おかず

とんかつ 1切れのカロリーや糖質は?ヒレでは?

とんかつのカロリーや糖質をテーマにしていきたいと思います^^

とんかつのカロリーや糖質はどれくらいでしょうか。

また、とんかつ一切れあたりではどうなるのでしょうか。

お弁当や定食で定番のとんかつのカロリーや栄養についてまとめてみました。



とんかつのカロリーはどれくらい?

とんかつ(豚カツ)は、厚みのある豚肉のロースやヒレのスライスを、小麦粉・卵・パン粉につけて油で揚げた料理で、カツとは「カツレツ」の略称です。

カツレツと違う点は、フライの調理法をとるカツレツに対し、とんかつはディープ・フライの調理法をとる点にあります。

ディープ・フライとは油にどっぷり浸して揚げる方法で、通常よりも水分の蒸発が少ない為しっとりと柔らかい食感に仕上がります。

そんなとんかつの気になるカロリーはどれくらいでしょうか。

とんかつ100gあたりの栄養成分は下記の通りです。

ロースカツ、ヒレカツの2種類について比べてみました。

ロースカツ

エネルギー:450kcal
タンパク質:22.0g
脂質:35.9g
炭水化物:9.8g
食物繊維:0.7g

ヒレカツ

エネルギー:388kcal
タンパク質:25.1g
脂質:25.3g
炭水化物:14.9g
食物繊維:0.9g

つまりロースカツ100gで450kcalなのに対し、ヒレカツ100gで388kcalですので、ロースカツよりもヒレカツの方がややカロリーが少ないことが分かります。

 

ですが油で揚げる前のお肉そのもののカロリーを比較すると、

ロース:263kcal
ヒレ:130kcal

(いずれも100gあたり)

このように約2倍以上も差があります。

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油で揚げると、肉を包む衣が油を多く吸収しますが、同様に肉も油を吸収します。

ですが肉は脂肪分が多いほど油を吸収しにくいことが知られています。

ですので、脂身が多いロースの方が油を吸収しにくく、脂身の少ないヒレは油を吸収しやすいということになります。

 

結果として、とんかつにした時のカロリーがロースもヒレもそれほど変わらないということになります。

 

ごはん一杯150gのカロリーが 252kcal 、味噌汁のカロリーが約 40kcal として、ごはんと味噌汁がセットになったとんかつ定食では、以下のようなカロリーになります。

ロース: 742kcal
ヒレ: 680kcal
(とんかつ1枚の量を100gとして計算)

1食で700kcal前後となります。

とんかつ一切れあたりのカロリーはどれくらい?

では、とんかつ一切れあたりのカロリーではどうでしょうか。

とんかつ1枚100gを7つに切り分けるものとすると、1切れあたりのカロリーは以下のようになります。

ロースかつ・・・約 64kcal /一切れ
ヒレカツ・・・約 55kcal /一切れ

ダイエット中の方でどうしてもとんかつが食べたくなった時には、とんかつ一切れのカロリーを参考にして頂いて、数切れだけ食べるようにしてカロリーコントロールをするのも良い方法ですね。



とんかつの糖質はどれくらい?

では次に、とんかつの糖質についてです。

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食品に含まれる糖質量は、「炭水化物量」−「食物繊維量」で計算することができます。

 

したがってとんかつの糖質量を食品成分表から計算すると、糖質は以下のようになります。

ロースカツ100gあたり
糖質(g)=9.8g−0.7g= 9.1g

ヒレカツ100gあたり
糖質(g)=14.9g−0.9g= 14.0g

 

また、とんかつ一切れあたりでの糖質量は以下の通りです。

ロースカツ
糖質(g)=9.1g÷7切れ= 1.3g /一切れ

ヒレカツ
糖質(g)=14.0g÷7切れ= 2.0g /一切れ

肉そのものには糖質はほとんど含まれていませんが、衣に付けている分、やや糖質はあります。

 

ですが使っている小麦粉とパン粉の量がそれほど多いわけでは無いので、糖質制限中でも食べられるものになります。

 

どうしても糖質を制限したい時は、とんかつの衣をはずして食べるようにしましょう。



とんかつにはどんな栄養がある?

とんかつに含まれる栄養素について見ていきます。

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高カロリーなとんかつですが、豚肉にはタンパク質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれています。

とんかつに多く含まれる栄養素については、下記の通りです。

ロースカツ100gあたり
亜鉛: 1.9mg
ビタミンE: 3.5mg
ビタミンB1: 0.75mg

 

ヒレカツ100gあたり
亜鉛: 2.7mg
ビタミンE: 4.1mg
ビタミンB1: 1.09mg

それぞれの働きは以下のようになります。

亜鉛

亜鉛は人間のからだに必要とされている必須ミネラル16種類のうちのひとつです。

厚生労働省による「日本人の食事摂取基準2015」によると、亜鉛の1日の推奨量は成人男性10mg、成人女性8mgとなっています。

亜鉛は体内で作り出すことが出来ないため、必ず食事から摂る必要があります。

不足すると味覚障害の症状がおこることがあります。

ビタミンE

ビタミンEは抗酸化作用により体内の脂質の酸化を防いで体を守る働きがあります。

このはたらきによって、細胞膜の酸化による老化や、LDLコレステロールの酸化による動脈硬化などを予防することが期待されています。

ビタミンEは豚肉のほかにもアーモンドなどのナッツ類や、植物油に豊富に含まれています。

ビタミンB1

ビタミンB1は豚肉に含まれる代表的な栄養素です。

そのはたらきは、糖質をエネルギーに変えるはたらきです。

お菓子や炭水化物を効率よくエネルギーに変換する為に、積極的に摂取したい栄養素のひとつです。

また、ビタミンB1は水に溶けやすい「水溶性ビタミン」のため、煮物などの調理法ではビタミンが煮汁に溶け出してしまうため注意が必要です。

とんかつで太ることはある?

とんかつは衣への油の吸収率が高く、高カロリーな食べ物です。

高脂質な分腹持ちはいいですが、食べすぎるとカロリーオーバーとなってしまい太ることが考えられます。

ダイエット中の方は一切れのカロリーを考えて数切れだけ食べたり、衣を外して食べるなどをしましょう。

また、おすすめの食べ方としては付け合わせの千切りキャベツと一緒に食べる方法です!

キャベツにはビタミンCと食物繊維が豊富に含まれています。

食物繊維には脂肪の吸収を抑える効果があります。

また、キャベツから先に食べることで満腹感が得られ食べすぎを防ぐことができるので
ダイエットには効果抜群の食材だといえます。

とんかつのカロリー糖質まとめ

とんかつのカロリーや糖質をテーマにしてまとめました。

衣をつけて揚げるとんかつは、糖質は少ないですが高カロリーな食べ物です。

100gあたりで400kcal前後、糖質は10g前後となります。

カロリー制限中でも食べたくなったときは、とんかつを数切れだけ食べて上手にカロリーコントロールをしてくださいね。

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