ホタテのカロリーや糖質がテーマです。
ホタテのカロリーや糖質量はどれくらいでしょうか。また刺身の場合はどうなるのでしょうか。
ホタテについてまとめていきます。
ホタテのカロリーはどれくらい
ホタテは大型の二枚貝であり、北海道や東北に分布しています。そんなホタテは肉質が柔らかいのが特徴で、刺身や寿司、バター炒めなど様々な調理法があります。
ホタテの貝柱も旨み成分が豊富に含まれており、おつまみとしてもよく食べられています。
ホタテのカロリーはどれくらいになるでしょうか。
食品成分表をもとにすると、ホタテのカロリーは以下のようになります。
エネルギー:72kcal
水分:82.3g
タンパク質:13.5g
脂質:0.9g
炭水化物:1.5g
食物繊維:0.0g
ですのでホタテのカロリーは100gあたりで72kcalとなります。
こちらはヒモ付きのもののカロリーとなります。ホタテは脂質量が少ないですが、タンパク質は豊富に含まれています。
他のよく食べられている貝類のカロリーは以下のようになります。
100gあたり(kcal) | |
赤貝 | 74 |
あさり | 30 |
牡蠣 | 60 |
しじみ | 64 |
さざえ | 89 |
はまぐり | 39 |
ですので比較するとアサリやハマグリなどの貝の方がカロリーは低くなります。
とはいえ、脂質量が豊富に含まれている、ブリや鯖などの魚と比較するとホタテの方がカロリーは低くなります。
ホタテ1個あたりのカロリー!貝柱では
ホタテ1個あたりの重量は200g程度ですが、廃棄率が50%ですので、1個当たりの可食部は100g程度になります。
ですので、ホタテを丸々1個食べても72kcalとなります。
ホタテの貝柱のカロリー
なお、ホタテの貝柱はバター醤油焼きにしたり、いろいろな食べ方がありますが貝柱1個あたりの重量は30g程度になります。
ですのでホタテの貝柱1個あたりで26kcal程度になります。
※100gあたりでは88kcal
ホタテの貝柱煮干しになると100gあたりで322kcal程度になります。ですので食べすぎは要注意です。
ホタテの糖質量はどれくらい
ホタテの糖質量はどれくらいになるでしょうか。
基本的に糖質は、糖質=炭水化物量-食物繊維量で計算することができます。ですのでホタテの糖質量も同じように計算することができます。
食品成分表をもとにすると、ホタテ100gあたりの糖質量は以下のようになります。
糖質=炭水化物量-食物繊維量=1.5‐0.0=1.5g
よってホタテの糖質量は100gあたりで1.5gとなります。100gあたりで糖質量が1.5gという数値は、食材全般でみると少ない方です。
また貝類の中でも糖質量は少ない方であるといえます。
他の貝類の100gあたりの糖質量は以下のようになります。
糖質(g) | |
赤貝 | 3.5 |
あさり | 0.4 |
牡蠣 | 4.7 |
しじみ | 4.5 |
さざえ | 0.8 |
はまぐり | 1.8 |
ホタテよりも糖質量が少ない貝類もありますが、牡蠣や赤貝などと比較すると糖質量は少ないといえます。
ホタテの刺身のカロリーや糖質量
ホタテの刺身というのは、ホタテのヒモや食べられない部分を除去して、貝柱だけにして薄く切ったものです。
醤油をそのままつけて食べる他、マリネにしても食べられています。
食品成分表をもとにすると、ホタテの貝柱100gあたりの栄養成分は以下のようになります。
エネルギー:88kcal
水分:78.4g
タンパク質:16.9g
脂質:0.3g
炭水化物:3.5g
食物繊維:0.0g
よってホタテの貝柱100gあたりで88kcalとなります。
つまり、ホタテの刺身(貝柱のみ)の方が、生のホタテ丸ごとよりもカロリーは高くなります。脂質は少ないのですが、炭水化物量が多くなるためです。
ホタテの刺身1切れは15g程度ですので、1切れあたりで13kcalとなります。
ホタテの刺身の糖質量
ホタテの刺身100gあたりの糖質量は3.5gとなります。ホタテ丸ごとよりも貝柱の方が炭水化物の含有量は多くなります。
ホタテの刺身一切れあたりでは0.5g程度の糖質量となります。1枚あたりで換算するとそこまで糖質量が多いというわけではないです。
ホタテの栄養効果
ではホタテにはどのような栄養効果があるのでしょうか。
ホタテで注目すべき栄養素は以下のようなものがあります。
- 鉄分
- 亜鉛
- ビタミンB12
その他タウリンも含まれています。
それぞれの栄養素の働きは以下のようになります。
「鉄分」…鉄分はヘモグロビンの構成成分となります。
ヘモグロビンは酸素を全身に運ぶ役割をしており、ヘモグロビンが不足すると貧血の症状が起こることがあります。
特に成人の女性は男性よりも鉄分を摂取する必要があり、1日の推奨量は10.5mgです。ホタテ100gで2.2mgの鉄分が補えます。
「亜鉛」…亜鉛は酵素の構成成分の他、味覚に関わるビタミンです。
亜鉛が不足すると、味覚の低下が起こることがあります。
「ビタミンB12」…ビタミンB12は葉酸とともに赤血球の形成に関わるビタミンです。
ビタミンB12が不足すると悪性貧血になることがあります。
ただビタミンB12は様々な食材に含まれており、あまり不足するということはないです。
またタウリンには、肝機能向上に効果があるとされています。お酒をよく飲む方は、
ホタテなどのタウリンを含む食材を摂取してみてはいかがでしょうか。
ホタテで太ることはある?
ではホタテで太るということはあるのでしょうか。
ホタテは100gあたりで72kcal程度であり、カロリーが高いわけではありません。
またホタテの刺身の場合も、1枚あたりで13kcal程度と低カロリーです。なのでダイエット中の方も食べられる食材です。
ただ貝柱を乾燥させたものだと、高カロリーになりますので食べ過ぎには注意が必要です。
糖質面でみると
ほたての糖質量は100gあたりで1.5gとなります。魚と比較すると糖質量は多いですが、他の貝類と比較すると、そこまで多いわけではありません。
また食材の中でも糖質量は少ない方であるといえます。
ですので糖質制限をしている方でも食べられます。
ただ煮物にする場合は、糖質量も多くなるので注意が必要です。糖質制限中は刺身や鍋の具材にするなどの調理法が良いかと思います。
ホタテのカロリー糖質まとめ
ホタテのカロリーや糖質量をテーマにしてまとめました。
ホタテは100gあたりで72kcal、そして糖質量は1.5g程度です。
ですので食材の中で考えると、低カロリーで糖質量も少ない食材であるといえます。
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