カレイの煮つけのカロリーや糖質がテーマです。
カレイの煮つけのカロリーや糖質量はどれくらいでしょうか。
カレイの煮つけについてまとめていきます。
カレイの煮つけのカロリーはどれくらい
カレイの煮つけは、カレイを砂糖やみりん、醤油などの調味料で煮詰めたものです。
カレイ自体は、日本近海でとれる魚であり、代表的な種類は「まがれい」「まこがれい」です。
まがれいとまこがれいの違いは、まこがれいには「うろこ」があることです。
ヒラメと似ているカレイですが、「左ひらめ、右かれい」と呼ばれることもありますが、例外もあります。
そんなカレイの中でも代表的な料理である、カレイの煮つけですがカロリーはどれくらいでしょうか。
カレイの煮つけには様々なレシピがありますが、以下のような材料でつくることができます。
カレイの煮つけ(2人分)
カレイ:100g
酒:25g
醤油:12g
みりん:12g
砂糖:2.5g
このような材料の場合、それぞれの材料のカロリーは以下のようになります。
カレイ:95kcal
酒:27kcal
醤油:9kcal
みりん:29kcal
砂糖:10kcal
計 169kcal
よって、カレイの煮つけ1食分(151.5g)程度で169kcalになります。
※味付けによってカロリーは多少変化します
カレイのカロリーは100gあたりで95kcal程度ですので、煮つけにしてもそこまでカロリーが高くなるというわけではないです。
ただ子持ちカレイの場合は多少カロリーが高くなります。
子持ちがれいでカレイの煮つけを作った場合は、1食分で217kcal程度になります。
子持ちがれいの場合は、脂質量が多いため、まがれいよりもカロリーが高くなります。
魚の中ではカレイはカロリーの低い部類です。
他の魚のカロリーは以下のようになります。
100gあたり(kcal) | |
あじ | 126 |
穴子 | 161 |
いわし | 169 |
うなぎ | 255 |
かつお | 114 |
鮭 | 138 |
さば | 247 |
ひらめ | 126 |
ぶり | 257 |
まぐろ | 108 |
カレイは他の魚よりもカロリーが低いので、煮つけにしても200kcal以下ですが、ブリや鯖などの魚は脂質量が多いのでカロリーは高めです。
なのでブリの照り焼きなどの魚料理の方がカロリーは高くなるといえます。
ダイエット中の方は、魚の種類を考慮してみても良いかもしれません。
カレイの煮つけの糖質量はどれくらい
では、カレイの煮つけの糖質量はどれくらいでしょうか。
基本的に糖質は、糖質=炭水化物量-食物繊維量で計算することができます。
ですので、カレイの煮つけの糖質量も同じように計算することができます。
上記のような材料の場合、カレイの煮つけの糖質量は以下のようになります。
カレイ:0.1g
酒:1.2g
醤油:1.2g
みりん:5.2g
砂糖:2.5g
計 10.2g
よって、カレイの煮つけ1食分の糖質量は、10.2gとなります。
カレイ自体の糖質量は100gあたりで0.1g程度ですが、煮つけにすることで糖質量は増えます。
なぜ煮つけにすると糖質量が多くなるのかというと、煮つけには糖質量の含有量が多い砂糖やみりんが使われているためです。
砂糖は大さじ1杯で8.9g の糖質量、みりんは大さじ1杯で7.8g の糖質量を含みます。
カレイの煮つけにする際は、調味料の含有量によって糖質量は変わってきますが、砂糖やみりんを多く使用するほど糖質量は多くなります。
ですので、糖質制限をしている方は、自分でつくる際は、こういった調味料の使用量を抑えることで糖質量は少なくなります。
糖質制限をしている方は、魚料理を食べる際、煮つけにするよりは刺身や塩焼きなどにして食べた方が、糖質の摂取量は少なくなります。
カレイの栄養は何がある?
ではカレイにはどのような栄養が含まれているのでしょうか。
カレイは、脂質量が少ない魚であるといえます。
成分でみると
- ビタミンD
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- タウリン
などの栄養成分が含まれています。
「ビタミンD」は、小腸でのカルシウムの吸収を促進し、骨や歯への沈着を助ける作用があります。
ですので、骨や歯を丈夫にし、骨粗しょう症を予防する効果があります。
「ビタミンB1」は糖質がエネルギーに変わるときの補酵素的な役割を果たします。
ビタミンB1を摂取することで疲労回復に効果があります。
「ビタミンB2」は糖質・脂質・タンパク質の代謝に関わるビタミンです。
過酸化脂質の分解にも関与しています。
「タウリン」はコレステロール値の低下や血糖値の上昇の抑制に関わります。
このようにカレイには代謝に関わるビタミンが含まれています。
ビタミンB群は代謝に関わるので、ダイエット中の方も摂取したいビタミンであるといえます。
かれいの煮つけで太ることはある?
かれいの煮つけは1食分で170kcal 程度であり、そこまで高カロリーではないといえます。
ですので、おかずとして1切れのかれいの煮つけを食べるのであれば、問題はないといえます。
ただ、カレイの煮つけはお店で提供しているところもありますが、自分でつくるよりも、お店で食べる方が高カロリーになりがちです。
定食にすると700kcal前後で提供されることもあるので、食べ過ぎに注意してください。
またカレイの煮つけ自体は、そこまでカロリーは高くないのですが、同時にご飯をたくさん食べると、摂取カロリーは多くなってしまいます。
ご飯1杯150gで 252kcal程度になるので、大盛りにして食べすぎるなどはしない方がダイエット中は良いといえます。
また通常のカレイよりも、子持ちがれいの方がカロリーは高くなります。
カロリーを低くしたいのであれば、子持ちがれいではなく、通常のカレイを選択して調理した方がカロリー摂取量は少なくなります。
糖質面でみると
ではカレイの煮つけは糖質面でみるとどうでしょうか。
カレイの煮つけの糖質量は、1切れ分で10g程度になります。
かれい自体は100gあたりの糖質量が0.1g程度と少ないのですが、煮物にすることで糖質量は増えます。
煮つけはみりんや砂糖を使用するので、どうしても糖質量が多くなってしまいます。
おかず1品で10gというのは、他の料理と考慮すれば、食べられます。
ただ、煮物にするよりも、刺身や塩焼きにして魚料理は食べた方が糖質の摂取量は少なくなります。
また煮つけにしてしまうと、ご飯が食べたくなりますが、ご飯は糖質量が多いといえます。
ご飯1杯150g程度の糖質量は55.2gとなりますので、糖質制限中はご飯の量にも注意してください。
カレイの煮つけのカロリー糖質まとめ
カレイの煮つけのカロリーや糖質をテーマにしてまとめました。
カレイの煮つけは100gあたりで200kcal程度になります。
調味料によっても多少カロリーは変わってきますが、1切れであれば、食べても問題はありません。
ただ、食べ過ぎると塩分摂取量も増えてしまうので注意が必要です。
また糖質制限中の方は、煮つけにしてしまうと、どうしても糖質摂取量は多くなってしまいます。
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