おかず

【栄養士が教える】イカフライのカロリーと糖質

イカフライのカロリーと糖質がテーマです。

イカフライは、いかの切り身に衣をつけて油で揚げたものです。パン粉をつけて揚げており、ソースや醤油をかけて食べることが多いです。

そんなイカフライのカロリーや糖質についてまとめていきます。



イカフライのカロリーはどれくらい

イカフライは、下処理として胴からワタと足をぬき、さらに軟骨を除いたものを使用します。

パン粉をつけてから揚げていますが、吸油率は20%程度と高いので、カロリーは高くなりがちです。

イカフライには、イカリングフライもありますが、今回は分けています。

食品成分表をもとにすると、イカフライ100gあたりの栄養成分は以下のようになります。

エネルギー:329kcal
タンパク質:12.1g
脂質:20.3g
炭水化物:24.5g
食物繊維:0.0g

よって、イカフライ100gで329kcal程度になります。

イカ自体のカロリーは、100gあたりで83kcalですが、衣や油をつけることで、カロリーは高くなります。

イカフライ1枚あたりのカロリー

イカフライのサイズは、商品にもよりますが、約80gです。(長さ15cm程度の場合)

ですので、イカフライ1枚あたりで263kcalとなります。

1枚あたりでも、サイズが大きいために300kcal近くなるので注意が必要です。

さらにソースや醤油をつけることで、高カロリーとなります。



イカフライの糖質はどれくらい

基本的に糖質は、糖質=炭水化物−食物繊維で計算することができます。

イカフライ100gあたりの栄養成分は以下のようになります。

炭水化物:24.5g
食物繊維:0g

糖質:24.5g

よってイカフライ100gあたりで糖質は、24.5gとなります。

イカフライには食物繊維が含まれていないので、そのまま炭水化物量が糖質となります。

いか自体の糖質量は、100gあたりで0.1gと、ほとんど糖質が含まれていないのですが、衣をつけることで、糖質が多くなります。

ですので、糖質制限中の方は注意が必要です。

イカフライ1枚あたりの糖質

イカフライ1枚(80g)あたりの糖質は、19.6gとなります。

イカフライ1枚で糖質量は、20g程度になります。

ですので、おかずの中でも糖質が多く含まれていることになるので、注意が必要です。

なお、ソース(中濃)を大さじ1杯かけるだけで、カロリーは24kcal、そして糖質は5.4g加算されることになります。

ソースをかけることでさらに糖質量は多くなってしまいます。



市販のイカフライのカロリー

イカフライは、市販品も販売されていますが、カロリーはどれくらいでしょうか。

ローソン
大きなイカフライ:271kcal

引用元:https://www.lawson.co.jp/recommend/original/detail/1390623_1996.html

 

とんかつまい泉
イカフライ:263kcal

引用元:https://mai-sen.com/delica/friedfood/2015071401.html

 

市販品は260~270kcal程度のものが多くなります。

1個でも高カロリーです。

市販のイカフライのカロリー【駄菓子】

イカフライはお菓子もあります。

ローソン
いかの姿フライ:314kcal  1枚あたり52kcal

引用元:https://www.lawson.co.jp/recommend/original/detail/1389649_1996.html

 

全珍

いかの姿フライマヨネーズ:272kcal 1枚あたり54kcal

フライチリ味:257kcal 1枚あたり51kcal

 

世界の山ちゃん

イカ姿フライ:519kcal/100g

 

なとり

イカフライ:257kcal/1袋あたり

 

おつまみとして食べられるイカフライは1枚で50~60kcal程度になります。

1枚は薄くても、油で揚げているのでカロリーは高いので注意が必要です。

イカフライはダイエット向きか

イカフライは100gあたりで329kcalとカロリーが高いので、ダイエット中の方はなるべく控えた方が良い食品です。

イカフライ1枚に白米ご飯お茶碗1杯(252kcal)を足すと、500kcal近くなります。

1食で500kcalであれば1食分の許容範囲内ですが、バランスも悪い食事になってしまいます。

ダイエット中にイカフライを食べるのであれば、なるべく手作りにして油を控えるようにすると良いです。

油を吸うとカロリーが高いので、少ない油で揚げ焼にするか、オーブントースターなどで焼き色をつけるようにすると低カロリーになります。

イカフライの糖質を抑える方法

イカフライの糖質を抑えるコツは主に2つあります。

  1. パン粉をおからパウダーに
  2. ソースを少なく

イカフライは、パン粉を使用しているので、糖質が高くなりがちです。

このパン粉を糖質が少ないものに変えるだけで糖質を抑えることができます。パン粉をおからパウダーに変えるだけで、糖質量を半分以下にすることができます。

国産 乾燥おからパン粉用200g

また、イカフライを食べる際は、ソースをかけることが多いとおもいますが、ソースは大さじ1杯で5gほどの糖質を含んでいます。

ソースは、糖質が多いので、糖質制限をしている方は、なるべくソースをかけるのを抑えましょう。醤油に変える→塩だけで食べると、つけるものを変えるだけで、糖質は少なくなります。

イカフライのカロリー糖質まとめ

イカフライのカロリーと糖質についてまとめました。

イカフライは100gあたりで329kcal、そして糖質は24.5gと高カロリーで糖質も多い食材ですので注意が必要です。

ただ、自分で手作りをしたり、工夫をすることで、カロリーや糖質を抑えることもできます。

つい、ご飯も食べてしまいがちですので、その点も注意が必要です。

Sponsored Link