ライスバーガーのカロリーと糖質がテーマです。
ライスバーガーは、小麦からつくられるバンズの代わりに、お米を使用したものです。
小麦粉アレルギーがある方でも、ハンバーガーを気軽に楽しめます。
そんなライスバーガーのカロリーや糖質についてまとめていきます。
ライスバーガーのカロリーはどれくらい
ライスバーガーは、ご飯を型にいれて形どった後に、両面に焦げ目がつく程度、焼き色をつけます。そのあと、お好みで具を挟みます。
ご家庭でつくる場合は、焼肉を挟んだものが簡単につくれますが、ハンバーガーチェーン店では、ベーコンチーズや、チキンカツを挟んだ商品が販売されています。
そんなライスバーガーのカロリーはどれくらいでしょうか。
ライスバーガーには、様々なレシピがありますが、以下のような材料でつくることができます。
焼肉ライスバーガー【1食分】
【ライスバンズ】
白米ご飯:120g
片栗粉:3g
塩:0.5g
醤油:6g
油:4g
【具材】
リーフレタス:10g
牛バラ:60g
玉ねぎ:30g
焼肉のたれ:18g
油:4g
このような材料の場合、それぞれの材料のカロリーは以下のようになります。
【ライスバンズ】
白米ご飯:202kcal
片栗粉:10kcal
塩:0kcal
醤油:5kcal
油:37kcal
【具材】
リーフレタス:2kcal
牛バラ:256kcal
玉ねぎ:11kcal
焼肉のたれ:30kcal
油:37kcal
計588kcal
よって焼肉ライスバーガー1食分で588kcal程度になります。
焼肉を使用したライスバーガーの場合、牛肉を使うことが多いですが、脂身の多い部位ですと、カロリーが高くなってしまいます。
バラ肉は肉の部位でも脂身が多い部分ですが、国産牛でもかたロース肉を使用することで、カロリーは60kcalほど抑えることができます。
また国産牛よりも輸入牛の方が脂肪が少なく低カロリーです。
ライスバーガーとバンズパンはどちらがカロリー高いのか
ライスバーガーのバンズの場合、1食分(2枚)でカロリーは、254kcal相当となります。
バンズパン1食(2枚)のカロリーは、133kcal程度です。
よってバンズパンの方がカロリーは低くなります。
ライスバーガーは、具をしっかり挟むために、米の量を必要とするので、バンズパンよりもどうしてもカロリーが高くなってしまいます。
市販品も、ライスバンズではなく、バンズパンを使用したものの方が低カロリーです。
ライスバーガーの糖質はどれくらい
基本的に糖質は、糖質=炭水化物−食物繊維で計算することができます。ライスバーガーの糖質も同じように計算することができます。
上記のような材料の場合、ライスバーガーの1食分の栄養成分は以下のようになります。
ライスバーガー1食分
炭水化物:56.4g
食物繊維:2.5g
糖質:53.9g
よってライスバーガー1食分で糖質は、53.9g程度になります。
ライスバーガーは、白米ご飯が主原料となるので、糖質は多めです。
ライスバーガーの糖質のうち、約8割(42.7g)はご飯の糖質です。
ですので、糖質制限中は注意が必要です。緩い糖質制限でも、1日の目標糖質量は成人男性で100g程度です。
ライスバーガーを摂取することで、かなり糖質を摂取することになります。
ライスバーガーとバンズはどちらが糖質が多いの
ライスバンズ1食分(2枚)の糖質は、45.6gとなります。
一方バンズパン1食分(2枚)の糖質は、23.6gとなります。
バンズパンの方が1食分の摂取量が少ないために、糖質は少なくなります。
市販のライスバーガーのカロリーと糖質
ライスバーガーは、市販品も多く販売されています。市販品のカロリーはどれくらいでしょうか。
マクドナルド
ごはんチキンタツタ:402kcal 糖質:52.7g
※パンバンズの場合:379kcal 糖質:36.8g
引用元:https://www.mcdonalds.co.jp/quality/allergy_Nutrition/nutrient/
マクドナルドでは、ライスバンズのものとパンバンズのものが販売されていますが、ライスバンズのものの方が、カロリー、糖質ともに高くなります。
モスバーガー
もスライスバーガー焼肉:362kcal 糖質:54.7g
引用元:https://www.mos.jp/menu/detail/nutrition/020310/35/
東洋水産
ライスバーガー牛カルビ:204kcal 炭水化物:37.1g
引用元:https://www.maruchan.co.jp/products/search/102519.html
テーブルマーク
ライスバーガー:275kcal 炭水化物:47.0g
ローソン
ライスバーガー:244kcal
引用元:https://www.lawson.co.jp/recommend/original/detail/1389829_1996.html
製品によって多少カロリー、糖質は変わります。
冷凍の製品は、200~300kcal程度、そして、店頭で販売されているのは、300~400kcal程度のものが多いです。
ライスバーガーは太る?
ライスバーガーは1食分で588kcal程度になります。
成人女性の1日のカロリー摂取目安は、2000kcal程度ですので、1食分は600~700kcalと考えると、ライスバーガーのカロリーは許容範囲内です。
ただ、ライスバーガーだけですと、栄養のバランスが悪く満足感が少ないので、βカロテンの豊富な緑黄色野菜(トマト、人参)や鉄分が含まる(小松菜、ほうれん草)などの野菜も同時に摂取するようにしましょう。
またチェーン店で食べる際は、同時にポテトフライも食べがちですが、そうすると摂取カロリーが多くなってしまいます。
マクドナルドのポテトは、Sサイズでも225kcalです。
食べ過ぎるとカロリー過多になるので注意が必要です。
ライスバーガーの糖質を抑えるコツ
ライスバーガーの糖質は、53.9g程度になります。
製品によって多少糖質は異なりますが、ライスバーガー1食分で50gほどの糖質を含むものが多いです。
白米ご飯に多くの糖質が含まれているので、市販品で糖質を抑えるのは難しいです。
ライスバンズを残すしかありません。むしろライスバンズよりも、パンバンズを選択した方が、糖質摂取量は少なくなります。
パンバンズに変えると、10~15gほど糖質を抑えられます。
また、家庭でライスバーガーを作る際は、白米ご飯だけではなく、白滝も混ぜたご飯にすると、糖質摂取量を抑えることができます。
においが気になる方は、こんにゃく米も
こんにゃく米 糖質50%オフ
ライスバーガーのカロリー糖質まとめ
ライスバーガーのカロリーと糖質をテーマにまとめました。
ライスバーガーは、1食分で600kcal近くなります。糖質は50g程度です。
手軽に食べられますが、カロリーや糖質は多くなるので注意が必要です。
夜食に食べるようなミニサイズのライスバーガーだと、1食で200~300kcal程度です。