ちくわのカロリーや糖質がテーマです。
ちくわのカロリーや糖質量はどれくらいでしょうか。
また1本あたりだとどうなるでしょうか。
ちくわについてまとめていきます。
ちくわのカロリーはどれくらい
ちくわは、魚肉のすり身を棒にまきつけて焼いたものです。
現在、主流のものは、茶色い焼き色がついた焼きちくわですが、蒸したものは蒸しちくわとも呼ばれています。
各地で様々な竹輪があり、豊橋ちくわ、野焼きちくわ、あご竹輪なども有名です。
そんなちくわのカロリーはどれくらいでしょうか。
食品成分表をもとにすると、ちくわ100gあたりの栄養成分は以下のようになります。
エネルギー:121kcal
水分:69.9g
タンパク質:12.2g
脂質:2.0g
炭水化物:13.5g
食物繊維:0.0g
※焼き竹輪
ですので、ちくわ100gあたりで121kcalとなります。
ちくわは魚のすり身ですのでタンパク質を豊富に含む他、炭水化物量も多く含まれています。
ですので、100gあたりで120kcal程度となります。
魚の練り製品はいろいろなものがありますが、ちくわは少しカロリーが高めです。
ただ油で揚げている練り製品と比較するとカロリーは低いといえます。
100gあたりのカロリー | |
かにかま | 90 |
かまぼこ | 95 |
つみれ | 113 |
はんぺん | 94 |
さつま揚げ | 139 |
魚肉ソーセージ | 161 |
魚=ヘルシーというイメージがありますが、製品によってはカロリーは高くなります。
ちくわ1本あたりのカロリーはどれくらい
では、ちくわ1本あたりではカロリーはどうなるでしょうか。ちくわ1本あたりの重量は 35g程度です。
ですので、ちくわ1本あたりで 42kcalとなります。ものによってはもっと小さいもの、大きいものがあります。
1本程度のカロリーでしたら、ちくわをそのまま間食にして食べても問題ないといえます。
ちくわの糖質量はどれくらい
では、ちくわの糖質量はどれくらいでしょうか。
基本的に糖質は、糖質=炭水化物量-食物繊維量で計算することができます。ですので、ちくわ100gあたりの糖質も同じように計算することができます。
食品成分表をもとにするとちくわ100gあたりの糖質量は以下のようになります。
糖質=炭水化物量-食物繊維量=13.5‐0.0=13.5g
ちくわには食物繊維が含まれていないので、100gあたりの糖質量は13.5gとなります。
魚は基本的に100g中の糖質量は0.1~0.4gくらいと少ないのですが、ちくわの場合は、つなぎとしてでん粉をいれる他、砂糖やみりんなどの糖質量の多い調味料も含まれます。
ですので、魚のすり身といっても糖質量は結構多くなります。
ですので、糖質制限中の方は食べ過ぎには注意が必要です。
その他練り製品の糖質量は以下のようになります。
100gあたりの糖質 | |
かにかま | 9.2 |
かまぼこ | 9.7 |
つみれ | 6.5 |
はんぺん | 11.4 |
さつま揚げ | 13.9 |
魚肉ソーセージ | 12.6 |
ちくわは練り製品の中でも糖質量は多い方です。
その他、魚肉ソーセージやさつま揚げなども練り製品の中では糖質量が多めですので注意が必要です。
ちくわ1本あたりの糖質量はどれくらい
ちくわ1本あたりの重量は35g程度ですので、1本あたりの糖質量は4.7g程度になります。
1本でも4.7gもの糖質量をふくみます。
糖質制限中の方は食べ過ぎには注意が必要です。
ちくわ製品のカロリーはどれくらい
では、製品として販売されているちくわのカロリーはどれくらいでしょうか。
紀文
竹笛: 33kcal /1本 糖質4.3g/1本
焼きちくわ:112kcal /1本 糖質14.8g/1本
引用元:https://www.kibun.co.jp/product_category/chikuwa_all?season=all
(2019/10現在)
ニッスイ
活ちくわ: 27kcal /1本 糖質3.3g/1本
引用元:http://www.nissui.co.jp/product/category/130.html?subcat=030
マルハニチロ
うちのちくわ: 31kcal /1本 糖質3.8g/1本
極味ちくわ: 30kcal /1本 糖質4.3g/1本
引用元:https://www.maruha-nichiro.co.jp/chikuwa/
製品によって多少カロリーが変わってきますが、1本あたりのカロリーはだいたい30kcal前後になります。
ちくわの栄養は
ちくわにはどんな栄養があるのでしょうか。
ちくわで注目すべき栄養素は「鉄分」です。ちくわには意外と鉄分が含まれています。
ちくわ100gに対し 1.0mg もの鉄分が含まれています。
鉄分は、酸素を運搬する役割のある「ヘモグロビン」の構成成分となっています。つまり、鉄分が不足すると貧血の症状が起こる可能性もあります。
特に女性は男性よりも多くの鉄分を摂取する必要があります。
その他微量ではありますが、ビタミンB群も含まれています。
ちくわの原料は「スケトウダラ」が多いですが、スケトウダラに含まれる DHA・EPAの含有量は魚の中では少ない方です。
また魚が原料ですが、カルシウムの含有量は100g中で15mgと微量です。
ちくわで太ることはある
ちくわのカロリーは100gあたりで121kcalですが、1本あたりは、だいたい30~40kcal程度となります。
ですので、ちくわを料理の食材として使用する分には、問題ないです。
また間食に食べるという方もいますが、1本あたりのカロリーは低いので、小腹が減ったときの間食にも向いています。ただもちろん食べすぎは高カロリーとなるので注意が必要です。
ちくわで注意した方が良いのは 塩分量です。ちくわは100gあたりで2.1gもの塩分量を含んでいます。
日本人の食事摂取基準では、1日の塩分の摂取目安量は成人男性:8g成人女性:7gです。
ちくわ100gを食べるだけで1日の目標量の1/4量を摂取することになります。
塩分をとりすぎると、高血圧などのリスクが高まるので注意が必要です。
糖質面でみると
ちくわの糖質量は100gあたりで 13.5g です。
1本あたりで換算すると、4.7g程度です。
※製品によって多少糖質量は異なります。
ちくわの原料は魚ですが、でんぷんなどの原料も含まれるため、糖質量は多くなりがちです。
ちくわ1本でも約5gほどの糖質量が含まれているものもあるので、糖質制限中の方は注意が必要です。
ちくわのカロリー糖質まとめ
ちくわのカロリーや糖質をテーマにしてまとめました。
ちくわは1本あたりでは30~40kcalとカロリーは高くはないのですが、糖質量は多めです。
カロリー制限の方にはおすすめでも、糖質制限中の方は注意が必要です。
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