牛しゃぶのカロリーや糖質がテーマです。
しゃぶしゃぶというと豚肉派?牛肉派?意見の分かれるとこですね。
関東の方はしゃぶしゃぶというと豚しゃぶが、関西では牛しゃぶが主流のようです。
そんな牛しゃぶのカロリーや糖質についてまとめていきます。
牛しゃぶのカロリーはどれくらい?
牛しゃぶは薄く切ったお肉をだし汁にくぐらせて食べる料理です。
各家庭によって、お肉や野菜、おだしの味もいろいろですが、牛肩ロース肉を使い、以下のような材料でつくることができます。
牛しゃぶ1人分あたり
牛肩ロース(ゆで):100g
白菜:50g
水菜:60g
しいたけ:26g
えのき:50g
長ネギ:20g
だし汁:400g
ごまだれ:大さじ2杯(36g)
※輸入牛肉の場合
しゃぶしゃぶにすることで10%のカロリーをカットすることができます。
それぞれの材料のカロリーは、食品成分表によると以下のようになります。
牛肩ロース(ゆで):216kcal
白菜:7kcal
水菜:13kcal
しいたけ:4kcal
えのき:11kcal
長ネギ:6kcal
だし汁:8kcal
ごまだれ:103kcal
計 368kcal
牛しゃぶ一人分で368kcal程度になります。
しゃぶしゃぶは低カロリーのイメージがありますが、お野菜を足し算していくと、食品全体の中みるとやや高めのカロリーになります。
牛肩ロース以外の部位で調理した場合の、牛しゃぶのカロリーは以下のようになります。
和牛肩ロース: 537kcal
和牛リブロース: 683kcal
和牛もも: 401kcal
輸入牛肉リブロース: 375kcal
輸入牛肉もも: 316kcal
和牛の場合霜降りのお肉が多いため、カロリーが高くなっています。
参考までに、豚しゃぶ1人分は417kcal程度になります。
牛しゃぶの糖質量はどれくらい?
では、牛しゃぶの糖質量はどのくらいでしょうか。
糖質量は、糖質=炭水化物量-食物繊維量で計算することができます。
上記の材料の場合、牛しゃぶ一人分の糖質量は以下のようになります。
炭水化物量: 23.0g
食物繊維量: 6.8g
糖質量: 16.2g
よって、牛しゃぶ1食分の糖質は、16.2gとなります。
食パン8枚りが一枚45gの糖質は20gです。食パンの糖質よりも少し少ない程度です。
牛肩ロース自体の糖質量は100g中0.1gとほとんどふくまれていないのですが、ごまだれの糖質量が10.8gと高い数値になっています。
ごまだれに使われているごまは、脂質量が多く、甘い味付けのため砂糖も多く含まれています。
なので、カロリーも高めになります。
ごまだれで食べると美味しいのですが、食べ過ぎてしまうと糖質も思った以上に摂取することになるので注意しましょう。
ごまだれ以外でよく食べられるポン酢のカロリーは以下のようになります。
引用元:http://www.mizkan.co.jp/products/detail/series05/954036.pdf
引用元:https://www.yamasa.com/products/home/ponzu/konbuponzu/
キッコーマンしぼりたて生ぽんず
33kcal 糖質 6.9g
引用元:http://www.kikkoman.co.jp/products/product/K152540/index.html
ポン酢はごまだれより、カロリーも糖質量も低めなので、ポン酢で食べることをおすすめします。
ただメーカーによって様々なので、購入する時は、栄養成分表を参考にして購入すると良いです。
牛しゃぶにはどんな栄養がある?
牛しゃぶにはどんな栄養があるのかみていきましょう。
以下のような成分が含まれています。
亜鉛
味覚を正常に保つのに働き、皮膚や粘膜の健康維持、新陳代謝をを助ける栄養素です。
牛肩ロース肉には100g中5.8mgの亜鉛が含まれています。
1日あたりの摂取量の目安が8.8mgなので、牛肉100g半分以上の亜鉛をとる事ができます。
亜鉛は不足しがちな栄養素のひとつです。
偏った食事になりやすいダイエット中の方は積極的にとりたいですね。
亜鉛は二日酔いを防ぐ効果もあるので、お酒をよく飲む人は意識して、亜鉛はとるようにしましょう。
ナイアシン
ビタミンB郡のひとつで、皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きをします。
毛細血管を広げる作用があるため、血行がよくなり、冷えや肩こり・頭痛を和らげる効果があります。
二日酔いのもとになるのが、体の中でアルコールを分解する時につくられるアセトアルデヒドという物質です。
このアセトアルデヒドを分解して解毒するのがナイアシンです。
ビタミンB12
葉酸と協力して赤血球中のヘモグロビン生成を助けています。
貧血を予防したり睡眠のリズムを整える作用があります。
ただ、牛肩ロースには葉酸がごくわずかしかしか含まれていませんのでサラダなどの緑黄色野菜と一緒に食べる事をおすすめします。
ビタミンD
しいたけやえのきの、きのこ類にはビタミンDが含まれています。
骨と免疫に働きかけてくれる成分で、インフルエンザの予防をしてくれたりします。
きのこ類は低カロリーで、食物繊維が含まれているので腸内環境を整えてくれます。
ダイエット効果も期待できる食材なので、とりいれて調理することをおすすめします。
牛しゃぶで太ることはある?
牛しゃぶはカロリーがやや高めです。
糖質面からみるとお肉自体には糖質がほとんど含まれていません。
なので、つけだれと食べる量に気を付ければダイエット中でも美味しく食べることができます。
ただ、しゃぶしゃぶ食べ放題の場合は食べ方に注意しましょう。
しゃぶしゃぶ一皿は80g~100gで提供してるお店が多いようです。
2皿たべたとすると約800kcal、ご飯150gで252kcalを摂取することになります。
およそ1食で、1000~1200kcalを摂取することになります。
残った汁で雑炊を作ったり、麺類を食べることもありますよね。
美味しいおだしが出ているので、雑炊や麺類は思った以上に食べ過ぎてしまう傾向があります。
そうすると、知らず知らずのうちに、高カロリー高糖質を摂取することになるので気を付けましょう。
牛しゃぶのカロリー糖質まとめ
牛しゃぶのカロリーや糖質をテーマにしてまとめました。
牛しゃぶは高カロリーですが低糖質で、糖質制限むきのお料理です。
牛肩ロース肉には脂質が100g中17.4g含まれています。
脂質だけみると高めですが、脂質も大事な栄養素の一つです。
脂は太るから食べないではなく適量をとることが、身体にとっては良いことになります。
こちらの記事もどうぞ
豚しゃぶのカロリーや糖質はどれくらい?