鶏団子のカロリーや糖質がテーマです。
焼き鳥のつくねや、鍋の具材としても重宝する鶏団子ですが、手作りの鶏団子は、おいしさもまた格別ですよね。
手軽に作れる鶏団子、食べ過ぎても太らない?よりダイエットに向いている食べ方など、鶏団子のカロリーや糖質量についてまとめます。
鶏団子のカロリーはどのくらい
鶏ひき肉を使って作る鶏団子ですが、そのカロリーはどのくらいなのでしょうか。
一般的なレシピを元に、栄養成分表を参考にカロリーを計算してみましょう。
以下のような材料で鶏団子をつくることができます。
鶏団子(1個あたり)
鶏ひき肉:30g(56kcal)
しょうがおろし:1g(0kcal)
卵:4g(6kcal)
片栗粉:0.2g(1kcal)
塩:0.1g(0kcal)
酒:1g(1kcal)
合計 64kcal
鶏団子1個あたりのカロリーは 64kcal となります。
1個あたりのカロリーは64kcalであり、食べ過ぎなければ問題ないカロリーであるといえます。
鍋の具材にする際は、食べ過ぎに注意が必要です。
鶏団子の糖質量はどのくらい?
一般的に食品の糖質量は糖質=炭水化物-食物繊維で計算されます。
先ほどのレシピを参考に鶏団子1個あたりの糖質量を計算してみましょう。
上記のような材料の場合、それぞれの具材の糖質量は以下のようになります。
鶏団子(1個あたり)
鶏ひき肉:0.0g
しょうがおろし:0.0g
卵:0.0g
片栗粉:0.2g
塩:0.0g
酒:0.1g
合計 0.3g
鶏団子1個あたりに含まれる糖質量は、粉類である片栗粉の0.2gとお米を原料とする酒の0.1gのみで、糖質量は合計0.3gとなります。
1個で0.3g程度ですので糖質を気にされる方にとって、鶏団子は心配のないメニューであると言えますね。
ただし、鶏のつくね串のようにタレを使用して調理する際には、その分糖質量が高くなるので注意が必要です。
カロリー・糖質共に抑えたメニューにしたい場合には、あっさりと鶏団子スープや鍋の具材として召し上がるのがオススメといえます。
また砂糖大さじ1杯(9g)あたりの糖質量は、8.9gであり、砂糖の使用量が多い分糖質量は多くなります。
鶏団子の栄養素
鶏団子の材料である鶏ひき肉にはタンパク質と ビタミンKが豊富に含まれています。
体を構成するタンパク質
鶏ひき肉には、100gあたり 17.5gのタンパク質が含まれています。
これは、厚生労働省の示す「栄養素等表示基準値」によると成人が1日に摂取する目安量の 約22%にあたる量です。
タンパク質は、臓器や筋肉、髪や肌といった人間の体を構成するために欠かすことのできない重要な栄養素のひとつです。
それだけでなく、タンパク質は体内のホルモンや免疫機能にも作用するためタンパク質が不足すると体の様々な面で不調が現れることになります。
髪や肌のダメージといった目に見えるトラブルだけでなく、集中力や思考力の低下、うつ症状といった内面のトラブルにも影響を及ぼすのが、タンパク質不足です。
体内のバランスを整えるためにも、タンパク質は普段から意識的に摂取するよう心がけましょう。
女性の味方ビタミンK
鶏ひき肉には100gあたり26ugのビタミンKが含まれています。
普段、あまり聞きなれないビタミンKですがビタミンKは、止血効果や骨粗鬆症予防など女性にとってうれしい効能を持つビタミンとなっています。
出血した際の止血には、血液凝固作用のあるタンパク質が必要となります。
ビタミンKは、肝臓でこのタンパク質を生成するための補酵素としての働きをしてくれるのです。
怪我などの出血だけでなく、女性が出産する際にも、止血をするためにビタミンKは欠かすことのできない栄養素となります。
また、ビタミンKは骨粗鬆症の治療薬としても用いられています。
特に、閉経後に女性ホルモンの減少から骨密度が低下しやすい女性にとっては骨にカルシウムを定着させ、健康な骨の形成を促進してくれるビタミンKは大切な栄養となります!
鶏団子は太るの?
低カロリーで低糖質な鶏団子は他の食材との組み合わせで、よりダイエットに効果的なメニューへと変化します。
鶏団子をダイエットメニューにする際は、たっぷりの野菜と共にあっさりとした味付けのスープにするのがオススメです。
野菜と共に調理することで、鶏団子に不足しているミネラルやビタミンを共に摂取することができ、スープは腹持ちもよく、体を内側から温める作用もあります。
また、中華だしやコンソメ、トマトなどスープの味のベースを変化させることで様々なバリエーションを楽しむこともできます。
鶏団子はタレをからませたつくね串や甘酢あんを使用した中華風のメニューも人気ですが、ダイエットを意識される方には鶏団子スープがいちばんのオススメだといえます。
鶏団子のカロリー糖質まとめ
鶏団子のカロリー糖質をテーマにしてまとめました。
鶏団子は低カロリー、低糖質で栄養も豊富なメニューです。
たっぷりの野菜と共に鶏団子スープにすれば、栄養バランスのとれたダイエット時にもぴったりの一品になります。
価格の安定した鶏ひき肉を使った鶏団子は、ある程度の量をまとめて作って冷凍すればより手軽に調理することができますね。
ダイエットに、節約メニューにとお好みに合わせて鶏団子メニューを楽しんでください。
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