牛タンのカロリーや糖質がテーマです。
牛タンのカロリーや糖質はどれくらいでしょうか。
牛タンについてまとめていきます。
牛タンのカロリーはどれくらい?
タン=舌であり、牛肉のタンは、牛タンと呼ばれ人気があります。牛タンは、肉質はかたいのですが、コリコリした食感が特徴的です。
牛タンは、ネギと一緒に焼いて、タン塩として食べることが多いですが、レモン汁をかけるだけなどの食べ方もあります。
焼き肉として食べられる他、シチューの具材にもされます。そんな牛タンのカロリーはどれくらいでしょうか。
食品成分表をもとにすると、牛タン100gあたりの栄養成分は以下のようになります。
エネルギー:356kcal
水分:54.0g
タンパク質:13.3g
脂質:31.8g
炭水化物:0.2g
食物繊維:0.0g
ですので牛タン100gあたりで 356kcal となります。
この数値ですが、実は牛タンの副産物の間ではカロリーは高めです。
参考までに牛の副産物100gあたりのカロリーは以下のようになります。
ハツ: 142kcal
レバー: 132kcal
ミノ(第一胃): 182kcal
ハチノス(第二胃): 200kcal
スジ: 155kcal
テール(尾): 492kcal
牛テールは少しカロリーが高いのですが、よくスープにされる部位です。
その他、牛の副産物は100gあたり200kcal程度であり、カロリーは低いです。
もちろん、よく焼き肉として食べられる部分
- リブロース(573kcal)
- サーロイン(498kcal)
などは100gあたりで500kcal程度あるのでこちらの方がカロリーが高いです。
牛タン1枚あたりのカロリーはどれくらい
牛タン1枚あたりの重量は20g程度です。ですので、牛タン1枚あたりで71kcal程度になります。
基本的に牛タンは焼いて食べることが多いですが、焼くことでカロリーは落ちます。
100gのお肉は焼くことで70g程度になります。
つまり、1枚20gの牛タンは14g程度、脂も落ちるので、焼くことで1枚あたり61kcal程度になります。
1枚で60kcal程度になりますので、意外と牛タンは高カロリーです。
牛タンの糖質はどれくらい?
では、牛タンの糖質はどれくらいでしょうか。
基本的に糖質は、糖質=炭水化物量-食物繊維量で計算することができます。ですので、牛タンの糖質も同じように計算することができます。
食品成分表をもとにすると、牛タン100gあたりの糖質量は以下のようになります。
糖質=炭水化物量-食物繊維=0.2g‐0.0g=0.2g
よって牛タン100gあたりの糖質は、0.2gとなります。
牛タン100gあたりの糖質量が0.2g程度ですので、糖質量は少ないといえます。
また1枚あたりの重量は20g程度なので、1枚あたり0.04g程度と糖質量はかなり少ないといえます。ですので糖質制限中でも食べて問題ありません。
糖質が少ないと急な血糖値の上昇を防ぐことができるので、太りにくくなるといえます。
ただ、牛タンを焼き肉屋さんで食べるときは、ついついご飯も食べてしまうかと思います。牛タン定食などを頼む方もいると思いますが、ご飯は必ずついてきますよね。
白米ごはんはお茶碗1杯(150g)程度で糖質量が55.2g程度と含有量が多いです。
ですので、ごはんを多く食べてしまうと、せっかく糖質量の少ない牛タンを食べても意味がなくなってしまうので注意が必要です。
牛タン定食のカロリーはどれくらい?
牛タンは定食としもよく食べられていますが、定食にするとカロリーはどれくらいでしょうか。
ねぎし
白たん厚切4枚(8切)しろ4セット:782kcal
白たん厚切3枚(6切)しろたんセット:707kcal
白たんうす切5枚ねぎしセット:637kcal
引用元:https://www.negishi.co.jp/menu/nutrition.html
ねぎしの牛タン定食には、ご飯、とろろ、スープなどがつきますが、合わせて700~800kcal程度です。
牛タンだけでは、4枚で300kcalほどです。
定食にすると、ご飯のカロリーも加わるので、1食でも結構カロリーは高くなります。
成人男性のお昼ご飯と考えると、許容範囲内です。
牛タンで太ることはある?
では牛タンで太るということはあるでしょうか。
牛タンは100gあたりで 356kcal とカロリーは低くありません。
ですので、牛タンを食べ過ぎれば太るということも考えられます。
焼き肉店でだしているような牛タンはだいたい5枚で100gの計算になります。
牛タンで注意しないといけないのは「ご飯」です。
焼き肉のときや牛タン定食を食べるときには、ご飯もついてくることが多いですが、ご飯は家で食べるようなご飯茶わん1杯で252kcalです。
お店ででてくるようなものは200gくらいのものが多く300kcalを超えます。
つまり、ご飯と牛タンだけで600kcalは超えるので、食べ過ぎれば当然太るということになります。
焼き肉店で食べるときは、タレではなく、 レモン汁をかけるようにして、サラダやキムチなどの野菜類を先に食べておくことで、血糖値の急激な上昇を防ぎ、太りにくい食べ方となります。
ダイエット中の方は、食べ方も工夫してみると良いです。
糖質面でみると
牛タンは100gあたりの糖質量が 0.2g 程度であり、糖質量は多いというわけではありません。
ですので、糖質制限向きであるといえます。
ただ、牛タンを食べるときに、定食を注文するとご飯がついてきますし、焼き肉の際にもご飯を食べる方も多いかと思います。
ご飯を食べると、カロリーだけではなく、糖質摂取量が増えます。
ご飯は100gあたりで 36.8g もの糖質量を含みます。
ですので少量でも結構多くの糖質を含んでいますので、糖質制限中の方は注意が必要です。
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牛タンのカロリー糖質まとめ
牛タンのカロリーや糖質量をテーマにしてまとめました。
牛タンはカロリーが低めと思っている方も多いかと思いますが、実は低カロリーではありません。
牛の副生物の中ではカロリーは高めであるといえます。
また代謝に関わるビタミンのビタミンB2は、お肉の中ではそこまで含有量は多くありません。
レバーやハツの方が、代謝に関わるB2の含有量は多いです。
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