藻類

ひじきのカロリーや糖質量はどれくらい

ひじきのカロリーや糖質量がテーマです。

ひじきのカロリーや糖質量はどれくらいでしょうか。

ひじきについてまとめていきます。



ひじきのカロリーはどれくらい

ひじきは藻類の一種です。

 

普段食べているひじきは、ひじきを水で煮た後に乾燥させたものです。

 

ひじきはこれまで鉄分が多いとされていましたが、食品成分表7訂から大幅に成分が改訂されるようになりました。

 

現在、ひじきの分析表ではステンレス釜・鉄釜による分析値があります。

 

これまでひじきの鉄分含有量が多いといわれていたのは、鉄鍋の成分が流出していたのではないかといわれています。

 

ステンレス製の鍋で、鉄分の含有量を分析すると、相当含有量が減っているのです。

 

では、そんなひじきのカロリーはどれくらいでしょうか。

 

食品成分表をもとにすると、ひじき100gあたりの栄養成分は以下のようになります。

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ひじき乾【ステンレス釜】

エネルギー:149kcal
水分:6.5g
タンパク質:9.2g
脂質:3.2g
炭水化物:58.4g
食物繊維:51.8g
鉄分:6.2mg

 

ひじき乾【鉄釜】

エネルギー:145kcal
水分:6.5g
タンパク質:9.2g
脂質:3.2g
炭水化物:56.0g
食物繊維:51.8g
鉄分:58.2mg

ステンレス釜と鉄釜では鉄分の含有量に大きな差がみられます。

 

ですので、ひじき(乾燥)100gあたりで140kcal程度となります。

 

ただ、実際ひじきの煮物を作る際は、水に漬けてひじきを戻してから油で炒めるなどして調理するので、乾燥したひじきを1食で100gも食べるということはあまりないです。

 

乾燥したひじきは、8.5倍程度に膨らみます。

 

つまり、実際には、100gのひじきを水で戻すと、850g程度で145kcalという計算になります。

ですが、食品成分表ではゆでたひじき100gあたりで10kcaであると記載されています。

 

なので、実際茹でて調理するひじきのカロリーはとても低い数値になるといえます。



ひじきの糖質量はどれくらい?

では、ひじきの糖質量はどれくらいでしょうか。

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基本的に糖質は、糖質=炭水化物量-食物繊維量で計算することができます。

 

ですので、ひじきの糖質量も同じように計算することができます。

 

食品成分表7訂をもとにすると、ひじき100gあたり(ステンレス釜)の糖質量は以下のようになります。

糖質=炭水化物量-食物繊維量=58.4‐51.8=6.6g

よって、乾燥したひじきの100gあたりの糖質量は6.6gです。

 

乾燥したひじき100gで糖質量が6.6gですので、実際に茹でて食べる際の糖質量は少なくなります。

 

8.5倍程度に水で戻すと膨らむので、茹でたあと膨らんだ場合、850gあたりの糖質量が6.6gとなります。

 

なので、数値のみで計算すると、水で戻した場合の糖質量は、100gあたりで1.3g程度になる計算になります。

 

ですので、ひじきの糖質量は少ないといえます。

 

なので、糖質制限をしている方も、ひじきを料理に使っても問題はないです。

 

ただ、ひじきを煮物にする際などは、砂糖やみりんなどの甘めの調味料を使うこともあるので、煮物にする際は、注意してください。



ひじきの栄養価は高い?

基本的に海藻類の一種であるひじきは、低カロリーです。

 

そんなひじきは、子供の献立にもよく使われており、栄養が高いイメージがありますが、実際どのような栄養があるのでしょうか。

 

ひじきの栄養成分として期待できるのは鉄分の他

  • カルシウム
  • 食物繊維
  • カリウム

などの栄養素です。

 

ひじきには、鉄分の他にもミネラルが豊富に含まれています。

ひじきの鉄分

鉄分は、貧血予防に効果があります。

 

茹でたひじき100gあたりには鉄分が2.7mg(鉄釜)含まれており、これは成人女性の1日の摂取目安の1/4量を摂取していることになります。

 

鉄分が不足すると、貧血の症状を起こすことがあるので、ひじきなどの鉄分を多く含む食品を日々摂取する必要があります。

ひじきのカルシウム

カルシウムは、骨を丈夫にし、骨粗しょう症を予防する効果がありますが、ひじきにも多く含まれています。

 

茹でたひじき100gあたりには、96mgものカルシウムが含まれています。

 

これは成人女性の1日の摂取目安の1/6量を摂取していることになります。

ひじきの食物繊維

食物繊維量も豊富に含まれているので、茹でたひじきで、1日の目安量の1/5量を摂取できます。

 

食物繊維は現代人に不足しがちな栄養素であり、ダイエット中は繊維が不足して便秘の症状を引き起こすことがあります。

 

なので、ひじきなどの海藻類や野菜類などから食物繊維を多く摂取する必要があります。

 

このようにひじきには、様々な栄養成分が含まれています。

 

最近では、ひじきの料理もコンビニ等で手軽に摂取できるようになったので、そういったものも活用すると良いです。

ひじきで太ることはある?

ではひじきで太るということはあるのでしょうか。

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乾燥ひじきは100gあたりで140kcal程度の数値ですが、実際ひじきは水で戻してから食べるので、実際の摂取カロリーはとても少ないといえます。

 

8.5倍に膨らむことを考えると、ゆでたひじきは100gあたりで10~16kcal程度になります。

 

ですので、ひじき自体のカロリーはとても低いといえます。

 

ダイエット中の方も食べて問題ないです。

 

むしろ食物繊維も豊富に含まれているので、ダイエット中の方にもおすすめです。

糖質面でみると

では糖質面でみるとどうでしょうか。

 

乾燥ひじきの糖質量は100gあたりで6.6g程度です。

 

実際には水で戻してから調理するので、戻して水煮したひじきの糖質量は、100gあたりで1~2g程度になります。

 

ですので、ひじきの糖質量は少ないといえます。

 

なので、糖質制限中の方も摂取して問題ないです。

 

ただ、ひじきを煮物にする場合は、砂糖やみりんの使用量によって糖質量も多くなってしまうので注意が必要です。

ひじきのカロリー糖質まとめ

ひじきのカロリーや糖質量をテーマにしてまとめました。

ひじき100gは140kcal程度とされていますが、これは乾燥しているひじきの値ですので、実際に食べるひじきのカロリーはかなり少なくなります。

水で戻したひじきのカロリーは低くなりますし、食物繊維や鉄分も豊富なので、積極的に摂取したい食材であるといえます。

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