黒豆のカロリーや糖質がテーマです。
おせちでも登場する黒豆ですが、カロリーや糖質量はどれくらいでしょうか。
また煎り黒豆ではどうなるでしょうか。
黒豆についてまとめていきます。
黒豆(おせち・煮物)のカロリーはどれくらい?
黒豆は、大豆の一種です。
皮にアントシアニンを含むので、黒い色をしています。
そんな黒豆は煮物にされることも多く、煮物はおせち料理にもかかせないものとなっています。
保存が効くということと、【まめに働く】という語呂合わせからお正月に食べるものとして定着しています。
そんな黒豆の煮物はには様々なレシピがありますが、以下のような材料でつくることができます。
黒豆煮1人分
黒豆:40g
水:60g
グラニュー糖:32g
醤油:9g
食塩:0.5g
※大豆類は水に浸すことで2.5倍まで膨張します。
このような材料の場合、それぞれの材料のカロリーは以下のようになります。
黒豆:166kcal
水:0kcal
グラニュー糖:124kcal
醤油:6kcal
食塩:0kcal
計 296kcal
よって黒豆の煮物1人分(141.5g)程度で、296kcalとなります。
50g程度で105kcal程度です。
黒豆の煮物は、砂糖も多く使用しますし、黒豆自体もカロリーが高いので、煮物自体のカロリーも高くなります。
お正月の時期など、ついついつまんで食べてしまいますが、豆だからといってカロリーは低くないので、注意が必要です。
黒豆(おせち・煮物)の糖質量はどれくらい?
では、黒豆の煮物の糖質量はどれくらいでしょうか。
基本的に糖質は、糖質=炭水化物量-食物繊維量で計算することができます。
ですので、黒豆の糖質量も同じように計算することができます。
上記のような材料の場合、黒豆の煮物の栄養成分は以下のようになります。
炭水化物量: 45.2g
食物繊維量: 6.4g
糖質: 39.8g
よって、黒豆の煮物1人分(141.5g)の糖質量は、39.8g となります。
50g程度で、14.1g程度の糖質量になります。
糖質制限をしている方は食べ過ぎに注意が必要です。
煎り黒豆のカロリーや糖質量はどれくらい?
黒豆は煮物だけでなく、煎って食べることもあります。
煎り黒豆の場合、水に浸した黒豆を弱火でじっくり炒ります。
市販でも多く販売されています。
そんな煎り黒豆のカロリーはどれくらいでしょうか。
食品成分表をもとにすると、黒豆100gあたりの栄養成分は以下のようになります。
エネルギー:442kcal
水分:2.4g
タンパク質:36.4g
脂質:22.0g
炭水化物:34.3g
食物繊維:19.2g
※だいず・いり大豆・黒大豆
ですので、100gで 442kcalとなります。
豆類はタンパク質・脂質・炭水化物量ともに多く含まれているので、カロリーが高くなります。
ですので、煎っているだけとはいえ、高カロリーです。
また糖質量も同じように計算することができ、煎り黒豆の糖質量は以下のようになります。
黒豆(いり大豆)100gあたり
糖質=炭水化物量-食物繊維量=34.3-19.2=15.1g
よって煎り黒豆の糖質量は100gあたりで、15.1gとなります。
食物繊維量は豊富ですが、糖質量も多いです。
市販の煎り黒豆のカロリー
市販のもののカロリーは以下のようになります。
フジッコ
煎り黒豆: 84kcal
糖質量: 3.2g
引用元:https://www.fujicco.co.jp/products/detail.php?id=125
トップバリュ
素煎り 黒大豆: 450kcal /100g
糖質量: 17.0g /100g
黒豆のカロリー糖質まとめ
黒豆の煮物、そして煎り黒豆のカロリーや糖質量をテーマにしてまとめました。
黒豆は、豆の一種なので、ヘルシーというイメージがあるかもしれませんが、豆はタンパク質や脂質の含有量が多いので、それなりにカロリーは高く、糖質量も多くなります。
食べ過ぎには注意が必要です。
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