ライ麦パンのカロリーや糖質量がテーマです。
ライ麦パンのカロリーや糖質量はどれくらいでしょうか。
ライ麦パンについてまとめていきます。
ライ麦パンのカロリーはどれくらい?
ライ麦パンは、ライ麦粉から作ったパンです。
基本的にライ麦粉と強力粉を使用してつくられます。
ライ麦は、イネ科の植物でヨーロッパで多く栽培されていましたが、現在では日本でも栽培されています。
ライ麦が人気な特徴として、小麦と比較してビタミンやミネラルが豊富です。
精製度が低いために、見た目も普通のパンと比べて黒っぽくなります。
そして酸味もあり、食感も硬いといえます。
そんなライ麦パンのカロリーはどれくらいでしょうか。
食品成分表をもとにすると、ライ麦パン100gあたりの栄養成分は以下のようになります。
ライ麦パン(100gあたり)
エネルギー:264kcal
水分:35.0g
タンパク質:8.4g
脂質:2.2g
炭水化物:52.7g
食物繊維:5.6g
原料割合:強力粉50、ライ麦粉50、酵母1.8、食塩1.8、ショートニング4、小麦タンパク4
このようになっています。
100gあたりで 264kcal 程度です。
ちなみに 食パン100gあたりの栄養成分は以下のようになります。
エネルギー:264kcal
水分:38.0g
タンパク質:9.3g
脂質:4.4g
炭水化物:46.7g
食物繊維:2.3g
よってライ麦パンは食パンとあまりカロリーに変わりはないですが、食物繊維量はライ麦パンの方が多いです。
ライ麦パン1個あたりのカロリーはどれくらい?
ライ麦パンには様々な種類がありますが、食パンにされている場合、1枚で60g程度になります。
そうすると、ライ麦パン1枚で158kcalとなります。
なお、市販で販売されている ケンタッキーのライ麦パン1個あたりのカロリーは167kcalとなります。
ライ麦パンの糖質量はどれくらい?
では、ライ麦パンの糖質量はどれくらいでしょうか。
基本的に糖質は、糖質=炭水化物量-食物繊維量で計算することができます。
ですので、ライ麦パンの糖質量も同じように計算することができます。
ライ麦パン100gあたりの糖質量は以下のようになります。
糖質=炭水化物量-食物繊維量=52.7-5.6=47.1g
よって ライ麦パン100gあたりの糖質量は47.1gとなります。
なお、食パン100gあたりの糖質量は44.4g
そして白米ごはん100gあたりの糖質量は、38.8gとなります。
ライ麦パン100g当たりの糖質が一番多くなります。
ライ麦パンは食物繊維量は豊富ですが、糖質量が少ないというわけではないので、注意が必要です。
糖質含有量の少ないライ麦パンはこちら
メステマッハー プンパーニッケル オーガニック有機ライ麦使用
ライ麦100%のパンのカロリー・糖質量は?
ライ麦パンは基本的に強力粉50:ライ麦粉50で構成されていますが、その分量比によって、食感が変わってきます。
ライ麦粉100%のものにロッゲンシュロートブロートというドイツのパンがあります。
ライ麦粉100%のパンのカロリーや糖質量はどれくらいになるでしょうか。
ライ麦パンのレシピには様々なものがありますが、以下のような材料でつくることができます。
ライ麦100%パン1個
ライ麦粉:100g
ドライイースト:1.5g
水:100g
このような材料の場合、それぞれの材料のカロリーは以下のようになります。
ライ麦粉:351kcal
ドライイースト:5kcal
水:0kcal
計 356kcal
よって、 ライ麦100%パン1個(201.5g)程度で、356kcalとなります。
ライ麦粉は、強力粉と比較すると、多少カロリーは低く、食物繊維量が豊富であるといえます。
ですので、強力粉100%のものより、カロリーは低くなる傾向です。
また、上記のような材料の場合、ライ麦パン1個の栄養成分は以下のようになります。
炭水化物量: 76.4g
食物繊維量: 13.4g
糖質: 63.0g
よってライ麦パン100%のパン1個あたりの糖質量は、63.0g程度になります。
ライ麦パンのカロリー糖質まとめ
ライ麦パンのカロリーや糖質量をテーマにしてまとめました。
ライ麦パンにも強力粉が使用されており、食パンのように強力粉のみのものと、そこまでカロリーに変わりはありません。
100gあたりで264kcal、糖質は47.1gです。
また、ライ麦には食物繊維量も多く含まれていますが、糖質量も多いといえます。
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