天丼のカロリーや糖質量がテーマです。
天丼のカロリーや糖質量はどれくらいでしょうか。
またミニサイズの天丼ですと、どれくらいになるでしょうか。
天丼についてまとめていきます。
天丼のカロリーや糖質量はどれくらい?
天丼は、名前の通り、天ぷらがのったご飯です。
天丼の具材は様々ですが、エビ天、かぼちゃ天、いんげんの天ぷら、なすの天ぷら・・・など様々です。
甘めの天つゆがかかっているのも特徴です。
ものによってはあなごの天ぷらやかき揚げがのっているものなど様々ですが、油を使っているので、食べると満足感のある一品です。
そんな天丼のカロリーはどれくらいでしょうか。
天丼には様々なレシピがありますが、以下のような材料でつくることができます。
天丼1杯分
ご飯:200g
【天つゆ】
めんつゆ:18g
酒:30g
みりん:36g
【えび天ぷら】
車海老:40g
薄力粉:7g
卵:4g
油:4.8g
※吸油率12%で計算
【なす天ぷら】
なす:15g
薄力粉:2g
卵:1.2g
油:2.7g
※吸油率18%で計算
【かぼちゃ天ぷら】
かぼちゃ:30g
薄力粉:2.5g
卵:1.5g
油:5.4g
※吸油率18%で計算
【ししとうの天ぷら】
ししとう1個:4g
薄力粉:0.5g
卵:0.3g
油:0.9g
※吸油率23%で計算
このような材料の場合、それぞれの材料のカロリーは以下のようになります。
ご飯:336kcal
【天つゆ】
めんつゆ:8kcal
酒:33kcal
みりん:81kcal
【えび天ぷら】
車海老:39kcal
薄力粉:26kcal
卵:6kcal
油:44kcal
【なす天ぷら】
なす:3kcal
薄力粉:7kcal
卵:2kcal
油:25kcal
【かぼちゃ天ぷら】
かぼちゃ:27kcal
薄力粉:9kcal
卵:2kcal
油:50kcal
【ししとうの天ぷら】
ししとう1個:1kcal
薄力粉:2kcal
卵:0kcal
油:8kcal
計 710kcal
天丼1食分(405.8g)程度で710kcal となります。
天ぷらは油を吸収するので、1個1個のカロリーが種類によっては高くなります。
また天丼にはかかせない天つゆも、意外と高カロリーになりますので注意が必要です。
なすは、野菜ですが吸油率は高く油をよく吸います。
ご飯の量が多いとさらに高カロリーになりますよ。
天丼の糖質量はどれくらい?
では、天丼の糖質量はどれくらいでしょうか。
基本的に糖質は、糖質=炭水化物量-食物繊維量で計算することができます。
天丼の糖質量も同じように計算することができます。
上記のような材料の場合、天丼1杯分の栄養成分は以下のようになります。
炭水化物量: 113.6g
食物繊維量: 2.4g
糖質: 111.2g
よって天丼1杯分(405.8g)程度の糖質量は、111.2g となり、1杯で100gを超えます。
つまりかなり糖質量は多いといえますね。
ではなぜ天丼の糖質量が多いのかというと、ご飯と天つゆが関係しています。
白米ごはん200gあたりの糖質量は、 73.6g です。
また天つゆの糖質量は 23g 程度になります。
その他かぼちゃや薄力粉にも多少糖質量は含まれますが、ご飯と天つゆの占める割合の方が、多いです。
これだけ糖質の量が多いので、糖質制限をしている方は注意してください。
天ぷらを食べるだけの方が、まだ糖質摂取量はマシです。
天丼はミニサイズだとカロリーはどれくらい?
ミニ天丼は、ご飯の量を調整した天丼になります。
通常の天丼のご飯のサイズは、200~250gです。
大盛りにするとさらにカロリーはUPします。
上記のような天ぷらの材料でご飯の量だけを調整してみると、カロリーは以下のようになります。
ごはん(100g): 542kcal
ごはん(150g): 626kcal
ご飯の量を調整するだけで、天丼自体のカロリーはかなり少なくすることができますよ!
またご飯の量を調整すると、天丼の糖質量は以下のようになります。
ごはん(100g): 74.4g
ごはん(150g): 92.8g
このようにご飯の量を調整するだけで、かなり糖質量を少なくすることができます。
天丼が食べたいけど、糖質量が多い・・・と気にする方は、まずはご飯の量を調整してみてはいかがでしょうか。
なお天丼で有名なてんやさんのカロリーは以下のようになっています。
※並盛 みそ汁つき
kcal | |
天丼 | 734 |
オールスター | 827 |
上天丼 | 714 |
アナゴとめごちの天丼 | 1023 |
野菜天丼 | 818 |
かき揚げ天丼 | 1061 |
ミニ天丼 | 592 |
(2019/09現在)
このようにミニ天丼は、600kcal程度ですが、他の天丼は700kcal以上と高カロリーになります。
天丼で太ることはある?
天丼1食分で 700kcal オーバーとなります。
なので、天丼は高カロリーな食品であるといえますね。
野菜天であっても油を吸収しているので高カロリーとなります。
単純にカロリーを少なくしたいのであれば、ご飯の量を調整すると良いかと思います。
また天つゆも結構高カロリーです。
大盛りなどにするとさらに高カロリーになりますので、ダイエット中の方は注意してください。
糖質面でみると…?
天丼はご飯の上に天ぷらがのっているスタイルですので、当然、ご飯も多く摂取することになります。
なので、天丼の糖質量は多いといえます。
1食分で糖質量の摂取量は 100g を超えることになるので、糖質制限には不向きであるといえます。
どうしても天丼が食べたい、、という方は、天つゆなどの糖質が多いものは避けて、糖質量の少ないお米であるこんにゃく米などを利用すると良いかと思います。
糖質50%カット こんにゃく米 お昼のTVで紹介
天ぷらも、かぼちゃは糖質が高いので、えび天やししとうなどの野菜の方が抑えることはできます。
天丼のカロリー糖質まとめ
天丼のカロリーや糖質量をテーマにしてまとめました。
天丼1食分あたりで700kcalを超えますし、糖質量も多いので、ダイエット中の方にとっては不向きな食品であるといえます。
特に市販のものは大盛りなどにするとさらに高カロリーになるので注意してください。
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