サーロインのカロリーや糖質がテーマです。
サーロインのカロリーや糖質はどれくらいになるのでしょうか。
サーロインについてまとめていきます。
サーロインのカロリーはどれくらい?
サーロインは、ロースの一種です。
ステーキとしても使われるお肉ですが、リーブロースの後ろから腰に近い部位であり、きめが細かくて、柔らかいのが特徴です。
ステーキ以外にも、ローストビーフやすき焼き、しゃぶしゃぶなどにも使われており、「ヒレ」と同様に最高の部位とされています。値段も高価です。
そんなサーロインですが、カロリーはどれくらいでしょうか。
食品成分表をもとにすると、サーロインのカロリーは以下のようになります。
サーロイン生(和牛)
エネルギー:498kcal
水分:40.0g
タンパク質:11.7g
脂質:47.5g
炭水化物:0.3g
食物繊維:0.0g
つまりサーロインは100gあたり498kcalです。
通常お肉は焼いて食べますが、焼くことによって脂質が落ち、カロリーは少なくなります。
ステーキの焼き方としては、レア・ミディアム・ウェルダンがありますが、ウェルダンが最もカロリーは低くなると考えられます。
食品成分表には、焼いた場合のサーロインの成分値の記載はないですが、リブロースの場合は焼くことで100gのお肉が70gとなり、カロリーは100kcal以上落ちることになります。
サーロインよりもリブロースの方が脂身が多く、高カロリーではありますが、同じようにサーロインも脂質がかなり落ちると考えられます。よく焼いた方が低カロリーになります。
なお参考までにリブロースは生100gで573kcalとなります。
輸入のサーロインのカロリーはどれくらい
サーロインは輸入も多く販売されています。
和牛よりも輸入の方が値段は安いですが、カロリーはどれくらい違うのでしょうか。
輸入のサーロイン100gあたりの栄養成分は以下のようになります。
サーロイン生(輸入)
エネルギー:298kcal
水分:57.7g
タンパク質:17.4g
脂質:23.7g
炭水化物:0.4g
食物繊維:0.0g
つまりサーロイン100gで298kcalです。
和牛のお肉は100gで498kcalだったので、輸入のサーロインの方がカロリーは低いということになります。
ではなぜ輸入のお肉の方がカロリーが低いのかというと、和牛よりもタンパク質が豊富で脂質量が少ないためです。
和牛と輸入牛のタンパク質、脂質量を比較すると
タンパク質量
和牛:輸入=11.7g:17.4g
脂質量
和牛:輸入=47.5:23.7g
と差がみられます。
タンパク質は1gあたりで約4kcal、脂質は1gあたりで約9kcalですので、脂質が多い和牛の方がカロリーは高くなります。
輸入牛も和牛と同様に、焼くことにより、もっとカロリーは低くなると考えられます。
サーロインの糖質はどれくらい?
では、サーロインの糖質はどれくらいでしょうか。
基本的に糖質は、糖質=炭水化物量-食物繊維量で計算することができます。ですので、サーロインの糖質量も同じように計算することができます。
食品成分表をもとにすると、サーロイン100gあたりの糖質量は以下のようになります。
サーロイン(和牛)
糖質=炭水化物量-食物繊維量=0.3‐0.0=0.3g
サーロイン(輸入)
糖質=炭水化物量-食物繊維量=0.4‐0.0=0.4g
よってサーロインの糖質量は和牛で0.3g、輸入牛で0.4gとなります。
いずれにしろ100gあたりで0.3~0.4gですので、糖質量はかなり少ないといえます。
他の部位でいうと、リブロースは100gあたり0.1g、ヒレ肉は100gあたり0.3gといずれにしろ、お肉の糖質量は少ないといえます。ですので、 糖質制限をしている方にも向いた食材であるといえます。
ただ、ステーキを食べるときに注意が必要なのは、セットでつく、ご飯やパンなどの炭水化物の多い主食です。
お肉自体は糖質量が少ないのですが、白米ごはん1杯(150g)で55.2gもの糖質量を含みます。
パンの場合は、バターロール2個(60g)で28.0gもの糖質量をふくみます。
ですので、せっかくお肉自体は糖質量が少ないですが、主食で多く糖質を摂取してしまうこともあるので注意が必要です。
サーロインを食べて太ることはある?
サーロインは和牛であれば、100gあたり500kcal程度、輸入牛であれば、100gあたり300kcalほどのカロリーを含みます。
肉の部位の中ではカロリーが高い方です。
もちろん、カロリー的にみると高カロリーですので、サーロインを食べて太るということも考えられます。
カロリーでみると、輸入牛の方がダイエット向きであるといえます。
輸入牛は脂質が少なく、筋肉の元となるタンパク質を多く含んでいるので、筋トレなどで体を鍛えている方にもおすすめです。
ただ、輸入牛でも100gで300kcal程度もカロリーがあるので食べ過ぎはもちろん太ることも考えられます。
またサーロインは、ファミレスでも食べることができますが、カロリーは低くありません。
ロイヤルホスト:ロイヤルアンガスサーロインステーキ(200g) 699kcal
デニーズ:サーロインステーキ(160g) 571kcal
と大手ファミレスでも提供されていますが、お肉だけで600~700kcal程度です。これにご飯やパンがつくと1000kcalを超えます。
なるべくサーロインなどのステーキを食べるときは、あらかじめ野菜を多く食べておくと、血糖値の上昇が緩やかになるだけでなく、満腹感を得やすく、腹持ちも良くなります。
外食でステーキを食べる際は、野菜から食べた方がダイエットには効果的です。またソースもお店によってカロリーが異なりますが、つけすぎは高カロリーとなるので注意が必要です。
糖質面でみると
サーロインの糖質は、100gあたりで0.3~0.4g程度と少ないという特徴があります。基本的に肉や魚類は糖質が少ないです。
ですので糖質面でみると、サーロインは、糖質制限にむいている食材といえます。
ただ、サーロインのように高カロリーな肉類は、糖質は少なくてもカロリーが高いので、食べ過ぎると太る原因となりますので要注意です。
またお店で注文した際にセットでついてくるご飯やパン類は糖質量が多いので、糖質制限中は注意が必要です。
サーロインのカロリー糖質まとめ
サーロインのカロリーや糖質をテーマにしてまとめました。
サーロインは、肉の部位の中でもカロリーが高い方です。
和牛よりは輸入牛を選んだ方が、摂取カロリーは少なくなります。
また糖質は少ないですが、食べ過ぎるとカロリーの摂りすぎとなり、ダイエットにならないこともあるので注意が必要です。
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