かに玉のカロリーや糖質がテーマです。
かに玉のカロリーや糖質はどれくらいでしょうか。
かに玉についてまとめていきます。
かに玉のカロリーはどれくらい
かに玉は、中華料理の一種であり、中華風のオムレツのようなものです。
かにの身、長ネギ、ひき肉などの材料と調味料を合わせて卵でとじ、あんかけを上からかけます。
手軽につくるのであれば、かにの身ではなく、カニカマを使った作り方をする人もいます。甘酢あんが特徴的な料理です。
そんなかに玉のカロリーはどれくらいでしょうか。かに玉には様々なレシピがありますが、以下のような材料でつくることができます。
かに玉(一人分)
かに:45g
ねぎ:20g
しいたけ:4g
卵:120g
塩:1g
こしょう:0.3g
油:12g
鶏ガラスープ:100g
塩:0.5g
片栗粉:1.5g
砂糖:0.5g
グリンピース:5g
このような材料でつくることができます。
それぞれの材料のカロリーは以下のようになります。
かに:31kcal
ねぎ:7kcal
しいたけ:1kcal
卵:181kcal
塩:0kcal
こしょう:1kcal
油:111kcal
鶏ガラスープ:3kcal
塩:0kcal
片栗粉:5kcal
砂糖:2kcal
グリンピース:6kcal
計 347kcal
よって、かに玉1食分(309.8g)程度で347kcalとなります。かに玉のカロリーは、油を多く使う料理ですので、カロリーも高くなりがちです。
おかずとしてカロリーは許容範囲内ですが、卵を多く使用したり、油を多く使用してしまうと、それだけ高カロリーになるので注意が必要です。
中華料理ですので、お店によっては油も多く使用します。外食の際は、注意してください。
なお、永谷園が販売しているような素でかに玉をつくると、1食あたりの目安は420kcal程度になります。
1人分あたりでは、210kcal程度の摂取カロリーとなります。
かに玉の糖質はどれくらい
では、かに玉の糖質はどれくらいでしょうか。
基本的に糖質は、糖質=炭水化物量-食物繊維量で計算することができます。ですので、かに玉の糖質も同じように計算することができます。
上記のような材料でかに玉を作った場合、それぞれの材料の糖質は以下のようになります。
かに:0.0g
ねぎ:1.2g
したけ:0.0g
卵:0.4g
塩:0.0g
こしょう:0.2g
油:0.0g
鶏ガラスープ:0.0g
塩:0.0g
片栗粉:1.2g
砂糖:0.5g
グリンピース:0.5g
計 4.0g
よって、かに玉の糖質量は1食分(309.8g)程度で4gとなります。
卵や油を使うので、カロリーは高くなりますが、糖質面でみると、そこまで糖質量は多くありません。ですので、糖質制限中の方がおかずとして食べることもできます。
かに玉の材料の中で注意すべきなのは、
- 片栗粉
- 砂糖
の材料です。
片栗粉も砂糖も炭水化物量が多い調味料であり、片栗粉大さじ1杯で7.3g、砂糖大さじ1杯で8.9gもの糖質を含みます。あんかけに片栗粉は必須ですが、糖質量は多いので注意が必要です。
砂糖も同様に炭水化物が多く占める調味料なので、糖質量は多いといえます。
料理で使うことが多いこれらの調味量ですが、糖質制限中は注意してください。
かに玉の成分では、ネギの糖質量が多いように感じますが、ネギは100g中5.8gが糖質量です。食材全体でみると、糖質量は少ないのですが、野菜の中ですと糖質量は多めです。
なので、糖質制限にネギを食べてもあまり問題ないです。
かに玉に栄養はある?
かに玉に栄養はあるのでしょうか。
かに玉を食べることで摂取できるのは
- カリウム
- リン
- 鉄分
- 亜鉛
- ビタミンD
- ビタミンE
- ビタミンB2
などの栄養素です。
かに玉は、卵を多く使用しますが、卵は栄養たっぷりですので、かに玉を食べることで、多くの栄養を摂取できます。それぞれの栄養成分の働きは以下のようになります。
「カリウム」…体の塩分濃度を調整し、余分な水分を排泄するので、むくみ予防の効果があります。
「リン」…骨や歯をつくるもとにもなる栄養素ですが、加工品に多く含まれているので、摂りすぎが心配です。
上記材料で337mg 1日の目安量の1/3程度を摂取できます。
「鉄分」…ヘモグロビンの構成成分であり、不足すると貧血の症状がおこることも。
卵に多く含まれ、上記材料で2.7mg摂取できます。
「亜鉛」…酵素の構成成分やタンパク質合成に関わり、不足すると味覚障害が起こることがあります。
上記材料で3.1mg 1日の目安量の1/3量を摂取できます。
「ビタミンD」…小腸でのカルシウムの吸収を促進し、骨を丈夫にする働きがあります。
上記材料で2.2mg摂取できます。
「ビタミンE」…抗酸化作用が強い成分で、生活習慣病の予防、動脈硬化の予防などに役立ちます。
上記材料で3.3mg摂取できます。
「ビタミンB2」…代謝に関わるビタミンであり、糖質・脂質・タンパク質の代謝に関わります。
上記材料で0.83mg 1日の目標量の半量以上を摂取できます。
このようにかに玉の栄養価は高いのですが、βカロテン、葉酸、ビタミンCなどは不足するので同時に野菜も摂取してください。
かに玉で太ることはある?
では、かに玉で太ることはあるでしょうか。
かに玉1食分の目安は350kcal程度です。ですので、おかずとして許容範囲内です。
ただ油を多く使うとカロリーも高くなるので注意が必要です。
糖質面でみると
かに玉の糖質量は1食分で4g程度であり、糖質量は多くはありません。なので糖質制限中の方が食べても問題ないのですが、調味料として片栗粉や砂糖を多く使うと、糖質量が多くなります。
ですので、ご家庭でかに玉を作るときは、砂糖や片栗粉などの調味料の使用量には注意してください。
かに玉のカロリー糖質まとめ
かに玉のカロリーや糖質をテーマにしてまとめました。
かに玉は、材料や作り方によっても変わってきますが、だいたい350kcal程度です。
油の使用量が増えるだけ、カロリーは高くなります。
また糖質制限中の方はとろみの片栗粉にも注意してください。
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