牛もも肉のカロリーや糖質はどれくらい?

牛もも肉のカロリーや糖質がテーマです。

牛もも肉のカロリーや糖質はどれくらいでしょうか。

牛もも肉についてまとめていきます。



牛もも肉のカロリーはどれくらい?

牛もも肉は、肉の部位の一種です。

 

もも肉は、内側のももの部分であり、「うちもも」とも呼ばれています。

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赤身のお肉が特徴であり、脂肪が少なくて柔らかいのが特徴です。

 

様々な料理がありますが、ローストビーフやステーキ、すき焼きの具材としても食べられています。

 

そんな牛もも肉のカロリーはどれくらいでしょうか。

 

食品成分表をもとにすると、牛もも肉100gあたりの栄養成分は以下のようになります。

牛もも肉・生(和牛)

エネルギー:259kcal
水分:61.2g
タンパク質:19.2g
脂質:18.7g
炭水化物:0.5g
食物繊維:0.0g

 

牛もも肉・生(国産牛)

エネルギー:343kcal
水分:53.9g
タンパク質:16.4g
脂質:28.9g
炭水化物:0.4g
食物繊維:0.0g

それぞれ100gあたりのカロリーは

  • 和牛で 259kcal
  • 国産牛で 343kcal

となっており、国産牛の方がカロリーが高いです。

 

ちなみに国産牛というのは、和牛と乳牛から生まれた牛のことで、交雑牛ともいわれています。

 

和牛の方がカロリーが高そうですが、実は国産牛として販売されている交雑牛の方がカロリーは高いのです。

 

なお、基本的にお肉は焼いてから食べますが、焼くことで水分だけではなく、脂分を流出するのでカロリーは低くなります。

 

煮込み料理でももも肉は使われますが、焼き肉のように、一度焼いてから食べた方がカロリーオフとなります。

 

また牛もも肉は、他の部位よりも低カロリーです。

 

和牛の他の部位100gあたりのカロリーは以下のようになります。

  • かたロース: 411kcal
  • リブロース: 573kcal
  • サーロイン: 498kcal
  • ばら: 517kcal
  • ランプ: 347kcal

もも肉は比較的カロリーの低い方です。



輸入牛の牛もも肉のカロリーはどれくらい

和牛や国産牛も流通していますが、輸入牛は値段も手ごろなので、手にとる機会も多いのではないかと思います。

 

食品成分表をもとにすると、牛もも肉100gあたりの栄養成分は以下のようになります。

牛もも肉・生(輸入)

エネルギー:165kcal
水分:71.4g
タンパク質:19.6g
脂質:8.6g
炭水化物:0.4g
食物繊維:0.0g

ですので輸入牛の場合は、100gあたりで165kcalとなります。

 

  • 和牛のもも肉は259kcal
  • 国産牛のもも肉は343kcal

でしたので、輸入牛が最もカロリーが低いです。

 

なぜ輸入牛がカロリーが低いのかというと、輸入牛はタンパク質量が多く、脂質量が少ないためです。

 

タンパク質は1gあたり4kcalですが、脂質は1gあたり9kcalです。

 

なので脂質が多い、和牛や国産牛の方が高カロリーとなります。



牛もも肉の糖質はどれくらい?

では、牛もも肉の糖質はどれくらいでしょうか。

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基本的に糖質は、糖質=炭水化物量-食物繊維量で計算することができます。

 

ですので、牛もも肉の糖質も同じように計算することができます。

 

食品成分表をもとにすると、牛もも肉100gあたりの糖質は以下のようになります。

和牛
糖質=炭水化物量-食物繊維量=0.5-0.0=0.5g

国産牛
糖質=炭水化物量-食物繊維量=0.4-0.0=0.4g

輸入
糖質=炭水化物量-食物繊維量=0.4-0.0=0.4g

よって、牛もも肉の糖質量は

  • 和牛: 0.5g
  • 国産牛: 0.4g
  • 輸入: 0.4g

となります。

 

いずれにしろ糖質量は少ないです。

 

基本的に肉類や魚類などのタンパク質が豊富な食品は糖質量も少ないといえます。

 

ですので糖質制限をしている方も、これらの食材は食べても問題ないです。

 

ただ、牛もも肉の調味料としてあまり砂糖は使わないかもしれませんが、焼肉のタレ大さじ1杯あたりの糖質量は 5.5g 程度となります。

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タレは砂糖を使用しているので、糖質量が多くなりがちです。

 

焼き肉として食べる際は注意しましょう!

 

レモン汁や塩、わさびなどで食べた方が糖質量は少なくなります。

牛もも肉の栄養は?

牛もも肉で注目すべき栄養素は以下のようなものがあります。

  • 亜鉛
  • ビタミンB2
  • ビタミンB6

それぞれの働きは以下のようになります。

鉄分

鉄分はヘモグロビンの構成成分となります。

鉄分が不足すると、貧血の症状が起こることもあります。

レバーや貝類に多いですが、和牛もも肉には2.5mgの鉄分が含まれています。

亜鉛

亜鉛は様々な酵素の構成に必要な他、タンパク質合成にも関わるミネラルです。

亜鉛が不足すると味覚障害の症状が起こることがあります。

牛もも肉には100gあたり4.0mgもの亜鉛が含まれ、食材の中でも含有量は多いです。

ビタミンB2

糖質・脂質・タンパク質の代謝に関わるビタミンであり、不足すると口角炎などの症状が起こることもあります。

牛もも肉には100gあたり0.2mg程度含まれますが、含有量が多いのはレバーやハツ、うなぎなどです。

ビタミンB6

タンパク質の合成に関わるビタミンであり、タンパク質の摂取量が多い人ほど、ビタミンB6が必要です。

牛もも肉は100gあたり0.3~0.4mg程度と、食材の中でも含有量が多いです。

 

このように牛もも肉には様々なビタミン・ミネラルが含まれています。

牛もも肉で太ることはある?

では牛もも肉で太るということはあるでしょうか。

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牛もも肉は和牛100gあたりで 259kcal です。

 

国産牛の方が 343kcal とカロリーは高いのですが、他のロースやばら肉などの部位と比べれば、カロリーは低いといえます。

 

ですので、ダイエット中で牛肉が食べたい場合は、こういった部位を選ぶと良いです。

 

また、和牛や国産牛よりも、輸入牛の方がタンパク質が豊富で脂質が少なく、低カロリーです。

糖質面でみると

では、糖質面でみるとどうでしょうか。牛もも肉の糖質は100gあたりで 0.4~0.5gであり、糖質量はかなり少ないといえます。

 

ですので糖質制限中の方が食べても問題ありません。

 

ただ、肉類を食べるときは、ご飯も多く食べてしまいがちです。

 

白米ごはんはお茶碗1杯(150g)で55.2gもの糖質量を含むので食べ過ぎには注意が必要です。

牛もも肉のカロリー糖質まとめ

牛もも肉のカロリーや糖質をテーマにしてまとめました。

牛もも肉は、肉の部位の中ではカロリーが低い方です。

また糖質量も少ないといえます。

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