さわらのカロリーや糖質量がテーマです。
さわらのカロリーや糖質量はどれくらいでしょうか。
また粕漬や塩焼きではどれくらいになるでしょうか。
さわらについてまとめていきます。
さわらのカロリーはどれくらい?
さわらは、日本近海で獲れる魚であり、カマスサワラ・ヨコシマサワラなど様々な種類のさわらが存在します。
1~2月の時期は、脂ものっている時期であるといえます。また、フライや照り焼き、ムニエルなど様々な調理法があります。
そんなさわらのカロリーはどれくらいでしょうか。
食品成分表(7訂)をもとにすると、さわら100gあたりのカロリーは以下のようになります。
エネルギー:177kcal
水分:68.6g
タンパク質:20.1g
脂質:9.7g
炭水化物:0.1g
食物繊維:0.0g
ですのでさわら100gあたりで177kcalとなります。
さわらは脂質量が10g程度ありますので、脂質量は多い方です。
味は淡白ですが、脂質が多いので、肉質は柔らかいです。
100gあたりで200kcal程度あるので、魚の中では少しカロリーは高めです。
参考までに、他の魚100gあたりのカロリーは以下のようになります。
100gあたり(kcal) | |
あじ | 126 |
穴子 | 161 |
いわし | 169 |
うなぎ | 255 |
かつお | 114 |
鮭 | 138 |
さば | 247 |
ひらめ | 126 |
ぶり | 257 |
まぐろ | 108 |
魚で脂質量が多い魚は、100gあたりで200kcal近くなります。
さわらは170kcal程度ですが、うなぎやブリなどは脂質が20%近くあるので100gで250kcal程度になります。
ダイエット中でカロリーを気にする方は、脂質が少ない淡白な魚を選ぶと良いです。
さわらの糖質量はどれくらい
ではさわらの糖質量はどれくらいでしょうか。
基本的に糖質は、糖質=炭水化物量-食物繊維量で計算することができます。
ですので、さわらの糖質量も同じように計算することができます。
食品成分表(7訂)をもとにすると、さわら100gあたりの糖質量は以下のようになります。
糖質=炭水化物量-食物繊維量=0.1‐0.0=0.1g
よってさわら100gあたりの糖質量は0.1gとなります。
さわらは糖質量が少ないといえます。ですので糖質制限をしている方も、さわらを食べても問題ありません。
基本的に魚や肉類は、糖質量が少ない食材ですが、調理法によって、糖質量は変わってきます。
「刺身」「塩焼き」などの調理法は糖質量が少ないです。
「煮物」「フライ」などの調理法は、小麦粉・砂糖・みりんなどの糖質を含む調味料を使うので、糖質量が多くなりがちです。
砂糖やみりんを使うと、料理自体の糖質量が多くなってしまうので、注意が必要です。糖質制限をしている方は、刺身や塩焼きにして食べると良いといえます。
さわらの粕漬のカロリーや糖質量
さわらは粕漬にしても食べられています。
粕漬にするとカロリーはどれくらいでしょうか。
さわらの粕漬には様々なレシピがありますが、以下のような材料でつくることができます。
さわらの粕漬1人分
さわら:50g
酒粕:25g(吸収量20%の5g)
酒:25g(吸収量20%の5g)
みりん:25g(吸収量20%の5g)
みそ:25g(吸収量20%の5g)
油:2g
このような材料の場合、それぞれの材料のカロリーは以下のようになります。
さわら:89kcal
酒粕:11kcal
酒:5kcal
みりん:12kcal
みそ:10kcal
油:18kcal
計 145kcal
よってさわらの粕漬1人分(72g)程度で、145kcalとなります。
※さわらを漬けこむ料理ですので、調味料は全吸収ではなく、20%としました。
ですのでさわらの粕漬は一人分で150kcal程度になります。
さわらを揚げて調理するよりもカロリーは低くなります。
またこのような材料の場合、それぞれの材料の糖質量は以下のようになります。
炭水化物量: 4.7g
食物繊維量: 0.5g
糖質: 4.2g
よってさわらの粕漬1食分(72g)程度で、糖質量は 4.2g 程度になります。
粕漬はそこまで糖質量は多くなりません。
さわらの塩焼きのカロリーや糖質量
さわらの1切れあたりの重量は100g程度です。
食品成分表をもとにすると、さわらを焼いた場合の栄養成分は以下のようになります。
さわら(焼き)100g
エネルギー:202kcal
水分:63.8g
タンパク質:23.6g
脂質:10.8g
炭水化物:0.1g
食物繊維:0.0g
よって100gあたりで202kcal程度になりますが、さわらを焼くと重量が変化し、切り身100gを焼くと80g程度になります。
ですので、さわらの塩焼き1切れあたりで162kcal程度になります。
また糖質量は1切れで0.1gと少ないといえます。
さわらの栄養
さわらに含まれている栄養素としては、
- ビタミンD
- ビタミンB2
- ビタミンB12
などのビタミン、そしてDHA・EPAがあげられます。
さわらに含まれるビタミンD
ビタミンDは、小腸でのカルシウムの吸収を促進し、骨や歯を丈夫にする働きがあります。
よって骨粗しょう症予防にも役立ちます。
さわらに含まれるビタミンB2
ビタミンB2は、糖質・脂質・タンパク質の代謝に関わり、皮膚や粘膜などの健康維持に関わります。
口角炎や口内炎の予防にも役立ちます。
さわらに含まれるビタミンB12
ビタミンB12は、葉酸とともにヘモグロビンの形成に関わるビタミンで、悪性貧血の予防に関わります。
さわらに含まれるDHA・EPA
DHAは、青魚に多く含まれており、悪玉コレステロールを減らして、脳や神経組織の機能を向上してくれる作用があります。
EPAは、血液中の中性脂肪やコレステロールを減らし、血液をサラサラにする働きがあります。
なので、動脈硬化などの生活習慣病を予防する働きがあります。
さわらで太ることはある?
さわらは脂質量が多いために、100g(一切れ)あたりで170kcal程度です。
魚では少しカロリーは高いほうですが、切り身を調理して食べる分には、問題ありません。
さわらで太るということは考えにくいですが、さわら料理を食べてご飯をたくさん食べるなどした場合は、カロリー過多となる可能性もあるので注意してください。
糖質面でみると
さわらの糖質量は100gあたりで0.1g 程度です。
ですので糖質量は少ないといえます。
糖質制限をしている方も食べられますが、煮物やフライにすると、多少糖質量が増えるので、刺身や塩焼きにして食べた方が良いです。
またカロリー同様に、魚料理はご飯も多く食べがちです。白米ごはん1杯(150g)程度で55.2gもの糖質量を含んでいますので、糖質制限をしている方は注意が必要です。
ご飯をたくさん食べたい方は、糖質量の少ないご飯も。
さわらのカロリー糖質まとめ
さわらのカロリーや糖質量をテーマにしてまとめました。
さわらは100gあたりで170kcal、糖質量は0.1gです。
ただ調理法によっては多少、カロリーや糖質量は変わります。
ダイエット中や、刺身や塩焼きにして食べるのがおススメです。
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