【栄養士が教える】パッタイのカロリーと糖質！

パッタイのカロリーと糖質がテーマです。

パッタイは、米粉を使用した麺にエビやニラなどの具材をいれて炒めたものです。

タイ料理なのに辛くないのが特徴ですが、カロリーや糖質はどれくらいでしょうか。

パッタイについてまとめていきます。

パッタイのカロリーはどれくらい

パッタイは、タイ料理の一種ですが、辛みがないのが特徴です。

米粉を使用した麺で、もちもちした弾力があり、ナンプラーを使用していて独特の味わいがあります。

そんなパッタイのカロリーはどれくらいでしょうか。

パッタイには様々なレシピがありますが、以下のような材料でつくることができます。

このような材料の場合、それぞれの材料のカロリーは以下のようになります。

よって、パッタイ１食分で561kcal程度になります。

米粉を使用している麺ですが、油も使用するために、カロリーは１食分で600kcal程度になります。

タイ料理の中でもカロリーは高めです。お店で食べるパッタイは、麺の量が多かったり、ナンプラーなどの油類をたっぷり使うと、それだけ高カロリーになり1000kcalを超えるものもあります。

タイ料理の中でもカロリーが低いのは、サラダやトムヤムクンなどのスープです。

パッタイ以外の麺料理もカロリーが高くなりがちです。

パッタイの糖質はどれくらい

基本的に糖質は、糖質＝炭水化物量−食物繊維量で計算することができます。

上記のような材料の場合、パッタイ１食分の糖質は以下のようになります。

よってパッタイ１食分で糖質は45.9g程度になります。

パッタイの主材料となる米粉は、米が原料なので、糖質量が多くなります。パッタイ１食分のうち、87%はこの麺が占めており、残りは野菜や調味料の糖質となっています。

米粉麺100gあたりの糖質量は、57.5gと糖質量が多いです。

またタイ料理に用いられるビーフンの場合は、100gあたりで79.0gと米製品の中でも特に糖質量が多くなりますので、注意が必要です。

パッタイはダイエット向き？

パッタイは、１食で600kcal程度ですので、一食分として食べるのであれば問題ないです。

ですが、ダイエット中で摂取カロリーを少し落としたい方にとっては、気を付けた方が良い料理です。

カロリーが明記してあるパッタイであれば、摂取カロリーがわかりますが、お店によってはパッタイのカロリー記載はありません。

麺の量が多く、豚バラ肉や油分の多いパッタイですと、600kcalを超えるものもあります。なるべく具沢山なパッタイの方が、麺の量が少なく、全体的なカロリーを抑えることができます。

糖質でみると

パッタイの糖質は、１食で50g程度と摂取量が多くなります。ですが、糖質で占めるのはほとんど麺です。

ですので、パッタイは麺の糖質を抑えることができれば、全体の糖質量を少なくすることができます。

米粉風のこんにゃく麺を使用すると、パッタイ１食あたりの糖質を16g程度にオフすることもできます。
こんにゃく麺 糖質オフダイエット

パッタイで摂取できる栄養

パッタイには、麺の他に、卵やエビ、豚肉などのタンパク質を豊富に含む食材や、もやし・ニラなどの野菜が含まれています。

美味しいだけではなく、栄養も摂取することができます。

卵や豚肉に多いタンパク質

パッタイを食べることで、１日に必要なタンパク質の1/3量を摂取できます。タンパク質は、血液や筋肉などの体をつくる元となる重要な栄養素です。

貧血予防の銅

体中に酸素を運搬する働きのあるヘモグロビンは、銅が構成成分です。パッタイの材料の中では、干しエビに多く含まれます。

抗酸化作用のあるビタミンE

卵にビタミンEが豊富に含まれています。ビタミンEは抗酸化作用が強いために、体内の脂質の酸化を防いでくれます。老化防止、生活習慣病の予防にも効果があるとされています。

そのほか、ビタミンB群も豊富に含まれています。

パッタイのカロリー糖質まとめ

パッタイのカロリーと糖質をテーマにしてまとめました。

パッタイは１食分で600kcal程度、そして糖質は45g程度になります。

米粉の麺が主材料になりカロリーは高くなります。また麺の糖質が多いので、糖質も多いので注意が必要です。

油を多く使っているものほど高カロリーになります。