【栄養士が教える】ナムルのカロリーと糖質　

ナムルのカロリーと糖質がテーマです。

ナムルは、焼肉の際にもよく食べられる料理であり、ほうれん草、もやし、にんじんの細切りなどをごま油で和えた韓国料理のうちの一つです。

そんなナムルのカロリーや糖質はどれくらいでしょうか。

ナムルについてまとめていきます。

ナムルのカロリーはどれくらい(３種)

ナムルは、ビビンバの具材として使われることもありますが、そのまま食べることもありますよね。おつまみとしても、美味しくいただけます。

もやしのナムルだったり、ぜんまいのナムルだったり、様々な種類がありますが、今回は、４種類のナムルのカロリーについて説明していきます。

ナムルには様々なレシピがありますが、以下のような材料でつくることができます。

ほうれん草のナムルのカロリー(一食分)

ほうれん草：50g
しょうゆ：3g
ごま：2g
ごま油：2g

それぞれの材料のカロリーは以下のようになります。

豆もやしのナムルのカロリー(一食分)

豆もやし：35g
ごま：2g
ごま油：2g
こしょう：0.5g
塩：0.5g
鶏がらスープの素：1g

それぞれの材料のカロリーは以下のようになります。

ぜんまいのナムルのカロリー(一般)

ぜんまい(水煮)：50g
ごま：2g
ごま油：3g
にんにく：2g
醤油：6g
みりん：9g

このような材料の場合、それぞれの材料のカロリーは以下のようになります。

よって、３種のナムル１食分でおよそ172kcalとなります。

具材や調味料によって多少カロリーは変わってきますが、ぜんまいのナムルの場合、砂糖やみりんなどの調味料も使うことが多いので、他の２種のナムルと比較すると少しカロリーは高くなります。

ナムルの糖質量はどれくらい(３種)

では、ナムルの糖質量はどれくらいでしょうか。

基本的に糖質は、糖質＝炭水化物－食物繊維で計算することができます。

上記のような材料の場合、それぞれのナムルの栄養成分、糖質は以下のようになります。

ほうれん草のナムルの糖質

豆もやしのナムルの糖質

ぜんまいのナムルの糖質

よって、ナムル３種１食分の糖質は、8.4gとなります。

ナムルの原材料が、野菜が中心なので糖質量は少なくなります。ですが、ぜんまいのナムルの場合、材料にみりんや砂糖などの糖質含有量が多い調味料を使うことが多いために、糖質は多くなります。

ナムルは、種類によって糖質が多くなってしまうので注意が必要です。

ほうれん草のナムルや豆もやしのナムルであれば糖質量は少ないので、糖質制限中でも問題なく食べられます。

ダイエット中にナムルはOK？

ほうれん草や豆もやしのナムルであれば、カロリーが少ないので、ダイエット中でも食べて問題ないです。

ダイエット中に不足しがちな、栄養成分である、食物繊維やβカロテン、葉酸などの栄養素も摂取することができます。

食物繊維は、便秘改善に効果がありますし、βカロテンは抗酸化作用が強いので、がん予防などにも効果があります。

また葉酸が不足すると、貧血の症状を引き起こすこともあります。

ですが、ぜんまいナムルの場合は、砂糖やみりんなどのカロリーが高く、糖質の多い調味料を含んでいることがあるので、注意しましょう。

ダイエット中でもナムルを食べるのには以下のような工夫をすると良いです。

• ナムルを手作りする
• ごま油の量を控える

市販品のナムルには、意外と多くの調味料が含まれています。

砂糖やみりんなどの調味料が具体的にどれくらい含まれているのか記載があればよいですが、ない場合は、意外と高カロリーになっていることも。

ですので、カロリーや糖質を抑えたいダイエット中は、手作りすると良いです。

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また、ごま油の量も同時に控えることができ、結果的にカロリーオフなナムルをつくることができます。ごま油は大さじ１杯でも111kcalです。

ナムルのカロリー糖質まとめ

ナムルのカロリーと糖質をテーマにまとめました。

ナムルは、市販品も多く販売されており、スーパー等で購入できますが、調味料によってはカロリーが高くなります。

３種のナムル１人分のカロリーは180kcal程度になります。

また糖質は8g程度です。

ほうれん草や豆もやしのナムルであれば糖質も少ないですが、ぜんまいのナムルは糖質が多く含まれている可能性が高いので注意が必要です。