【栄養士が教える】カオマンガイのカロリーと糖質

カオマンガイのカロリーと糖質がテーマです。

カオマンガイは、タイのソウルフードであり、鶏のだしで炊いたご飯の上に、ゆでた鶏肉をのせて食べる料理です。

そんなカオマンガイのカロリーと糖質についてまとめていきます。

カオマンガイのカロリー

カオマンガイは、本場のタイであれば屋台で食べることもできますが、日本ではそこまで身近な食べ物ではありません。

お家でつくる場合は、炊飯器を活用して作ることもできます。そうすることで、鶏のだしが白米ご飯にしみ込みやすくなります。

そんなカオマンガイのカロリーはどれくらいでしょうか。

カオマンガイには様々なレシピがありますが、以下のような材料でつくることもできます。

このような材料の場合、それぞれの材料のカロリーは以下のようになります。

よって、カオマンガイ１食分で610kcal程度になります。

カオマンガイは、皮つきの鶏もも肉を使用するので、カロリーは600kcalを超えますが、パッタイなどのタイ料理と比較するとカロリーは低めです。

ご飯の量が増えるほど高カロリーとなります。

カオマンガイの糖質はどれくらい

基本的に糖質は、糖質＝炭水化物－食物繊維で計算することができます。

カオマンガイ１食分の栄養成分は以下のようになります。

よってカオマンガイ１食分で糖質は、63.8g程度になります。

カオマンガイに含まれる糖質の大部分はご飯の量であり、90%はごはんが占めています。

糖質制限をしていない方にとっては、糖質摂取量が多いわけではないですが、糖質制限中の方にとっては注意が必要な量です。

カオマンガイはダイエット向き？

カオマンガイは、１食で600kcal以上になります。

ですので、カロリーは低いというわけではないです。

ただ、１食分で600kcalというのは、１食分で考えるとそこまで高カロリーではないです。

活動レベルがそこまで低くない成人女性の１日の摂取カロリー目安は、2000kcal程度ですので、600kcalというのは許容範囲内です。

カオマンガイのカロリーを抑えるためには、工夫も必要です。

1. 鶏肉の皮は取り除く
2. ご飯の摂取量を減らす

この２点だけでも、相当カロリーを減らすことができます。

鶏もも肉は、皮つき、皮なしでカロリーに差があります。100gあたりでは、約80kcalほどの差がみられます。

皮を取り除いて食べることで、脂質摂取量を減らすこともできますので、カロリーが気になる方は、皮は摂取しないようにしましょう。

また、カオマンガイは、鶏だしのご飯も特徴的ですが、白米ご飯もカロリーは高いです。

白米ご飯100gあたりで、168kcalになりますので、カロリーが気になる方は、大盛りなどにはしないようにしましょう。

カオマンガイの糖質を抑えるコツ

カオマンガイの糖質は、１食で63.8g程度です。

このうち糖質の９０％はごはんが占めています。ですので、ご飯の量を減らす、または糖質制限用のご飯にすることで糖質摂取量を少なくすることはできます。

本場のタイで食べられるインディカ米を使用した、カオマンガイも糖質はほとんど変わりません。インディカ米と日本の白米のカロリー、糖質はほぼ一緒です。

鶏肉自体に糖質はほとんど含まれていないので、お店で食べる場合は、具の量を多くし、ご飯の摂取量は少なめにすると、糖質摂取量は少なくなります。

また、ご家庭でつくる場合は、糖質制限米を使用すると、ご飯の糖質量をオフすることもできます。

こんにゃく米 糖質５０％オフ

カオマンガイを食べて摂取できる栄養

カオマンガイの主材料でもある、鶏もも肉には様々な栄養が含まれています。

タンパク質をはじめ、

三大栄養素のエネルギー代謝を支える役割のあるビタミンB２

代謝を支える補酵素的な役割を果たすナイアシン

タンパク質やアミノ酸の合成に関わるビタミンB６

免疫抗体やホルモンの合成に関わるパントテン酸などの栄養が豊富です。

カオマンガイのカロリー糖質まとめ

カオマンガイのカロリーと糖質をテーマにまとめました。

カオマンガイは、１食あたりで600kcalほど、また糖質量は65g程度になります。

一食分としては標準的ですが、ダイエット中の方は要注意。

カロリーを抑えるのであれば、鶏皮を取り除いて食べると良いです。

タイ料理のパッタイについてはこちらもどうぞ
パッタイのカロリーと糖質