ソーセージのカロリーや糖質がテーマです。
ソーセージのカロリーや糖質はどれくらいでしょうか。また、ソーセージ1本あたりではどうなるのでしょうか。
お弁当のおかずからビールのおつまみまで、老若男女に幅広く好まれているソーセージについてまとめていきます。
ソーセージのカロリーはどれくらい
ソーセージは、豚・羊・牛などの腸にひき肉を詰め、煮たり燻製して作られる食品です。
日本農林規格(JAS)では、腸の種類によって下記のように主に3種類に分けられています。
- ウインナーソーセージ…羊の腸を使用したもので製品の太さが20mm未満
- フランクフルトソーセージ…豚の腸を使用したもので製品の太さが20mm以上36mm未満
- ボロニアソーセージ…牛の腸を使用したもので製品の太さが36mm以上
日本では市場に出回っているソーセージのほとんどがウインナーソーセージなので、よくソーセージ」と「ウインナー」を同義語で使われることが多いですが、正確にはウインナーはソーセージの種類のひとつということになります。
では、各ソーセージのカロリーをみていきましょう。ソーセージ100gあたりのカロリーは下記の通りです。
ボロニアソーセージ
エネルギー:251kcal
タンパク質:12.5g
脂質:21.0g
炭水化物:2.9g
よってそれぞれのカロろいーは以下のようになります。
ウインナーソーセージ: 321kcal
フランクフルトソーセージ: 298kcal
ボロニアソーセージ: 251kcal
ですので、ボロニアソーセージが一番低カロリーなソーセージと言えます。
ですが基本的にソーセージは脂質の含有量が多いため、カロリーが高い食品であることが特徴です。
油を加えて焼くとさらにカロリーが高くなるので、ソーセージを焼くときはソーセージに切り目を入れてから、油をひかずに焼くことがお勧めです。
ソーセージ1本あたりのカロリー
では、ソーセージ1本あたりではどうでしょうか。
ここでは一般的によく食べられているウインナーソーセージについてみていきます。
一般に、市販されているウインナーソーセージは、1本あたり約18gの重さです。
したがって、1本あたりのカロリーは58kcalです。
ウインナーソーセージ5本では、290kcalになります。
これは、ごはん一杯(140g)235kcalよりも高いカロリーになります。
食べやすく、ついつい何本も食べてしまいがちなソーセージですが、カロリーオーバーにならないように食べる本数に気を付けたいですね。
ソーセージの糖質はどれくらい
では、ソーセージの糖質はどれくらいでしょうか。
基本的に、糖質=炭水化物-食物繊維量で計算することが出来ます。
したがって、下記のように計算することができます。
ウインナーソーセージ100gあたり
糖質=3.0g-0g=3.0g
フランクフルトソーセージ100gあたり
糖質=6.2g-0g=6.2g
ボロニアソーセージ100gあたり
糖質=2.9g-0g=2.9g
ソーセージには食物繊維が含まれていないので、炭水化物量がそのまま糖質量になります。
ソーセージ1本あたりの糖質
ウインナーソーセージ1本は18gですので、1本あたりの糖質量は0.5gになります。
ソーセージ自体の糖質量は低いですが、ケチャップやマスタードなどの調味料を使用すると、糖質量がこれよりも高くなるので、頭に入れておくようにしましょう。
ソーセージ(シャウエッセン)のカロリー
シャウエッセンのソーセージも人気がありますよね。
シャウエッセンのものだと、カロリーはどれくらいになるでしょうか。
日本ハムのHPによると、シャウエッセンの100gあたりの栄養成分は以下のようになります。
エネルギー:311kcal
たんぱく質:12.1g
脂質:27.8g
炭水化物;3.0g
食塩相当量:2.1g
ですので、シャウエッセンのカロリーは100gで311kcalとなっておりますので、一般的なウインナーソーセージとカロリーはほぼ一緒です。
なお、シャウエッセンは、127gで1袋なので、1本あたりは約21.1gとなります。
なので、1本あたりのカロリーは66kcal程度になります。
シャウエッセンの糖質
また糖質量は100gあたりで3gですが、1本あたりですと、0.6g程度となります。
ソーセージの栄養素
では、ソーセージにはどのような栄養が含まれているでしょうか。
タンパク質
ソーセージには動物性タンパク質が多く含まれています。
タンパク質は、肉類・魚類などに豊富な動物性タンパク質と、大豆や精白米などに豊富な植物性タンパク質に分けられます。
植物性タンパク質に比べ、動物性タンパク質は体内で作ることができない必須アミノ酸のバランスがよく、良質なタンパク質といえます。
ダイエットをする際は、食事制限だけでなく運動を取り入れ、基礎代謝を高める必要があります。
筋肉量を維持するのに必要なタンパク質は、毎日意識して摂取したい栄養素のひとつです。
ビタミンB1
ソーセージに豊富に含まれているビタミンB1は、糖質をエネルギーに変換するのに欠かせないビタミンです。
ビタミンB1が不足すると糖質が脂質として蓄えられてしまうだけではなく、疲れやすくなったり手足がしびれたりむくんだりすることがあります。
ビタミンB1はニンニク、玉ねぎと一緒に摂取すると、その効果がより高くなります。
これは、ニンニクと玉ねぎに含まれる「アリシン」という物質がビタミンB1と結合し、体への吸収がよくなるためです。
ですのでソーセージを調理する際はぜひニンニクや玉ねぎと一緒に摂取してみてください。
ビタミンB2
ソーセージ(ウインナー)には 1.1㎍ のビタミンB2が含まれています。
これは、一日に必要とされる基準値の約46%になります。
ビタミンB2は水に溶ける水溶性ビタミンで、皮膚や粘膜の健康維持に役立ちます。
不足すると、口内炎や肌荒れが引き起こされます。
また、水溶性ビタミンのため使われなかった余分は尿中に出てしまうことから、とり過ぎによる過剰症の心配はありません。
ソーセージで太ることはある?
ソーセージには脂肪分が多く含まれ、そのカロリーは低くありません。
ソーセージの中では、ウインナーソーセージのカロリーが高めです。
ですが体に必要な栄養素も多く含んでいるので、野菜や他の食品と一緒にバランスよく食べたいですね。
ソーセージのカロリーダウン方法として、
- ソーセージに切り目を入れてから油をひかずに焼く
- 焼かずに、ソーセージにフォークなどで穴をあけてからボイルや電子レンジで加熱する
などの方法が挙げられます。カロリーが気になる場合はぜひ試してみてくださいね。
また糖質量は少ないので、糖質制限中の方も問題なく食べられます。
ソーセージのカロリー糖質まとめ
ソーセージのカロリーや糖質についてまとめました。
ソーセージは使う腸の種類・太さによってウインナーソーセージ、フランクフルトソーセージ、ボロニアソーセージに分けられます。
ソーセージは脂肪分が高く、高カロリーな食品ですが糖質量は少ないです。
食べ過ぎには気を付けましょう。
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