白子のカロリーや糖質量がテーマです。
白子のカロリーや糖質量はどれくらいでしょうか。
また白子ポン酢ではどうなるでしょうか。
白子についてまとめていきます。
白子のカロリーはどれくらい
白子は、精巣を表していますが、一般に「たら」を指すことが多いです。色は白っぽい色をしているのが特徴であり、おつまみとしても居酒屋等で提供されています。
一方、たらの卵巣は「たらこ」と呼ばれ、ご飯のおかずとしてもよく食べられています。
そんな白子のカロリーはどれくらいでしょうか。
食品成分表(7訂)をもとにすると、白子のカロリーは以下のようになります。
白子100gあたり
エネルギー:62kcal
水分:83.8g
タンパク質:13.4g
脂質:0.8g
炭水化物:0.2g
食物繊維:0.0g
ですので、白子100gあたりで62kcalとなります。
ですので、白子はカロリーが低い部位であるといえます。
タンパク質が多く、脂質量は少ないというのが特徴であるといえます。
魚の卵巣や卵と比較すると以下のようになります。
かずのこ(ニシン): 162kcal /100g
からすみ(ぼら): 423kcal /100g
すじこ(鮭): 282kcal /100g
たらこ: 140kcal /100g
キャビア(さめ): 263kcal /100g
いくら(鮭): 272kcal /100g
たらの卵巣である「たらこ」は他の魚の部位よりも低カロリーです。
白子はたらこの半分以下のカロリーになりますので、低カロリーであるといえます。
なお、たらの切り身のカロリーは100gあたりで 76kcal となります。
白子1個あたりのカロリーはどれくらい
白子1個あたりの重量は10g程度になります。
ですので、白子1個あたりのカロリーは、6.2kcalとなり、カロリーは低いといえます。
また白子1パックは500g程度で販売されているので、1パックあたりのカロリーは、310kcalとなります。
白子の糖質量はどれくらい
では、白子の糖質量はどれくらいでしょうか。
基本的に糖質は、糖質=炭水化物量-食物繊維量で計算することができます。
ですので、白子の糖質量も同じように計算することができます。
食品成分表(7訂)をもとにすると、白子100gあたりの糖質量は以下のようになります。
糖質=炭水化物量-食物繊維量=0.2‐0.0=0.2g
よって白子100gあたりの糖質量は、0.2gであり、糖質量は少ないといえます。
基本的に肉や魚類は糖質量が少ない食材が多いので、糖質制限の方も食べられます。
また白子の場合は、料理にする際に鍋や汁物、天ぷらなどの調理法が多いので、調理による糖質量の変化は少ないといえます。
ただ、他の魚の場合は煮物にする場合も多く、そういった場合は砂糖やみりんの糖質量の多い調味料も使うために、料理全体の糖質量が多くなることがあります。
糖質制限の方が魚料理を食べる際は、調味料の糖質にも注意が必要です。
白子ポン酢のカロリーや糖質量はどれくらい
白子のおつまみといえば「白子ポン酢」を想像するという方も多いのではないでしょうか。
多くの居酒屋でも白子ポン酢は提供されています。
そんな白子ポン酢のカロリーや糖質量はどれくらいでしょうか。
白子ポン酢には様々なレシピがありますが、以下のような材料でつくることができます。
白子ポン酢1人分
白子:100g
大根おろし:20g
こねぎ:5g
ポン酢醤油:30g
このような材料の場合、それぞれの材料のカロリーは以下のようになります。
白子:62kcal
大根おろし:4kcal
こねぎ:1kcal
ポン酢醤油:14kcal
計 81kcal
よって白子ポン酢一人分(155.0g)程度で、81kcal程度になります。
白子ポン酢は、1食分で100kcal以下となりますので、カロリーは低いといえます。
ですのでおつまみとして食べてもそこまでカロリーは気にしなくても大丈夫です。
白子ポン酢の糖質量
上記のような材料の場合、それぞれの材料の糖質量は以下のようになります。
白子:0.2g
大根おろし:0.5g
こねぎ:0.2g
ポン酢醤油:2.4g
計 3.4g
よって白子ポン酢1食分の糖質量は3.4gとなります。
白子自体の糖質量が少ないので、一品あたりの糖質量も少なくなります。
同じ「たら」からとれる「たらこ」や「明太子」は、塩分量が多いために、量を食べ過ぎるのは良くないですが、白子であれば塩分量は少ないです。
たらこや明太子に関してはこちらをどうぞ
たらこのカロリーや糖質量は?焼きたらこや1本あたりは?
ただ、白子ポン酢の場合は、ポン酢分の塩分量も追加されますので、1食あたりの塩分相当量は 2.0g 程度になりますので、食べ過ぎには注意が必要です。
白子で太ることはある?
では白子で太るということはあるでしょうか。
白子は100gあたりで62kcal 程度であり、カロリーは低いといえます。
ですので、カロリーを気にしてダイエットしている方でも安心して食べられます。
またおつまみとしてよく食べられている白子ポン酢も、1食あたりで100kcal未満ですので、おつまみとして、カロリーは高い方ではないです。
ただ白子ポン酢にすると塩分量が多いので食べ過ぎには注意が必要です。
塩分量が多いと、お酒を飲む量やご飯を食べる量がついつい多くなってしまうこともあるので、その辺はセーブしてください。
糖質面でみると
では糖質面でみるとどうでしょうか。
白子100gあたりの糖質量は0.2g であり、糖質量は少ないといえます。
ですので、糖質制限をしている方も安心して食べられます。
また白子ポン酢としてもよく食べられますが、糖質量は3g程度ですので、許容範囲内であるといえます。
ただおつまみとして白子を食べてお酒を飲むと、お酒の種類によっては糖質量が多いものもあります。
糖質量のお酒を多く摂取してしまうと意味がないので、注意が必要です。
白子のカロリー糖質まとめ
白子のカロリーや糖質量をテーマにしてまとめました。
白子は、低カロリーであり、低糖質な魚の部位です。
一般に多く流通しているのはたらの白子ですが、その他、鮭や鯛の白子なども流通しています。
これらは成分表による分析結果はないのですが、たらの白子同様に低カロリーであると考えられます。