ほうとうのカロリーと糖質はどれくらい

ほうとうのカロリーと糖質がテーマです。

ほうとうは、小麦粉を練った太くて短い麺を、かぼちゃきのこなどの具材と一緒に柔らかくなるまで煮たものです。

山梨県を中心とした地域でつくられている郷土料理です。

そんなほうとうのカロリーと糖質についてまとめていきます。

ほうとうのカロリーはどれくらい

ほうとうは、独特の太い麺にかぼちゃ、豚肉、白菜、大根、人参などの具材を煮込む料理であり、みそベースです。

ほうとうの麺がない場合は、うどんの麺で代用もできます。

ほうとうには、様々なレシピがありますが、以下のような材料でつくることができます。

食品成分表をもとにすると、それぞれの材料のカロリーは以下のようになります。

よって、ほうとう１食あたりで547kcal程度になります。

※食品成分表には、ほうとうの成分の記載がないので、こちらの製品を参考にしています。
冷凍 鍋用ほうとう麺

ほうとうには、たくさんの具材が使われていますが、麺だけで約230kcal、そして具だけで約320kcalとなります。

野菜は基本的にカロリーが低いですが、野菜以外にも肉、油揚げなどの具材が含まれるので、全体としては約550kcalです。

うどん１杯分と大してカロリーに差はありません。

具材の少ないうどんの場合、１食当たりは200～300kcal程度です。ほうとうは、味噌煮込みうどんや鍋焼きうどんと同程度なので、うどんと比較するとカロリーは高めです。

ほうとうの糖質はどれくらい

基本的に糖質は、糖質＝炭水化物−食物繊維で計算することができます。

ですので、ほうとうの糖質も同じように計算することができます。

上記のような材料の場合、ほうとう１食分の栄養成分は以下のようになります。

よって、ほうとう１食分あたりの糖質は、74.9gとなります。

ほうとうの麺は、小麦から作られており、炭水化物量が多いため、ほうとうの糖質量も多くなってしまいます。

ですので、糖質制限中の方は注意が必要です。

ほうとうの材料の中で、糖質量の多い具材は以下のようになります。

特に麺に多くの糖質が含まれていますが、かぼちゃやつゆにも多くの糖質が含まれているので注意が必要です。

白菜や大根などの野菜、肉類は糖質が少ないです。

麺は少なくし、具材をたくさんいれた方が、糖質は少なくなり、満足感もあります。

具材の少ないうどんの場合、１食分の糖質は50g程度です。

市販のほうとうのカロリー

ほうとうは、店頭の他、家でつくって食べることができます。

市販品のカロリーは以下のようになります。

久兵衛屋
野菜ほうとう：616kcal
もつ煮ほうとう：790kcal
キムチほうとう：608kcal

引用元：https://www.kyubeiya.jp/pdf/calorie.pdf

はくばく

あばれほうとう：377kcal

信玄十穀屋

ほうとう麺１袋あたり：698.4kcal

ダイショー

野菜をいっぱい食べる鍋信州味噌鍋用セット：122kcal(麺、スープのみ)

製品によってカロリーは様々です。

ほうとうはダイエット向きか

ほうとうは１食分で550kcal程度になります。ですので、麺類の中ではカロリーは高めです。

かけうどんやきつねうどんであれば、１食分は200～300kcal程度が目安です。

ダイエット中は食べ過ぎに注意が必要ですが、１食あたりのカロリーでみると、許容範囲内です。

オフィスでデスクワークなど、あまり活動量の多くない女性でも、１日に1500kcal程度のカロリーは必要になります。

ですので、１食分で考えると、１食あたり500kcal以上のカロリーは必要です。

ほうとうは、炭水化物、タンパク質、脂質がバランスよく含まれています。ただ、食塩摂取量は多くなるので注意が必要です。

糖質面でみると

ほうとう１食当たりの糖質は75g程度と多いです。

ただ、2/3は麺の糖質量です。

ですので、糖質量が気になる方は、麺の量を減らし、代わりに野菜を多く摂取することで、糖質量を抑えられます。

ただ、野菜の中でもかぼちゃや人参は糖質含有量が多いので、摂取しすぎに注意が必要です。

ほうとうのカロリー糖質まとめ

ほうとうのカロリー、糖質についてテーマにまとめました。

ほうとうは、具材や麺の量にもよりますが、１食分で550kcal程度、そして糖質は、75g程度になりいます。

カロリーは低くなく、また糖質も多い食品です。