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牛カツのカロリーや糖質はどれくらい?

牛カツのカロリー糖質がテーマです。

カツといったら、豚肉を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。トンカツやチキンカツはポピュラーな献立ですね。

じつは歴史が一番古いのは牛カツなんです。

そんな牛カツのカロリーや糖質量はどのくらいなのでしょうか。

牛カツについてまとめていきます。



牛カツのカロリーはどれくらい

牛カツはビフカツやビーフカツレツとも呼ばれています。

お肉の部位や厚さはお店によっていろいろです。

各家庭によって、様々なレシピがありますが、牛もも肉を使って以下のような材料でつくることができます。

牛カツ1人分

牛もも肉(輸入牛肉):100g
塩:0.5g
パン粉:10g
小麦粉:6g
卵:10g
こしょう:0.03g
油:14g

※吸油率14%で計算

このような材料の場合食品成分表によると、それぞれの材料のカロリーは以下のようになります。

牛もも肉:165kcal
塩:0Kcal
パン粉:37kcal
小麦粉:22kcal
卵:15kcal
こしょう:0kcal
油:129kcal

368kcal

よって牛カツ一人分は368kcalになります。

和牛のもも肉を使用した牛カツの場合は1食で462kcal になります。

 

一般的なトンカツ(豚ロース肉)のカロリーは486kcalです。

輸入牛肉を使った牛カツの場合、とんかつや和牛もも肉に比べると脂身が少ない分低カロリーになります。

といっても、衣には油・小麦粉・パン粉が使われていて、衣が油を吸ってしまうため全食品からみても高カロリーです。

じゃあ、食べれないと思う方もいると思いますが、調理の仕方を工夫して食べる量に気を付ければ、ダイエット効果中でも美味しく食べることができます。



牛カツの糖質量はどれくらい

では牛カツの糖質量はどうでしょうか。
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糖質量は、糖質=炭水化物量-食物繊維量で計算することができます。

上記の材料の場合、牛カツ一人分の糖質量は以下のようになります。

炭水化物量: 11.3g
食物繊維量 0.6g

糖質量 10.7g

よって牛カツ1食分で糖質は、10.7gとなります。

 

牛もも肉自体の糖質は、100g中0.4gなのでほとんど糖質は含まれていないのですが、衣に使われている小麦粉の糖質(4.3g)、パン粉の糖質(5.9g)と多くの糖質が含まれています。

 

またフライにはソースがつきものですが、ソースをかけた場合、大さじ1杯(18g)で24kcal糖質量5.3gになります。

ソースの原材料には、比較的糖質が多い野菜やフルーツが含まれていて、ぶとう糖果糖液糖や砂糖なども入っているので、かけすぎには気をつけましょう。

 

白米ごはん一杯150gの糖質量は55.2gカロリーは252kcalになります。

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牛カツは400kcal程度でカロリーは高いですが、糖質量は白米より少ないです。

ですので、調理の仕方を工夫すれば、牛カツ自体は糖質制限ダイエットむきのお料理といえます。

ただ牛カツに限らずフライものは、ご飯と一緒に食べることが多いのでついつい食べ過ぎてしまうと高糖質になってしまうので注意しましょう。



牛カツにはどんな栄養があるの?

牛カツにはどんな栄養があるのかみていきましょう。
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牛肉には以下のような成分が含まれています。

亜鉛

牛もも肉には100g中3.8mgの亜鉛が含まれています。

1日あたりの摂取量の目安が8.8mgなので、牛肉100gで約半分の亜鉛をとる事ができます。

味覚を正常に保つ働きをしたり、新陳代謝や成長を助ける成分になります。

粘膜を保護するビタミンAを身体の中にとどめる効果があるので、のどの痛みや鼻づまりに効果的です。

 

また、亜鉛は、ビタミンCを含む食品と同時に摂取すると吸収率がアップするので、レモンや柚子などの柑橘類と一緒に摂取することをおすすめします。

頭皮や毛髪に栄養を促す効果もあって、美容効果も期待できるので積極的にとりたいですね。

ビタミンB6

食品中のタンパク質からエネルギーを作ったり、筋肉や血液などがつくられたりする時に働いています。

タンパク質の代謝がスムーズに進む事によって、健康な髪や歯、爪をつくる事ができます。

脂質の代謝もサポートし、脂肪肝を予防する効果があります。

女性ホルモンのひとつ、エストロゲンの働きに関わり、ホルモンのバランスを整える働きがあります。

ビタミンB6が不足すると、つわりの原因になるといわれています。

積極的にとる事で、つわりの症状を軽くする効果が期待できます。

鉄分

鉄分には貧血を予防する効果や疲労回復の効果があります。

鉄分には2つの種類があって、身体に吸収されやすいヘム鉄とされにくい非ヘム鉄です。

牛もも肉にはヘム鉄が含まれていて、非ヘム鉄のほうれん草の10倍の吸収率があります。

鉄分は赤血球を作る素になり、全身に酸素を運ぶ役割をしています。

そのため鉄分が不足すると身体が酸素不足になり、頭痛やめまい、動悸や倦怠感などがおこります。

ダイエット中にお肌が荒れたり、髪の毛に枝毛ができたりしたら、鉄分不足の疑いがあります。

牛肉は効率よくタンパク質と鉄分を摂取することができるので、積極的に食べて、栄養バランスを整えるよう気をつけましょう。

 

他にも、必須アミノ酸をバランスよく含む優良なタンパク質や脳の健康を守り、記憶力や集中力を高めるアラキドン酸なども含まれています。

このように牛カツには様々な栄養が含まれています。

牛カツで太ることはある?

牛カツに限らず、揚げ物は高カロリーになりがちです。牛もも肉を使用した、牛カツのカロリー目安は、368kcalとなります。
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牛カツを牛もも肉以外の部位で調理した場合、牛カツのカロリーは以下のようになります。

牛サーロイン: 501kcal
ヒレ: 336kcal

また、牛肉100gあたりの脂質量は以下のようになります。

牛もも:8.6g
牛サーロイン:23.7g
ヒレ:4.8g

脂質の部分が多くなるとカロリーも高くなります。

基本的にお肉は高カロリーという事を心掛けましょう。

糖質で見ると

糖質量からみると、豚もも肉に限らず、お肉全般糖質量はほとんど含まれていないので糖質制限ダイエットむきといえます。

なので、家庭で調理する場合はなるべく赤身の部分を選ぶとよいですね。

揚げるのではなく、焼くのもおすすめです。

お肉を軽く叩いて、衣が焦げないよう火加減に注意してくださいね。焼くことでパン粉に吸収する油が減ります。

かけるソースも和風のお醤油がおすすめです。

牛カツのカロリー糖質まとめ

牛カツのカロリーや糖質量についてまとめました。

優れたタンパク質と女性にうれしい栄養素がたくさん含まれています。

カロリーや糖質をオフするためには、中濃ソースではなく、お醤油がおすすめです。

醤油とお湯を1対3、その中に大根おろしと青しそをいれます。

野菜や果物に多いビタミンCには、亜鉛の吸収を助ける作用があります。

よく牛カツやステーキにクレソンがついてきますが、クレソンのビタミンCは鉄分の吸収力を高める作用があるので苦手な方もいらっしゃると思いますが、残さず食べるようにすると良いです。

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