リブロースのカロリーや糖質がテーマです。
リブロースのカロリーや糖質はどれくらいでしょうか。
リブロースについてまとめていきます。
リブロースのカロリーはどれくらい?
リブロースは、お肉の部位の一種であり、肋骨の背中側の部位を指しています。
そんなリブロースは、肉質のきめが細かく、柔らかくて旨みがあるのが特徴です。
すき焼きやしゃぶしゃぶ、ローストビーフなど様々な料理にも活用される部位となります。牛肉の部位の中でも脂質が多く、霜降りが入りやすい部位であるといえます。
そんなリブロースのカロリーはどれくらいでしょうか。
食品成分表をもとにすると、リブロース100gあたりの栄養成分は以下のようになります。
※和牛
リブロース・生(和牛)
エネルギー:573kcal
水分:34.5g
タンパク質:9.7g
脂質:56.5g
炭水化物:0.1g
食物繊維:0.0g
リブロース・焼き(和牛)
エネルギー:597kcal
水分:27.7g
タンパク質:14.6g
脂質:56.8g
炭水化物:0.2g
食物繊維:0.0g
ですので、リブロース100gのカロリーは、生で573kcal、焼いたもので597kcalです。
生と焼いたものではあまりカロリーが変わらない?と一見思いますが、生のお肉を焼いた場合、脂が流出するので、カロリーは低くなります。
その分水分も流出するので、重量が変化します。
100gのお肉を焼くと、重量が70g程度になるので、カロリーは焼いたリブロース70g分、つまり418kcal程度になります。
計算上、焼くことでカロリーオフになります。
リブロース1枚あたりのカロリー
ステーキの重量を150g・200g・250g・300gとすると、焼いたもののカロリーは以下のようになります。
150g: 896kcal
200g: 1194kcal
250g: 1493kcal
300g: 1791kcal
和牛のステーキを300gも食べるということはあまりないと思いますが、300gほど食べるとステーキ1枚で2000kcal近く摂取することになります。
輸入牛のリブロースのカロリー
和牛と輸入牛では、脂身の量が違うので、カロリーが変わってきます。和牛と輸入牛ではどれくらいカロリーに違いがあるのでしょうか。
輸入牛のリブロース(焼き)100gあたりの栄養成分は以下のようになります。
エネルギー:332kcal
水分:49.8g
タンパク質:25.0g
脂質:23.9g
炭水化物:0.3g
食物繊維:0.0g
よって、輸入牛肉の場合は、100gで332kcalとなります。
和牛の場合は、100gあたりで597kcalですので、輸入牛肉の方がカロリーは低いということになります。
100gあたりで250kcalほどカロリーに差がありますが、これは脂質量の差です。和牛は柔らかい食感がありますが、これは脂質が多いためで、逆に輸入牛の方がかたいのは、脂質が少なくタンパク質が多いためです。
輸入牛の方が手軽に購入できますし、低カロリーなので、ダイエット向きといえますね。
カロリーを気にする方は、和牛よりも輸入牛の方がおススメです。
1枚あたりで換算すると以下のようになります。
150g: 498kcal
200g: 664kcal
250g: 830kcal
300g: 996kcal
300gほどのリブロースを食べると、摂取カロリーは1000kcal近くなります。
和牛よりもカロリーは少ないですが、摂取カロリーは高くなるので注意が必要です。
リブロースの糖質はどれくらい
では、リブロースの糖質はどれくらいでしょうか。
基本的に糖質は、糖質=炭水化物-食物繊維量で計算することができます。ですので、リブロースの糖質も同じように計算することができます。
食品成分表をもとにすると、リブロース100gあたりの糖質量は以下のようになります。
糖質=炭水化物量-食物繊維量=0.1-0.0=0.1g
よって、リブロース100gあたりの糖質量は0.1gとなります。
100gあたりの糖質量が0.1gですので、糖質量はかなり少ないです。なので、糖質制限をしている方も、リブロースを食べても問題ありません。
ただ、ステーキといえば、ライスやパンなどがセットでついてきますが、これらは糖質が多いです。
白米ごはん1杯(150g)で55.2g
バターロールパン2個(60g)で28g
もの糖質を含みます。
ですので、ステーキ自体は糖質量が少ないのですが、ご飯やパンも一緒に食べると、多く糖質を摂りすぎてしまうこともあるので注意が必要です。
リブロースで太ることはある?
一般にリブロースで食べるのは、和牛ではなく、輸入牛の方が多いかと思います。
輸入牛の場合は、100gあたりで300kcal程度ですが、和牛の場合は、500kcalを超え、600kcal近いカロリーを摂取することになります。
ステーキは一度に200g程度ペロリと食べれてしまうので、そうすると、輸入牛の場合でも、お肉だけで700kcal程度摂取することになります。
お肉だけですと、許容範囲内ですが、ご飯も食べると、 1000kcal 近くなるので注意が必要です。
お昼にがっつりステーキを食べるのであれば、朝や夕飯で調整すると良いかと思います。
糖質面でみると
リブロースは100gあたりで糖質量は0.1gですので、糖質制限中でも問題ないといえます。
またステーキのソースをかけて食べると思いますが、ステーキのソースにも糖質は含まれますが、そこまで糖質含有量は多くないです。
なので、糖質制限中の方が注意すべきなのは、ご飯やパンなどの炭水化物の多い主食です。これらを食べると、一気に糖質摂取量が多くなるので注意してください。
リブロースのカロリー糖質まとめ
リブロースのカロリーや糖質をテーマにしてまとめました。
リブロースは、和牛の場合ですと、100gあたりで600kcal程度もあり、食材の中でもかなり高カロリーであるといえます。
輸入牛の方が、脂質は少なくカロリーは低いです。
一般に多く目にするのは、和牛ではなく、輸入牛の方であるといえます。
ただ、リブロースは牛肉の部位であり、ステーキにしても糖質摂取量は少ないです。
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