牛丼のカロリーや糖質量がテーマです。
牛丼のカロリーや糖質量はどれくらいでしょうか。
またチェーン店の吉野家や松屋、すき屋ではどれくらいでしょうか。
牛丼についてまとめていきます。
牛丼のカロリーや糖質量はどれくらい?
牛丼は、牛肉と玉ねぎを砂糖や醤油、酒などの調味料で煮て、さらにご飯の上にのせたものです。
牛丼は手軽に食べられるので、チェーン店でも多く提供されていますし、コンビニで販売されることも多いです。
そんな牛丼のカロリーはどれくらいでしょうか。
牛丼には様々なレシピがありますが、以下のような材料でつくることができます。
牛丼1人分
ご飯:200g
牛肉肩:100g
たまねぎ:50g
酒:20g
醤油:22g
砂糖:4.5g
だし:100g
しょうが:10g
このような材料の場合、それぞれのカロリーは以下のようになります。
ご飯:336kcal
牛肉肩(和牛):286kcal
たまねぎ:19kcal
酒:22kcal
醤油:16kcal
砂糖:17kcal
だし:2kcal
しょうが:5kcal
計 702kcal
よって牛丼1杯(506.5g)程度で、702kcalとなります。
牛丼は、具材によっては1杯あたりで700kcalを超えるので、結構カロリーは高いといえます。
また今回は、牛の肩肉脂身つき、さらに和牛を材料とした場合のカロリーを計算しています。
和牛肉は輸入牛に比べてカロリーが高いです。
同じ牛肉の種類でも輸入の方がカロリーが低く、輸入牛・肩肉(脂身つき)で 180kcalとなります。
なので、牛丼をご家庭でつくる場合は、和牛ではなく、輸入牛を使用した方がカロリーは低くなります。
また脂身を少なくすることで、さらにカロリーをカットすることができます。
ご家庭でつくる場合は、このような点に注意すると良いかと思います。
牛丼の糖質量はどれくらい
では、牛丼の糖質量はどれくらいでしょうか。
基本的に糖質は、糖質=炭水化物量-食物繊維量で計算することができます。
ですので、牛丼の糖質量も同じように計算することができます。
上記のような材料の場合、牛丼1杯あたりの栄養成分は以下のようになります。
炭水化物量: 88.1g
食物繊維量: 1.6g
糖質: 86.5g
よって牛丼1杯(506.5g)程度で糖質量は、86.5gとなります。
※白米ごはん200gあたりで計算
このように牛丼はご飯を多く摂取することになるので、糖質量も多くなります。
白米ごはん200gあたりの糖質量は、73.6gですので、牛丼における白米ごはんの糖質量は85%になります。
糖質制限をしている方は、注意が必要な糖質量となります。
白米ごはんの量を少なくしたり、別の食材に置き換えるなどの対策をすると良いかと思います。
白米ごはんはどうしても食べたいという方は、こんにゃく米にすると糖質を抑えられます。
吉野家・松屋・すき家の牛丼のカロリーや糖質量
牛丼はチェーン店でも多く提供されています。
吉野家や松屋、すき家など大手牛丼チェーン店がありますが、カロリーや糖質量はどれくらいになるのでしょうか。
吉野家の牛丼のカロリー
kcal | |
並盛 | 652 |
アタマ大盛 | 741 |
大盛 | 863 |
特盛 | 1030 |
引用元:https://www.yoshinoya.com/menu/gyudon/
公式HPには、カロリーは記載されていましたが、糖質量までは記載されていませんでした。
並盛ですと、650kcal程度ですが、ご飯の量が増える分、大盛りや特盛りは高カロリーです。
すき家の牛丼のカロリー糖質
kcal | 炭水化物量 | |
ミニ | 496 | 70 |
並盛 | 733 | 104 |
中盛 | 798 | 91 |
大盛 | 966 | 139 |
特盛 | 1176 | 144 |
メガ | 1458 | 151 |
引用元:https://www.sukiya.jp/menu/in/gyudon/100100/nutrient.html
糖質量ではなく、炭水化物量のみ記載されておりました。
牛丼の材料で食物繊維が含まれているのは、ご飯と玉ねぎであり、およそ1杯で1~2g程度は含まれていると考えられます。
なので、実際の糖質量は、上記の炭水化物量から1~2g程度を引いた数値になると思います。
松屋の牛丼のカロリー糖質
kcal | 炭水化物量 | |
ミニ | 510 | 68.4 |
並盛 | 692 | 96.8 |
大盛 | 953 | 141.5 |
特盛 | 1350 | 190 |
引用元:https://www.matsuyafoods.co.jp/matsuya/menu/gyumeshi/gyumeshi_hp_z.html
松屋も、すき家同様に糖質ではなく、炭水化物量の記載はありました。
こちらも食物繊維量の含有量が1~2g程度と推測できますので、糖質量は炭水化物量から1~2g程度ひいたものであると考えられます。
甘めの牛丼であった場合は砂糖も使用されていることが考えられます。
特盛やメガとなると、カロリー・糖質量ともにかなり含有量は多くなるので、ダイエット中の方は注意が必要です。
牛丼で太ることはある?
牛丼並のカロリーは600~700kcal程度になります。
牛肉自体、他の肉類と比較するとカロリーが高いので、結果的に高カロリーとなります。
ただ、成人男性の消費カロリーは少なくとも1日2000kcal程度ですので、1食分に換算すれば600~700kcal程度であれば、許容範囲内です。
ただ、並盛ではなく、大盛りや特盛りなどのご飯が多い場合は、さらにカロリーが高くなり、1000kcal超えをすることもあります。
そうなるとカロリーオーバーで太るということも考えられます。
ですのでダイエット中の方は、大盛りなどには変更せずに、並盛りなどで摂取量は抑えた方が良いです。
糖質面でみると
では、糖質面でみるとどうでしょうか。
牛丼の糖質量は多く、 90~100g程度の糖質量を含んでいることになります。
つまり、糖質量は多いといえます。
ですので糖質制限をしている方にとっては牛丼の糖質量は多く、牛丼1食分で1日の摂取目安を超えてしまうこともあります。
なので牛丼は糖質制限をしている方にとっては不向きです。
牛丼の糖質量はご飯の量が大半を占めているので、ご飯の量を減らすだけで糖質量をオフすることができます。
牛肉自体は、糖質をほとんど含みませんが、砂糖やみりんなどの調味料も糖質量を増やす原因となります。
糖質制限をしている方は、これらの調味料の使用量を少なくし、さらにご飯の量を調整すれば、牛丼も食べることはできます。
ご飯が食べられないと満腹にならないという方は、こんにゃくがブレンドされたこんにゃく米を使用するのも良いです!
牛丼のカロリー糖質まとめ
牛丼のカロリーや糖質量をテーマにしてまとめました。
牛丼は1杯あたりで600~700kcal程度になります。
1食分で高カロリーとなりますし、糖質量も多いので注意が必要です。
牛丼をよく食べるという方は、大盛りなどにするとさらに高カロリーとなるのでダイエット中は注意してください。
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