魚介

さんまの塩焼きのカロリーや糖質量はどれくらい?

さんまの塩焼きのカロリーや糖質量がテーマです。

さんまの塩焼きのカロリーや糖質量はどれくらいでしょうか。

さんまの塩焼きについてまとめていきます。



さんまの塩焼きのカロリーはどれくらい?

さんまの塩焼きは、さんまが旬の秋の時期によくされる調理法です。

 

さんまは関西地方では「さいら」とも呼ばれている魚です。

秋が旬なので漢字では 「秋刀魚」とも表記しています。

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そんなさんまは、刺身や酢の物にも調理されますが、ダントツは塩焼きです。

 

脂がのっているさんまは、焼いて食べるのが一番といえます。

 

そんなさんまの塩焼きですが、カロリーはどれくらいでしょうか。

食品成分表(7訂)をもとにすると、焼きさんま100gあたりの栄養成分は以下のようになります。

エネルギー:270kcal
水分:55.1g
タンパク質:23.9g
脂質:17.9g
炭水化物:0.2g
食物繊維:0.0g

さんま・皮つき-焼き

よって焼いたさんま100gあたりで270kcalとなります。

 

焼いたさんまは300kcal近いですが、生のさんまの方がカロリーは高く、生さんまで297kcalとなります。

 

参考までに生さんま100gあたりの栄養成分は以下のようになります。

エネルギー:297kcal
水分:57.7g
タンパク質:17.6g
脂質:23.6g
炭水化物:0.1g
食物繊維:0.0g

さんま・皮つき-生

生さんまは、297kcalで焼きさんまは、270kcalとなります。

なぜ焼いた方がカロリーが低いのか・・・?というと、焼くことで脂が少なくなり、脂質の割合が少なくなるためです。

 

生さんまの脂質の割合は23%ですが、焼いたことで脂質の割合は18%になります。

 

タンパク質の割合は、焼いた方が高くなりますが、タンパク質は100g・4kcalで脂質は100g・9kcalですので、焼きさんまの方が100gあたりのカロリーは低いといえます。

 

参考までに他の魚のカロリーは以下のようになります。

100gあたり(kcal)
あじ126
穴子161
いわし169
うなぎ255
かつお114
138
さば247
ひらめ126
ぶり257
まぐろ108

このように、魚の種類によって差がありますが、鰻やさば、ブリなどの魚は脂質の含有量が多いために高カロリーです。

 

さんまはこれらの魚よりもカロリーが高いといえます。

 

なお、さんまのカロリーとして食品成分表を参考にしていますが、さんまは脂のノリによってカロリーが変化しますので、あくまで平均値となっています。

 

つまり、旬の時期に脂が多くのっているさんまはもっとカロリーが高くなるといえます。

さんまの塩焼き1尾あたりのカロリー

ではさんまの塩焼き1尾あたりでは、カロリーはどれくらいになるでしょうか。

 

さんま1匹あたりの重量は150g程度です。

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魚は焼くことで80%程度の重量になるので、150g→120gとなります。

 

さらに、焼きさんまの廃棄率は35%ですので、1尾あたりの可食部は78g程度になります。

 

つまり1尾あたりで211kcal程度になります。ですので1尾では200kcalを超えます。

 

可食部は少ないですが、200kcal程度と結構カロリーは高めなので、注意が必要です。

 

さんまの刺身の場合は、100gあたりで335kcalと高カロリーです。



さんまの塩焼きの糖質量はどれくらい?

では、さんまの塩焼きの糖質量はどれくらいでしょうか。

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基本的に糖質は、糖質=炭水化物量-食物繊維量で計算することができます。

 

ですので、さんまの塩焼きの糖質量も同じように計算することができます。

 

食品成分表をもとにすると、さんまの塩焼き100gあたりの糖質量は以下のようになります。

糖質=炭水化物量-食物繊維量=0.2‐0.0=0.2g

よってさんまの塩焼き100gあたりで糖質量は0.2gとなります。

 

さんまの塩焼きの糖質量は少ないので、糖質制限をしている方も安心して食べられます。

 

基本的に魚や肉類は糖質量が少ないので、糖質制限中の方も、多く食べていると思います。

 

塩焼きや刺身の場合は、調味料をほとんど使わないので、糖質量は少ないです。

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逆に煮物やフライなどは、小麦粉や砂糖、みりんなどの調味料を使うので、糖質量は多くなります。

 

なので、糖質制限をしている方は、煮物などの調理法ではなく、刺身や塩焼きの魚料理を食べた方が、糖質摂取量は少なくなります。

さんまの塩焼き1尾あたりの糖質量

さんまの塩焼き1尾(150g)あたりの可食部は78g程度になります。

 

ですので、さんまの1尾の糖質量は 0.2gとなります。

1尾あたりでも0.2g程度ですので、糖質量はかなり少ないといえます。

 

またさんまの塩焼きには大根おろしも一緒に食べることが多いですが、大根おろし1食分20gの糖質量は0.5gです。

 

大根おろしも一緒に食べても糖質摂取量は1g未満です。



さんまの栄養価は高い?

さんまには

  1. ビタミンD
  2. ビタミンB6
  3. ビタミンB12
  4. DHA
  5. EPA

などの栄養が含まれています。

 

「ビタミンD」は、小腸でのカルシウムの吸収を促進し、骨や歯への沈着を助け、丈夫にする働きがあります。

また骨粗しょう症の予防にも効果があります。

 

「ビタミンB6」は、タンパク質の代謝に関わるビタミンです。皮膚や粘膜の健康維持にも役立っています。

 

「ビタミンB12」は、葉酸とともにヘモグロビンの形成に関与するビタミンです。

魚介類に多く含まれており、悪性貧血を防ぎます。

 

「DHA」(ドコサヘキサエン酸)は、青魚に多く含まれています。

DHAは悪玉コレステロールを減らし、脳や神経組織の機能を向上してくれる働きがあります。

 

「EPA」(エイコサペンタエン酸)も青魚に多く含まれている不飽和脂肪酸で、血液中の中性脂肪やコレステロールを減らし、血液をサラサラにしてくれる働きがあります。

 

ですので、さんまには多く脂肪が含まれていますが、体に良い脂質が豊富に含まれているのです。

さんまの塩焼きで太ることはある?

さんまの塩焼き1尾あたりは 200kcal 程度になります。

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ですので、さんまの塩焼き1尾であれば、おかずとして食べても問題ありません。

 

ただ、1尾で200kcalと結構カロリーは高めなので、食べる量は1尾にとどめておいた方が良いといえます。

糖質面でみると

では糖質面でみるとどうでしょうか。

 

さんまの塩焼きの糖質量は1尾あたりで0.2g程度です。

ですので、糖質量は少なく糖質制限をしている方も食べて問題ありません。

 

ただ、魚料理となると白米ごはんを多く食べがちです。

白米ごはんはお茶碗1杯(150g)で55.2gもの糖質量を含みます。

 

ですので魚の糖質量は少ないのですが、ご飯も一緒にたくさん食べてしまうと糖質量を多く摂取してしまうことになるので注意が必要です。

さんまの塩焼きのカロリー糖質まとめ

さんまの塩焼きのカロリーや糖質量をテーマにしてまとめました。

さんまは脂質量が多いためにカロリーは高いといえます。

ですので、塩焼きでも1尾あたりで200kcal程度になります。

カロリーは高いですが、糖質量は少ないといえます。

ただ、さんまを食べる際は、他の調理法に注意してください。

刺身や缶詰に関してはこちらをどうぞ
さんまのカロリーや糖質量は1尾では?刺身や缶詰だと?

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