魚介

鱈(たら)のカロリーや糖質量は?一切れやムニエルでは?

鱈(たら)のカロリーや糖質量がテーマです。

鱈のカロリーや糖質量はどれくらいでしょうか。

また、たら一切れあたりやムニエルではどうなるでしょうか。

鱈(たら)についてまとめていきます。



鱈(たら)のカロリーはどれくらい?

たらは、北日本~北海道に分布している魚です。

 

たらの種類は一般にスケトウダラ・まだらがあります。たらは煮物や鍋物、ムニエルやグラタンなど様々な料理に調理されています。

 

味わいは淡白ですが、旨みがある魚です。

 

そんなたらのカロリーはどれくらいでしょうか。

食品成分表をもとにすると、鱈100gあたりの栄養成分は以下のようになります。

スケトウダラ

まだらに比べて小型のタラ

エネルギー:76kcal
水分:81.6g
タンパク質:17.4g
脂質:0.3g
炭水化物:0.0g
食物繊維:0.0g

 

まだら

全長が1m程度になる大きめの魚

エネルギー:77kcal
水分:80.9g
タンパク質:17.6g
脂質:0.2g
炭水化物:0.1g
食物繊維:0.0g

ですので、たらのカロリーは100gあたりで76~77kcal 程度です。

 

たらは、主に、すけとうだら・まだいがありますが、2種類、あまりカロリーは変わらないといえます。

 

なお、魚の中でもタラはカロリーが低い方です。

参考までに他の魚のカロリーは以下のようになります。

100gあたり(kcal)
あじ126
穴子161
いわし169
うなぎ255
かつお114
138
さば247
ひらめ126
ぶり257
まぐろ108

家庭で多く食べられている魚は、100kcal以上のものが多いです。

 

鰻やさば、ブリなどは脂質含有量が多いので、100gあたりのカロリーが高くなります。たらは100g中の脂質含有量が1g未満であり、脂質量は少ないといえます。

 

よってカロリーの低い魚です。



たらの糖質量はどれくらい?

では、たらの糖質量はどれくらいでしょうか。

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基本的に糖質は、糖質=炭水化物量-食物繊維量で計算することができます。

 

ですので、たらの糖質量も同じように計算することができます。

 

食品成分表(7訂)をもとにすると、たら100gあたりの糖質量は以下のようになります。

すけとうだら100gあたり
糖質=炭水化物量-食物繊維量=0.0‐0.0=0.0g

 

まだら100gあたり
糖質=炭水化物量-食物繊維量=0.1‐0.0=0.1g

よってたら100gあたりの糖質量は

  • すけとうだら: 0g
  • まらだ: 0.1g

このようになっています。

 

すけとうだらの場合は、炭水化物量が0のため、糖質量も0になります。

 

まだらの場合は0.1gとなりますが、いずれにしろ糖質量は少ないといえます。

 

なので糖質制限をしている方でも安心して食べることができます。

 

ただ、たらは味付けして食べられることも多いですが、煮物にすると糖質量は多くなります。

 

基本的に砂糖やみりんで味付けすると、砂糖大さじ1杯あたり8.9g・みりん大さじ1杯あたり7.8gの糖質量が加算されます。

 

ですので、煮物にすると100gあたり0.1g程度のたらの糖質量がUPします。

 

糖質制限をしている方は、なるべく焼くだけだったり、汁物の具材にするなどの調理法の方が、糖質量は多く摂らないで済みます。



鱈(たら)1切れあたりのカロリーや糖質量

では、鱈1切れあたりのカロリーはどれくらいでしょうか。

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鱈1匹あたりのサイズは、60cm~1m程度と大きい魚ですので、スーパーでは切り身で売られていることがほとんどです。

 

1切れあたりの重量は100gが目安となります。

ですので、タラ1切れあたりのカロリーや糖質量は以下のようになります。

すけとうだら1切れ

カロリー: 76kcal
糖質量: 0g

まだら1切れ

カロリー: 77kcal
糖質量: 0.1g

ですので、タラは1切れあたりのカロリーは低いですし、糖質量も少ないので、ダイエット向きの食材であるといえます。

鱈(たら)のムニエルのカロリーや糖質量

鱈はムニエルにしても食べられています。

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鱈はムニエルにすると、カロリーや糖質量はどれくらいになるでしょうか。

 

鱈のムニエルには様々なレシピがありますが、以下のような材料でつくることができます。

鱈のムニエル1人分

たら:100g
バター:3g
油:3g
小麦粉:2g
塩:0.5g
こしょう:0.3g
レモン汁:2g

このような材料の場合、それぞれの材料のカロリーは以下のようになります。

たら:77kcal
バター:23kcal
油:28kcal
小麦粉:7kcal
塩:0kcal
こしょう:1kcal
レモン汁:1kcal

136kcal

よってたらのムニエル1食分(110.8g)程度で136kcalとなります。

 

たらのムニエルは油を使用するので、100kcalオーバーとなります。

 

ですが、魚の中でカロリーが低いたらは、ムニエルにしてもそこまでカロリーが高くなることがありません。

 

鮭のムニエルであれば、1人分で200kcalは超えます。

鱈(たら)のムニエルの糖質量

ではタラのムニエルの糖質量はどれくらいでしょうか。

 

上記のような材料の場合、それぞれの材料の糖質量は以下のようになります。

たら:0.1g
バター:0.0g
油:0.0g
小麦粉:1.4g
塩:0.0g
こしょう:0.2g
レモン汁:0.2g

1.9g

よって鱈のムニエル1食分で糖質量は1.9g程度となります。

鱈のムニエルは糖質量が少ないです。

 

糖質量の大半を占めているのは小麦粉です。

 

おかずとしても、1食分で2g程度であれば問題ないかと思います。

たらで太ることはある?

たらで太るということはあるでしょうか。

 

たらは100gあたりで76kcal程度と、魚の中でも低カロリーです。ですので、たらで太るということは考えにくいです。

 

また煮物にしたり、揚げ物、グラタンなどにも調理されますが、鍋の食材や焼いて食べた方が、摂取カロリーは少なくなります。

 

味気ないという方は汁物にいれて食べるのも良いかと思います。

 

ダイエット中の方は、あまり調味料を使用しない調理法の方が低カロリーです。

 

またたらは魚の中では栄養が豊富というわけではないですが「ビタミンB群」「DHA」「EPA」を含みます。

 

ビタミンB群は糖質・タンパク質・脂質の代謝に関わるビタミンです。

ですのでダイエット中も摂りたい栄養素です。

 

「DHA」は、悪玉コレステロールを減らし、脳や神経機能を向上する働きがあります。

 

「EPA」は、血液中の中性脂肪やコレステロールを減らし、血液をサラサラにしてくれる効果があります。

糖質面でみると

では糖質面でみるとどうでしょうか。

 

たら100gあたりの糖質量は 0~0.1gと糖質量もかなり少ないです。

 

魚や肉類は基本的に糖質量が少ないので、糖質制限をしている方も安心して食べられます。

 

ただ魚料理は基本的に焼いたり、鍋物にして食べる方が糖質量は少ないです。

 

たらの場合は、ムニエルにして食べられることもありますが、基本的に油を使う料理は、砂糖やみりんを使わないので糖質量も少なめです。

 

逆に煮物は糖質量が多くなることもあるので注意が必要です。

 

糖質量が気になる方は、糖質オフのご飯に変えてみるのも!

鱈のカロリー糖質まとめ

鱈(たら)のカロリーや糖質量をテーマにしてまとめました。

鱈は、100gあたりで76kcal程度と低カロリーです。

また糖質量も少ない食材です。

なのでカロリー制限のダイエットや糖質制限をしている方でも安心して食べられます。

ただ、煮物にすると糖質量もUPするので注意が必要です。

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