トマトジュースの糖質量やカロリーがテーマです。
トマトジュースのカロリーや糖質量はどれくらいでしょうか。
また市販のものはどれくらいのカロリーでしょうか。
トマトジュースについてまとめていきます。
トマトジュースのカロリーはどれくらい?
トマトジュースは、その名前の通り、トマトのジュースのことを指します。
加工用のトマトをつぶして、汁をしぼったあと、種やトマトの皮を取り除きます。
トマトジュースには、食塩が入っているものと、食塩を添加していないタイプのものがあります。
トマトに含まれるポリフェノールの一種であるリコピンの栄養も摂取することができ、強い抗酸化作用があるため、動脈硬化などの生活習慣病の予防にも役立つとされています。
そんなトマトジュースのカロリーはどれくらいでしょうか。
食品成分表(7訂)をもとにすると、トマトジュース100gあたりの栄養成分は以下のようになります。
トマトジュース
エネルギー:17kcal
水分:94.1g
タンパク質:0.7g
脂質:0.1g
炭水化物:4.0g
食物繊維:0.7g
ですので、トマトジュース100gあたりで17kcalとなります。
他のジュースと比較すると、かなりカロリーは低いといえます。
通常、サイダーや果物の果汁入りのジュースは、100gあたりで 40~45kcal 程度です。
野菜ジュースであるとはいえ、トマトジュースは低カロリーであるといえますね。
なお、トマトジュースには食塩が添加されているものと、無添加のものがありますが、食塩添加のものは、100gあたり0.3gの食塩が含まれています。
無添加のものは食塩含有量は0gです。
トマトジュースの糖質量はどれくらい?
では、トマトジュースの糖質量はどれくらいでしょうか。
基本的に糖質は、糖質=炭水化物量-食物繊維量で計算することができます。
食品成分表をもとにすると、トマトジュース100gあたりの栄養成分は以下のようになります。
糖質=炭水化物量-食物繊維量=4.0‐0.7=3.3g
よってトマトジュース100gあたりの糖質量は3.3gとなります。
意外に糖質も含まれているなという印象かもしれませんが、トマトジュースの素であるトマトには、100gあたり3.7gの糖質が含まれています。
なので、原料から考えればそれくらい含まれていてもしょうがないです。
ですが、ジュース類の中では糖質量は少ない方であるといえます。
ジュース類でいえば、果糖の多い、オレンジジュースやりんごジュース、サイダーなどの炭酸飲料は100gあたりの糖質量が10g以上です。
またビールなどのアルコール類の糖質を気にされる方が多いですが、そちらも100gあたりで3g程度です。
いかにジュースの糖質量が高いかがわかるかと思います。
トマトジュース1パックあたりのカロリーや糖質量
一般に販売されているトマトジュースは1パックあたりで200g程度です。
ですので、1パックあたりのカロリーは、34kcalとなります。
ですので、1パック程度であれば全く問題ないです。
ただ、トマトジュースには塩分量が含まれているものもあり、100gあたり0.3g程度です。
ということは1パックあたりで、0.6gもの食塩を含むことになります。
トマトジュースの飲み過ぎはよくありません。
トマトジュース1パックあたりの糖質量
トマトジュース1パックで200gですので、糖質量は1パックで6.6gとなります。
なので、糖質制限をしている方も摂取可能なレベルであるといえます。
ただ、飲み過ぎは注意が必要ですね。
トマトジュースのカロリー・糖質量比較
トマトジュースは、様々な会社から販売されています。
では会社によって成分値にはどのような違いがあるのでしょうか。
カゴメトマトジュース
エネルギー:40kcal
タンパク質:1.8g
脂質:0g
炭水化物:9.2g
糖質:7.8g
※200mlあたり
デルモンテトマトジュース
デルモンテはトマトケチャップでもおなじみです。
エネルギー:41kcal
タンパク質:2.2g
脂質:0g
糖質:7.2g
※200mlあたり
アサヒバヤリース
エネルギー:46kcal
タンパク質:1.4g
脂質:0g
炭水化物:10.2g
※200mlあたり
伊藤園
エネルギー:77kcal
タンパク質:3.2g
脂質:0g
炭水化物:16.7g
糖質 14.2g
※200mlあたり
製品によりますが、200mlあたり低いものは、 40kcal程度ですが高いものとなると77kcal程度のものもあります。
糖質量は記載していないものもありました。
砂糖不使用でも、糖質量が多く含まれているものもあるので、購入する際は成分値を確認してください。
トマトジュースで太ることも?
トマトジュースは100gあたりで17kcal、そして1パック200mlでも34kcal程度とカロリーはあまり 高くありません。
なので、ダイエット中でも気にせず摂取できます。
またトマトジュースには、抗酸化作用の強い βカロテンや、しみしわの予防にも役立つビタミンCも含まれています。
ダイエット中は栄養が偏り、お肌が荒れたりするので、そういった方は、トマトジュースなどで補うと良いでしょう。
ただ、トマトジュースにも食塩が含まれているものもあり、そういったものは飲み過ぎには注意が必要です。
糖質面でみると?
トマトジュースの糖質量は100gあたりで 3.3gです。
飲み物の中では糖質量が低い方であるといえます。
1パック200mlでも6.6g程度ですので、糖質制限をしている方でも飲めるレベルです。
またジュースの中でもトマトジュースは、糖質量が少ない方ですが、炭酸飲料や果物のジュースは糖質量が多い傾向にあるので、糖質制限中の方は控えたほうが良いといえます。
また、冬に飲みたくなるココアやヨーグルト飲料も糖質量は高いものが多いので注意が必要です。
トマトジュースのカロリー糖質まとめ
トマトジュースのカロリーや糖質量をテーマにしてまとめました。
トマトジュースは100gあたりで3.3gの糖質量を含みます。
またカロリーは、100gあたりで17kcal程度と他のジュース類と比較すると、数値は低いといえます。
ただ、塩分含有量が多いものもあるので、飲み過ぎには注意が必要です。
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