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マスカルポーネチーズのカロリーや糖質は意外と高くて要注意!

マスカルポーネチーズのカロリーや糖質がテーマです。

イタリアが原産国のマスカルポーネチーズは、熟成させないフレッシュタイプのチーズです。

そのなめらかさとコクが特徴で、酸味や塩分が少ないためフルーツにも合わせやすく、日本ではティラミスの材料としてよく知られているチーズではないでしょうか。

マスカルポーネチーズのカロリーと糖質についてご紹介いたします。



マスカルポーネチーズのカロリーはどのくらい

チーズというとカロリーが高くダイエットには向かないイメージですが、マスカルポーネチーズのカロリーはどのくらいなのでしょうか?

 

食品成分表を参考に、マスカルポーネチーズの100gあたりのカロリーをチェックしてみましょう。

マスカルポーネチーズ(100g)

エネルギー:293kcal
タンパク質:4.4g
脂質:28.2g
炭水化物:4.3g

マスカルポーネチーズ100gあたりのカロリーは 293kcal です。

 

マスカルポーネチーズは、熟成させないフレッシュチーズであるクリームチーズと同じ仲間になります。

マスカルポーネチーズと同じように、ケーキの材料として使用されることの多いクリームチーズですが、カロリーは以下のようになります。

クリームチーズ(100g)

エネルギー:346kcal
タンパク質:8.2g
脂質:33.0g
炭水化物:2.3g

クリームチーズ(100g)のカロリーは 346kcal となっており、マスカルポーネチーズの約1.2倍となっています。

クリームチーズはマスカルポーネチーズに比べ、凝固性が高く酸味があり、脂肪分も多いのが特徴です。

一方、マスカルポーネチーズは固めの生クリームのようななめらかさがあり、酸味は弱くクリームチーズよりカロリーは控えめとなります。

それぞれ、好みの調理法に合わせて選ぶのはもちろんですが、カロリーを気にされる方にはマスカルポーネチーズがおすすめのフレッシュチーズと言えるでしょう。



マスカルポーネチーズの糖質はどのくらい

糖質制限ダイエットをされている方にとっては、気になるのはカロリーよりも糖質量ではないでしょうか?

一般的に食品の糖質量は糖質=炭水化物-食物繊維で計算されます。

 

食品成分表を参考に、マスカルポーネチーズ100gあたりの糖質は以下のようになります。

マスカルポーネチーズ(100g)あたりの糖質
炭水化物:4.3g
食物繊維:0.0g

糖質:4.3g

マスカルポーネチーズには食物繊維は含まれておらず、糖質量は 4.3g です。

 

主食である芋類や米類に比べ、乳製品であるチーズは糖質が少ないのが特徴です。

しかし、チーズも種類によって糖質量は変わってきます。

マスカルポーネチーズを含む、代表的なナチュラルチーズの糖質量を比較してみましょう。

カマンベールチーズ:0.9g
クリームチーズ:2.3g
モッツァレラチーズ:4.2g
マスカルポーネチーズ:4.3g

糖質量の少ないカマンベールチーズに比べ、マスカルポーネチーズの糖質量は 約5倍 近く多いことになります。

糖質制限中にチーズを選択する際の目安になさってくださいね。



マスカルポーネチーズの栄養素

乳製品であるマスカルポーネチーズにはどのような栄養素が含まれているのでしょうか。

マスカルポーネチーズには100gあたり150mgのカルシウムが含まれています。

カルシウムの多く含まれる食品と言うと、牛乳を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

普通牛乳100gあたりに含まれるカルシウムが110mgですので、マスカルポーネチーズにはそれ以上のカルシウムが含まれている事になります。

カルシウムで骨や歯を健康に

カルシウムは骨や歯を構成するミネラルの一種です。その99&が骨や歯に蓄積されており、残り1%が血液中に存在しています。

厚生労働省の示す食事摂取基準によると、成人が1日に摂取することが望ましいカルシウム量は650mg前後となっています。

また、骨の成長に影響を与えるカルシウムは、成長期である12歳~14歳にかけては男性が 1000mg 、女性は800mgとその必要量は増えています。

小魚や乳製品に多く含まれるカルシウムは、一度に多くの量を蓄えることができないため、毎日の食事の中でこつこつと摂取することが大切です。

将来的に骨粗鬆症を引き起こさないためにも、普段の食事から意識的にカルシウムを摂取するように心がけましょう。

マスカルポーネチーズは太るの?

マスカルポーネチーズはダイエット中に食べても大丈夫なのでしょうか?

マスカルポーネチーズには100gあたり28.2g脂質が含まれてます。

厚生労働省の示す栄養素等表示基準値によると、これは1日に必要とされる脂質平均量の約45%にあたる量です。

生クリームに酸を加え、水分を除いたマスカルポーネチーズは、そのなめらかさとコクが特徴です。

しかし、生クリームが原料であるため脂肪分も高い食品となります。

体内に取り込まれた余分な脂質は、脂肪となり体に蓄積されることとなるので、ダイエット中には注意が必要です。

マスカルポーネチーズのカロリー糖質まとめ

マスカルポーネチーズは、同じくフレッシュチーズであるクリームチーズに比べるとカロリーは控えめであるものの、チーズ類の中では糖質が高めです。

100gあたりのカロリーは、346kcalであり糖質は4.3gです。

生クリームを主成分とするため、カルシウムが多く脂肪分が高いのも特徴です。

なめらかな口当たりでコクがあり、酸味の少ないマスカルポーネチーズは、そのままフルーツと合わせたりデザートの材料として使うのがおすすめでしょう。

栄養成分を参考に、ぜひ普段のお料理に活かしてみてくださいね!

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