酒粕のカロリーや糖質量がテーマです。
酒粕のカロリーや糖質量はどれくらいでしょうか。
酒粕についてまとめていきます。
酒粕のカロリーはどれくらい?
酒粕は、お酒やみりんを醸造した際にもろみを絞り、酒やみりんを作ったものの後のかすです。
酒粕は市販でも多く販売されており、甘酒もつくることができます。
その他、奈良漬やかす漬けの原料にも使われています。
甘酒は飲む点滴とも呼ばれており、栄養が豊富なことでも知られています。
そんな酒粕のカロリーはどれくらいでしょうか。
食品成分表をもとにすると、酒粕100gあたりの栄養成分は以下のようになります。
エネルギー:227kcal
水分:51.1g
タンパク質:14.9g
脂質:1.5g
炭水化物:23.8g
食物繊維:5.2g
ですので、酒かすは100gで227kcalということになります。
なお甘酒は、この酒粕に水、砂糖を加えてつくることになりますので、高カロリーになりがちです。
ちなみに甘酒は100gあたりで81kcalとなりますので、他のお酒同様高カロリーになります。
酒粕は、料理にも利用されていますが、実際に100gも摂取するということは少ないです。
酒粕大さじ・小さじでのカロリー
酒粕は、料理に利用する際は、少量を使用する方が多いかと思います。
酒かす大さじ1杯あたりの重量は15g・小さじ1杯あたりの重量は5gです。
ですので、それぞれのカロリーは以下のようになります。
- 大さじ: 34kcal
- 小さじ: 11kcal
ちょっと料理に使う程度でしたら、あまりカロリーは気にするほどでもないです。
酒かすの糖質量はどれくらい?
では、酒粕の糖質量はどれくらいでしょうか。
基本的に糖質は、糖質=炭水化物量-食物繊維量で計算することができます。
ですので、酒粕の糖質量も同じように計算することができます。
食品成分表をもとにすると、酒かす100gあたりの栄養成分は以下のようになります。
糖質=炭水化物量-食物繊維量=23.8‐5.2=18.6g
よって酒粕100gあたりの糖質量は、18.6gということになります。
100gで換算すると、ご飯50g程度の糖質量と同じくらいになります。
酒粕の糖質量は多いといえますが、実際に酒粕を使う量で換算すると、
- 大さじ1: 2.8g
- 小さじ1: 0.9g
となります。
なお、甘酒100gあたりの糖質量は17.9gとなります。
甘酒は砂糖も加えているので糖質量は多くなりがちです。
飲み過ぎには注意しましょう。
酒粕で太ることも?
では、酒粕で太るということはあるのでしょうか。
酒粕は100gあたりで227kcalとなります。
これは、調味料の中では高カロリーであるといえます。
とはいえ、酒粕を料理に使う際の使用量はもっと少なく、大さじ1杯で34kcalとなります。
調味料の中では多少高カロリーではあるといえます。
ただ使い過ぎなければそこまで問題もないといえます。
酒粕焼きなどで、酒粕を多く使う場合は、注意が必要です。
また栄養価の高い甘酒も高カロリーとなるのでダイエット中の方は注意しましょう。
糖質面でみると…?
酒かすの糖質量は100gあたりで18.6gです。
酒粕は白米の主成分のうち、酒にならなかった部分ですので、多少でんぷんも含んでいます。
ですので白米の半分の程度の糖質量となります。
100gで考えると、18.6gという数値ですが、実際に酒粕を料理に使うのであれば、大さじ1杯程度の量を使用することの方が多いかと思います。
大さじ1杯であれば2.8gです。
調味料としては、糖質量は多い方であるので、糖質制限をしている方は注意した方が良い数値といえます。
また、酒粕から甘酒をつくることもできますが、甘酒にはさらに砂糖も加えるので、糖質量は多くなります。
なので糖質量を気にする必要がある方は酒粕を使った料理は摂取する際に注意が必要です。
酒粕のカロリー糖質まとめ
酒粕のカロリーや糖質量をテーマにしてまとめました。
酒粕は100gあたりで227kcalですが、大さじ1杯程度の摂取量であれば、34kcalとなります。
酒粕を多く使用する料理である焼き酒粕などは、酒粕も多く摂取することになるので高カロリーになりがちです。
そういった料理の際は、注意が必要であるといえます。
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