コンビーフのカロリーや糖質はどれくらい?

コンビーフのカロリーや糖質がテーマです。

スーパーやコンビニの缶詰コーナーで見かけるコンビーフは、牛の塩漬け肉をフレークにして、牛脂で固めたものです。

その原料は外もも肉やすね肉できています。

そんなコンビーフのカロリーや糖質量についてまとめていきます。



コンビーフのカロリーはどのくらい

では実際、コンビーフのカロリーはどのくらいなのでしょうか。

食品成分表をもとにすると、コンビーフ100gあたりの栄養成分は以下のようになります。

エネルギー:203kcal
タンパク質:19.8g
脂質:13.0g
炭水化物:1.7g
食物繊維:0.0g

100g(1缶)あたり約 203kcalとなっています。

 

ここで他の缶詰の100gあたりのカロリーと比較してみましょう。

・ツナ缶(油漬け) 267kcal
・やきとり缶 177kcal
・サバ缶 170~180kcal

缶詰はいずれにしろカロリー高めです。

 

また、実際に原料となる外もも肉やすね肉100gあたりのカロリーはどのくらいなのでしょうか。

外もも肉 215kcal
すね肉  201kcal

加工品であるコンビーフですがそのカロリーは他の缶詰や原材料と比べてもさほど高くはないと言えますね。



コンビーフの糖質はどのくらい

糖質制限ダイエットをしている方にとって気になるのはカロリーよりその糖質ですよね。

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主に肉類の糖質は低く糖質制限ダイエット向きの食材として有名ですが、缶詰のコンビーフの糖質量はどのくらいなのでしょうか?

基本的に糖質は、糖質=炭水化物量-食物繊維量で計算することができます。ですが、コンビーフには食物繊維が含まれていません。

コンビーフ100gあたりの糖質量は以下のようになります。

100g(1缶)あたり: 1.7g

主に牛肉の糖質量は 0.1~0.6g ですから、お肉そのものよりは糖質が高くなりますが、糖質制限ダイエット時の1食分の糖質量の目安が20g前後 であることを考えてもコンビーフの糖質量は低いと言えます。

 

お肉のように切る必要がなく缶詰を開けるだけで手軽に調理できるコンビーフは、糖質制限ダイエット時の強い味方となってくれそうですね。



コンビーフの栄養素は?

コンビーフ100gあたりに主に含まれる栄養素は以下の通りになります。

()内は1食分の推奨量です。

・タンパク質 19.8g(15~34g)
・脂質 13g(13~20g)
・鉄 3.5mg(6.8mg)
・亜鉛 4.1mg(8.8mg)
・ナイアシン 7.6mg (3.48mg)
・ビタミンB12 1.3ug (0.8ug)

鉄分や亜鉛、ナイアシンやビタミンB12が豊富に含まれています。

コンビーフは高たんぱくな食材ですが、同時に脂質も多く含んでいるので食べすぎには注意が必要です。

しかし、コンビーフが多く含むビタミン類はダイエット時に必要なものとなってきます。ここで ナイアシンと ビタミンB12についてみていきましょう。

ナイアシン

ナイアシンは循環器や神経などの器官にはたらく水溶性ビタミンのひとつです。

体に取り入れた糖質をエネルギーに変換する際には酵素が働きます。

ナイアシンはその酵素の働きに大きく関わっています。

ダイエット中にナイアシンを積極的に摂取することは痩せやすい身体づくり に効果的だと言えます。

また、ダイエット中に極端な食事制限をすると栄養不足となり髪や肌にトラブルを起こしがちです。

髪や肌の粘膜の健康に働きかけるナイアシンはそんなトラブルを引き起こさないためにも
必要な栄養素のひとつとなります。

ビタミンB12

ビタミンB群はダイエット時や健康維持に欠かすことのできない大事な栄養素となります。

ビタミンB1は、糖質の代謝に関わるビタミンであり、ビタミンB2は身体に取り入れたタンパク質や脂質の代謝を助ける働きがあります。

また、ビタミンB12は造血にも関わります。

ビタミンB12が不足すると、ヘモグロビンの生成がうまくいかず悪性貧血の症状が起こることがあるので注意が必要です。

そのほか鉄分は貧血予防、亜鉛は、たんぱく質の合成にも関わるミネラルです。

コンビーフは太るの?

コンビーフのカロリーや糖質は分かりましたが実際コンビーフはダイエット中に食べても大丈夫なのでしょうか?

缶詰のコンビーフは主に調理して食べる事が多いかと思います。大事なのはその調理法となります。

コンビーフの調理法として代表的なものはサンドイッチやチャーハンの具材などです。

それぞれ主食と共に手軽にタンパク質を摂取することができるメニューとなりますが、低糖質ダイエットを心がけている方にはパンやご飯は糖質が高くなるので注意が必要です。

また、サンドイッチの具材にする際に使うマヨネーズなど使う調味料によってはカロリーも高くなってしまうのでこちらも注意が必要です。

ではコンビーフはどのように調理するのが一番良いのでしょう?

コンビーフを低カロリーで

低糖質、低カロリーで体に良い栄養素を多く含むレシピは、キャベツやキノコ類など
野菜と共に炒めてシンプルな味付けでいただくのがオススメです。

コンビーフには塩味がついているので味付けも手軽に済ませることができます。

逆に塩分過多となることがないように調味の際には塩分量に気を付けましょう。

コンビーフのカロリー糖質まとめ

コンビーフのカロリーや糖質についてまとめました。

コンビーフは、100gあたり203kcal、そして糖質は1.7gです。

ダイエット時には外食よりもカロリーや糖質をコントロールできる自炊がおすすめです。

そんな中、缶詰のコンビーフは忙しい時にも手軽にタンパク質を摂取できる便利な食材だと言えます。

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