量を摂取するだけでも、食物繊維を多く摂取することができます。
食物繊維を摂取することで、便秘の改善や、血糖値の急な上昇を防いで糖尿病を予防するなどの効果が期待できます。
昆布をそのまま食べる料理というのは、煮物や佃煮、おでんの具材などですが、だしをとった後の昆布を食べることで、食物繊維を摂取することができますよ。
なので、ダイエット中の方にもおススメの食材であるといえます。
糖質面でみると
昆布の糖質量は素干し100gあたりで21.7gです。
ただ実際には、乾燥した状態の昆布を100gも食べるということはまず考えられません。
結び昆布にする場合でも、乾燥昆布を使うのは4g程度です。
なので、実際の糖質摂取量は 0.8g 程度になるので、糖質制限中の方も問題なく食べられます。
ただ、佃煮となると砂糖を使用するので多少糖質量は多くなります。
1食を5gに抑えるのであれば佃煮を食べても問題はありません。
昆布のカロリー糖質まとめ
昆布のカロリーや糖質量をテーマにしてまとめました。
昆布は1食あたりで換算するとカロリーも糖質量も多くないです。
なので、ダイエット中の方も糖質制限中の方も食べて問題ないです。
むしろ食物繊維が豊富に含まれているので、食事のバランスが悪く、便秘がちな方にもおススメの食材であるといえます。
ただ佃煮は塩分含有量も多いので食べ過ぎには注意が必要です。
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