キャベツのカロリーや糖質量がテーマです。
キャベツのカロリーや糖質量はどれくらいになるでしょうか。
またキャベツ1玉や半玉ではどうなるでしょうか。
キャベツについてまとめていきます。
キャベツのカロリーや糖質量はどれくらい
キャベツは、炒め物をはじめ、サラダや煮物など様々な料理に使われています。
スーパーでは必ずといっていいほど販売しており、人気のある野菜のうちの一つです。
キャベツは加熱すると、ほどよい甘味もあり、様々な料理に使えます。
あまり長期間保存しておくと、葉がしわしわになってしまうのでなるべく早く食べたいところです。
そんなキャベツのカロリーはどれくらいでしょうか。
食品成分表(7訂)をもとにすると、キャベツ100gあたりの栄養成分は以下のようになります。
エネルギー:23kcal
水分:92.7g
タンパク質:1.3g
脂質:0.2g
炭水化物:5.2g
食物繊維:1.8g
なので、キャベツ100gあたりで23kcalとなります。
ちなみに100gというのは、キャベツの葉2~3枚程度の量になります。
100gあたりで23kcalというのは、野菜の中でも低カロリーな方です。
基本的に野菜はカロリーが低いのですが、野菜の中でも100gあたりで100kcalを超えるものもあります。
特にかぼちゃやとうもろこしは、一度に食べる量も多いのですが、100gあたりで100kcal近くカロリーがあるので注意が必要です。
キャベツの糖質量はどれくらい?
では、キャベツの糖質量はどれくらいでしょうか。
基本的に糖質は、糖質=炭水化物量-食物繊維量で計算することができます。
ですので、キャベツの糖質量も同じように計算することができます。
食品成分表(7訂)をもとにすると、キャベツ100gあたりの糖質量は以下のようになります。
糖質=炭水化物量-食物繊維量=5.2‐1.8=3.4g
よって、キャベツ100gあたりの糖質量は、3.4gとなります。
キャベツは野菜なので、基本的に糖質量はそこまで多くはないのですが、3g超えというのは、野菜の中では糖質量が多いほうです。
基本的に葉菜類は糖質量が100gあたりで、3.0g以下のものが多いです。
というのも、水分含有量が多かったり、食物繊維量が多かったりするので。
では、なぜキャベツの糖質量が3.0gを超えるのかというと、キャベツは野菜の中では食物繊維量が少なく、100gあたりで1.8g程度です。
それゆえ、他の野菜と比較すると糖質量が多いのだと考えられます。
キャベツ以外にも3g以上糖質を含む野菜は意外とたくさんあります。
品目 | 糖質量(g) |
ごぼう | 9.7 |
スナップエンドウ | 7.4 |
玉ねぎ | 7.2 |
にんじん | 6.3 |
ねぎ | 5 |
枝豆 | 4.3 |
かぶ | 3.1 |
ズッキーニ | 3 |
これらの野菜はキャベツと同じように糖質を100gあたりで3~10g程度含むものです。
野菜の中でも糖質量が多いので注意が必要です。
ただ、野菜の中では100g中10g以上含むものもあります。
100g中で糖質量が10gを超えるのは果物並です。
- にんにく
- かぼちゃ
- とうもろこし
- れんこん
などの野菜は、野菜の中でも糖質量が多い方です。
かぼちゃやれんこんも煮物に調理されますが、煮物にすると砂糖やみりんを使用するので、糖質量が多くなってしまいがちです。
野菜の糖質量に関してはこちらをどうぞ
野菜の糖質はどれくらい?多いもの少ないものランキング
キャベツも、水分量が多いので炒めたり蒸したりすると、かさが小さくなってたくさん食べることができますが、思ったよりも糖質量を多く摂取してしまうこともあるので注意しましょう。
キャベツ1玉や半玉のカロリーや糖質量
スーパーに行ってキャベツを見ないことはない、というくらいお馴染みの野菜ともいえるキャベツは、一玉で販売されていたり、4分の1サイズで販売されていたり、と様々です。
そんなキャベツは、それぞれのサイズではどれくらいの重さでしょうか。
一般にキャベツ1玉のサイズは中サイズで1kg程度です。
もちろん平均サイズであって、これよりも大きいものも、小さいものもあります。
1玉1kgとすると、カットキャベツは半玉で500g、そして4分の1サイズで250g
ということになります。
またキャベツの廃棄率は15%ですので、それぞれの可食部は以下のようになります。
- キャベツ1玉:850g
- 半玉:425g
- 4分の1:213g
またキャベツは100gあたりで23kcalですので、換算するとカロリーは以下のようになります。
- キャベツ1玉: 196kcal
- 半玉: 98kcal
- 4分の1: 49kcal
芯を取り除いてしまえば、意外と可食部は少ないのでカロリーも半玉で100kcal程度です。
なので、付け合わせでキャベツの千切りがでてくることもありますが、キャベツで100gというのはすごい量なので、千切りで実際摂取するのは、10kcal以下になります。
キャベツ1玉や半玉の糖質量
キャベツ100gあたりの糖質量は3.4gです。
なので、可食部で換算すると、それぞれの糖質量は以下のようになります。
- キャベツ1玉(850g): 28.9g
- 半玉(425g): 14.5g
- 4分の1(213g): 7.2g
100gあたりでは 3.4g 程度になるために、1玉丸ごと食べると、糖質量は30gとなります。
ですが、一気に1玉食べるということは、なかなかないですよね。
お浸しや炒め物にすると、100g程度の量は摂取できますが、それでも糖質量は3.4g程度です。
なので、キャベツの糖質量に関していえば、多く食べすぎるということがない限り大丈夫です。
キャベツで太ることはある?
ではキャベツで太るということはあるのでしょうか。
キャベツは100gあたりで23kcal程度です。
キャベツは野菜の中でも、低カロリーな部類です。
なので、ダイエット中の方も安心して食べられます。
キャベツを食べて太るということは考えにくいです。
またキャベツは、野菜の中では淡色野菜に分類されていますが、ビタミンCが豊富に含まれています。
ビタミンCといえば、コラーゲン生成に関わるビタミンであり、抗酸化作用が強いので、しみやしわの予防になるといわれています。
よって美肌効果も期待できる成分ですね。
またキャベツに含まれるビタミンU(キャベジン)は、胃炎や胃腸炎に良い成分も含まれています。
なので、油ものを摂取するときはキャベツを摂取すると良いです。
糖質面でみると
では糖質面でみるとどうでしょうか。
キャベツは野菜の中では100gあたりで3.4gとちょっと多いですが、食材の中で見れば糖質量は少ない方です。
また千切りや炒め物などで1食で摂取するのは100g程度が多いです。
なので、糖質制限をしている方も安心して食べられる野菜であるといえます。
100gという数値はキャベツ2~3枚の重さです。
2~3枚という量はかなりボリュームが多いので、満腹感も同時に得ることができます。
また糖質制限をしている方は、油を摂取しても問題ないので、マヨネーズやドレッシングをかけてサラダとしてもどうぞ。
キャベツのカロリー糖質まとめ
キャベツのカロリーや糖質量をテーマにしてまとめました。
キャベツ100gあたりで23kcal・糖質量は3.4gとなります。
キャベツは低カロリーで、糖質量もそんなに高くはないので、ダイエット中の方も食べられる食材といえます。
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