鮭のカロリーや糖質量がテーマです。
鮭・サーモンのカロリーや糖質量はどれくらいでしょうか。
また切り身一切れではどうなるでしょうか。
鮭・サーモンについてまとめていきます。
鮭(サーモン)のカロリーはどれくらい
鮭は、塩焼きにしたり、刺身にしたり、フライにしたりと様々な調理法で食べられる魚です。
鮭で一般的に多く流通しているのは「しろさけ」「べにさけ」がありますが、その他、店頭でサーモンと呼ばれて販売されている鮭もあります。
鮭には様々な種類がありますが、それぞれカロリーはどれくらいでしょうか。
食品成分表(7訂)をもとにすると、鮭100gあたりの栄養成分は以下のようになります。
銀鮭
アメリカに分布する鮭で、日本では主に養殖魚を輸入しています。
引用元:http://blog.livedoor.jp/youkaijinjya/archives/51537709.html
エネルギー:204kcal
水分:66.0g
タンパク質:19.6g
脂質:12.8g
炭水化物:0.3g
食物繊維:0.0g
しろさけ
一般に多く流通している鮭。
スーパーで鮭というと、この部類が多いです。
画像引用:http://blog.goo.ne.jp/yoshikawasuisan02/e/e0fbe521f2dd9f0734dba3c69565c4e5
エネルギー:133kcal
水分:72.3g
タンパク質:22.3g
脂質:4.1g
炭水化物:0.1g
食物繊維:0.0g
アトランティスサーモン(たいせいようさけ)
刺身として食べられるのが多く、北欧や南米からの輸入品が多いです。
エネルギー:237kcal
水分:62.1g
タンパク質:20.1g
脂質:16.1g
炭水化物:0.1g
食物繊維:0.0g
トラウトサーモン(にじます)
日本で養殖されることが多いサーモン
エネルギー:224kcal
水分:63.0g
タンパク質:21.4g
脂質:14.2g
炭水化物:0.1g
食物繊維:0.0g
このように鮭によって栄養成分やカロリーは変わってきます。
同じ鮭ではありますが、鮭の種類によって多少カロリーは変わってきます。
銀鮭: 204kcal
白鮭: 133kcal
紅鮭: 138kcal
アトランティスサーモン: 237kcal
トラウトサーモン: 224kcal
脂質の含有量が多い鮭は、カロリーが高くなっています。
なお、アトランティスサーモンやトラウトサーモンは、一般にサーモンの刺身としても食べられている品種です。
サーモンの刺身は少し脂っぽいという印象があると思いますが、それは脂質の含有量が多いからです。
一般に焼き鮭として食べられている品種であれば、100gあたりで130kcal程度になります。
なお、他の魚のカロリーは以下のようになります。
100gあたり(kcal) | |
あじ | 126 |
穴子 | 161 |
いわし | 169 |
うなぎ | 255 |
かつお | 114 |
鮭 | 138 |
さば | 247 |
ひらめ | 126 |
ぶり | 257 |
まぐろ | 108 |
鮭は脂質が多い品種でなければ、カロリーは他の魚と同じくらいです。
サーモンとして食べられている品種は、100gあたりで200kcalを超えますが、他にもうなぎやブリなど、脂質量が多いと200kcalを超える魚もいます。
鮭(サーモン)の切り身一切れあたりのカロリー
鮭やサーモンは、切り身で一切れずつ販売されているものも多いかと思います。
鮭の切り身一切れあたりの重さは、80g程度になります。
ですので、一切れあたりのカロリーは以下のようになります。
銀鮭: 163kcal
白鮭: 106kcal
紅鮭: 110kcal
アトランティスサーモン: 190kcal
トラウトサーモン: 179kcal
鮭1切れあたりで100~200kcal程度になります。
鮭として一般に販売されているのは、白鮭や紅鮭ですので、一切れあたりでは100kcal程度になります。
白鮭や紅鮭は、焼き魚にしてもよく食べられていますが、1切れあたりは100kcalくらいになると覚えておくと良いと思います。
なお、グリルなどで脂が落ちるようにして焼くと、さらにカロリーは低くなると考えられます。
鮭(サーモン)の糖質量はどれくらい?
では、鮭の糖質量はどれくらいでしょうか。
基本的に糖質は、糖質=炭水化物量-食物繊維量で計算することができます。
鮭の糖質量も同じように計算することができます。
食品成分表をもとにすると、鮭100gあたりの糖質量は以下のようになります。
銀鮭100g
糖質=炭水化物量-食物繊維量=0.3‐0.0=0.3g
白鮭100g
糖質=炭水化物量-食物繊維量=0.1‐0.0=0.1g
紅鮭100g
糖質=炭水化物量-食物繊維量=0.1‐0.0=0.1g
アトランティスサーモン100g
糖質=炭水化物量-食物繊維量=0.1‐0.0=0.1g
トラウトサーモン100g
糖質=炭水化物量-食物繊維量=0.1‐0.0=0.1g
ですので、鮭100gあたりの糖質量は以下のようになります。
銀鮭: 0.3g
白鮭: 0.1g
紅鮭: 0.1g
アトランティスサーモン: 0.1g
トラウトサーモン: 0.1g
鮭100gあたりの糖質量はかなり少ないといえます。
基本的に魚や肉類は、炭水化物含有量が少ないので糖質制限をしている方も安心して食べられます。
鮭は、ムニエルやフライなど、様々な調理法がありますが、みりんや砂糖、小麦粉などを使う料理は糖質量が多くなります。
糖質制限をしている方が鮭の料理を食べる際は、刺身や焼き魚にして食べる方が、糖質摂取量を抑えることができます。
他の魚も同様に、煮物やフライではなく、焼き魚などの調理法の方が糖質摂取量は少ないです。
鮭(サーモン)で太ることはある?
鮭(サーモン)は、品種にもよりますが、100gあたりのカロリーは130~240kcal程度です。
鮭は品種によってカロリーが異なり、一般に焼き魚としてよく食べられている白鮭や紅鮭の方が低カロリーです。
サーモンの刺身としてよく提供されるアトランティスサーモンやトラウトサーモンの方がカロリーは高いです。
ですので朝ごはんなどでおかずとして鮭を一切れ食べる程度であれば、ご飯や味噌汁と合わせても、カロリーの摂取量は許容範囲内です。
ただ、ご飯は高カロリーになりますので、食べ過ぎには注意が必要です。
また、鮭の中でもサーモンと呼ばれているものはカロリーが高めですので、食べ過ぎには注意が必要です。
糖質面でみると
では糖質面でみるとどうでしょうか。
鮭100gあたりの糖質量は 0.1g 程度です。
ですので鮭の糖質量は少ないために、糖質制限をしている方も、食べることができます。
ただ鮭の中でも塩焼きにするものは、塩分含有量が多いために、ご飯も同時に摂取してしまいがちです。
ご飯1杯(150g)程度の糖質量は、55.2gとなります。
糖質制限をしている方は、1日の糖質摂取目安は100g程度なので、ご飯150gを食べるだけで1日の目安量に達します。
ですので鮭自体は糖質量が少ないのですが、ご飯も同時に食べすぎないように注意が必要であるといえます。
鮭のカロリー糖質まとめ
鮭(サーモン)のカロリーや糖質量をテーマにしてまとめました。
鮭は品種にもよりますが、100gあたりで100~200kcal程度です。
また糖質量は100gあたりで0.1g程度なので糖質量は少ないといえます。
調理法によって糖質摂取量は多くなるので、糖質制限中は、焼き魚にして食べるのが良いといえます。
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