卯の花のカロリーと糖質がテーマです。
卯の花は、「おから」の別名ですが、「おからの炒り煮」のことを卯の花と呼ぶこともあります。
おから単体ではなく、卯の花としておからの炒り煮のカロリーと糖質についてまとめていきます。
卯の花のカロリー
卯の花には、人参やごぼう、こんにゃく、しいたけなどの具材をいれて、ごま油で炒めたあとに、煮立ててつくる料理です。
おからを使用しているので、食物繊維が豊富で、さらに冷凍保存することで、長期保存することもできます。
そんな卯の花のカロリーはどれくらいでしょうか。
卯の花には様々なレシピがありますが、以下のような材料でつくることができます。
卯の花1食分
おから:60g
にんじん:10g
ごぼう:10g
しいたけ:12g
ねぎ:8g
だし:50㏄
砂糖:小さじ1杯(3g)
みりん:小さじ1杯(6g)
酒:小さじ1杯(5g)
しょうゆ:10g
塩:1g
ごま油:6g
このような材料の場合、それぞれの材料のカロリーは以下のようになります。
おから:67kcal
にんじん:4kcal
ごぼう:7kcal
しいたけ:2kcal
ねぎ:3kcal
だし:1kcal
砂糖:12kcal
みりん:14kcal
酒:5kcal
しょうゆ:8kcal
塩:0kcal
ごま油:55kcal
計177kcal
よっておから1食分で177kcal程度になります。
おからは、ヘルシーというイメージをお持ちの方もいると思いますが、大豆が原料のためタンパク質が豊富です。
よって100gあたりで111kcalになります。野菜と比較するとカロリーは高くなります
また卯の花は油も使用しているので、それなりのカロリーになります。
卯の花の糖質
卯の花の糖質はどれくらいになるでしょうか。
基本的に糖質は、糖質=炭水化物量-食物繊維量で計算することができます。
ですので、卯の花の糖質も同じように計算することができます。
上記のような材料の場合、卯の花1食分の栄養成分は以下のようになります。
炭水化物:19.9g
食物繊維:8.6g
糖質:11.3g
よって卯の花1食分で糖質は、11.3gとなります。
卯の花の主材料であるおから自体の糖質は、100gあたりで2.3gと糖質が低いのですが、卯の花には砂糖やみりんなどの調味料も使用します。
砂糖やみりんは、調味料の中でも糖質が多くなります。ですので、卯の花自体の糖質も多くなります。
糖質量が11.3gというのは、白米ごはんで換算すると30g分です。
副菜の中では糖質が多くなるので注意が必要です。
卯の花の糖質を少なくする方法
卯の花の材料の中で糖質量が多いのは、砂糖とみりんであり、砂糖小さじ1で3.0g、みりん小さじ1で3.3gの糖質を含みます。
ですので、砂糖とみりんの調味料を調整すると、卯の花の糖質を落とすことができます。
最近では、砂糖やみりんも、カロリー・糖質オフタイプのものが販売されています。
カロリー、糖質ともに0の砂糖や糖質オフされているみりん風調味料を使用することで、卯の花の糖質を4gほど少なくすることもできます。
また、卯の花以外にも、おからを使用することでハンバーグをはじめとする肉料理の糖質も落とすことができます。
卯の花はダイエット向きか
卯の花は、カロリーが180kcal程度ですので、副菜として考えるとそこまでカロリーは高くありません。
ですので、ダイエット中に食べても問題ありません。
ですがおからであっても、食べ過ぎるとカロリーを多く摂取することになるので注意が必要です。
市販品の卯の花は、手軽に食べられますがカロリーが高い可能性もあるので、1食で食べるのは100g程度にとどめておきましょう!そうすると100kcal程度の摂取で抑えられます。
また、卯の花は砂糖やみりんなどの調味料を使うので糖質が多くなりがちです。
糖質制限中の方は注意が必要です。
おから自体は、糖質の少ない食材ですが、卯の花の場合は糖質量が多いので気をつけてください。
市販品ではなく、自分でつくることで糖質量の少ない卯の花を食べることができます。
卯の花で得られる栄養
卯の花の主材料であるおからは、食物繊維が豊富に含まれています。
特に不溶性食物繊維が多く含まれているので、便秘解消に効果があるといえます。
ただ、不溶性食物繊維だけを摂取しても意味がないので、水分をしっかり摂取し、不溶性食物繊維だけではなく、海藻類に多く含まれる水溶性食物繊維も摂取すると良いです。
また、人参も同時に摂取できるので、生活習慣病の予防となるβカロテンも摂取することがdけいます。
卯の花のカロリー糖質まとめ
卯の花のカロリーや糖質をテーマにまとめました。
卯の花は、おから・おからの炒め煮を指しますが、油で調理するので、1食分でカロリーは180kcal程度にもなります。
糖質も10g程度になるので、糖質制限中の方は注意が必要です。