サバの味噌煮のカロリーや糖質量がテーマです。
鯖の味噌煮のカロリーや糖質量はどれくらいでしょうか。
鯖の味噌煮についてまとめていきます。
鯖の味噌煮のカロリーはどれくらい?
鯖の味噌煮は、おかずでも定番といえますし、鯖の料理をする際にも、定番の料理といえます。
そんな鯖の味噌煮は、鯖の切り身があれば、ご家庭でも簡単につくることがあります。
調味料もいたってシンプル。
また冷凍も可能で、レトルトのものや缶詰のものなどが販売されています。
そんな鯖の味噌煮のカロリーはどれくらいでしょうか。
鯖の味噌煮には様々なレシピがありますが、以下のような材料でつくることができます。
鯖の味噌煮1切れ分
鯖1切れ:100g
味噌:18g
砂糖:9g
みりん:18g
酒:15g
しょうが:1g
このような材料の場合、それぞれの材料のカロリーは以下のようになります。
鯖1切れ:247kcal
味噌:35kcal
砂糖:35kcal
みりん:43kcal
酒:16kcal
しょうが:0kcal
計 376kcal
よって鯖の味噌煮1切れ(161g)程度で、376kcalとなります。
鯖は脂質量が多いために、1切れ100gあたりで247kcal となります。
内、脂質量は16.8g、そしてタンパク質量は20.6gです。
脂質もタンパク質も豊富です。
カロリーを気にされている方にとっては、1切れあたり376kcalというのは、なかなかカロリーが高いともいえますが、その分栄養価は高いです。
コンビニやスーパなどで、レトルトパウチ食品も販売されていますが、そういった商品は、切り身1切れあたりが 50g程度のものが多いです。
その場合は、1切れは半分のカロリーである188kcal 程度になると考えられます。
鯖の味噌煮の缶詰のカロリーはどれくらい?
鯖の味噌煮は、レトルトパウチだけではなく、缶詰でも多く販売されています。
缶詰の場合、カロリーはどれくらいになるでしょうか。
食品成分表をもとにすると、鯖の味噌煮の缶詰100gあたりの栄養成分は以下のようになります。
エネルギー:217kcal
水分:61.0g
タンパク質:16.3g
脂質:13.9g
炭水化物:6.6g
食物繊維:0.0g
※液汁を除いたもの
ですので鯖の味噌煮の缶詰100gあたりで、217kcalとなります。
なお、鯖の味噌煮の缶詰によっても内容量に差はありますが、大きいものですと固形量で150g程度です。
ですのでおおよそ、1缶で326kcal 程度になると考えられます。
なお、参考までに市販の鯖の味噌煮のカロリーは以下のようになります。
マルハニチロ
さばみそ煮: 401kcal /190g
月花さばみそ煮: 480kcal /200g
チョクヨー
さば味噌煮: 126~252kcal /100g
製品によっては成分値に差がみられるものもあります。
鯖の味噌煮の糖質量はどれくらい?
では、鯖の味噌煮の糖質量はどれくらいでしょうか。
基本的に糖質は、糖質=炭水化物量-食物繊維量で計算することができます。
ですので、鯖の味噌煮の糖質量も同じように計算することができます。
上記のような材料の場合、鯖の味噌煮1切れあたりの栄養成分は以下のようになります。
炭水化物量: 21.7g
食物繊維量: 0.9g
糖質: 20.8g
よって、鯖の味噌煮1切れ(161.0g)程度の糖質量は、20.8gとなります。
鯖の糖質量は、100gあたりで0.3gとかなり少ないです。
ですが、鯖の味噌煮の場合は、調味料でみりんや砂糖などの糖質量の多いものも使用しているので、総合的に糖質量が多くなります。
参考までにそれぞれの調味料の糖質量は以下のようになります。
- みそ18g:3.0g
- 砂糖9g:8.9g
- みりん18g:7.8g
- 酒15g:0.7g
調味料に含まれている糖質量も気にした方が良いです。
鯖の缶詰の糖質量はどれくらい?
では、鯖の缶詰の糖質量はどれくらいでしょうか。
食品成分表をもとにすると、鯖の味噌煮の缶詰100gあたりの糖質量は以下のようになります。
糖質=炭水化物量-食物繊維量=6.6‐0.0=6.6g
よって、サバの味噌煮の缶詰100gあたりで、糖質量は6.6gとなります。
味噌煮の缶詰の場合、液汁を除いて計算してあるので、糖質量は少なめです。
おかずとして食べる際には、参考になればよいかと思います。
鯖の味噌煮で太ることも?
では、鯖の味噌煮を食べて太るということはあるのでしょうか。
鯖の味噌煮は100g程度のものですと、1切れで370kcal程度になります。
鯖自体、脂質が多いために、 カロリーは高めです。
鯖の味噌煮を食べると、ご飯が欲しくなりますが、白米150g程度で252kcalとなります。
よって合計で620kcal程度になります。
これを一食とすると、そこまで高カロリーであるとはいえませんが、副菜や汁物も+すると、1食で800~900kcal程度になることもあるのでダイエット中の方は注意が必要です。
糖質面でみると…?
材料にもよりますが、鯖の味噌煮1切れで糖質量は 20g 程度になります。
砂糖やみりんなどの糖質量の多い材料を使用するので、糖質量は高くなってしまいますが、鯖自体の糖質量は少ないといえます。
なお、ご飯150gの糖質量は55.2gですので、合わせて食べた場合は、1食で糖質量を75.2g程度摂取してしまうことになります。
とはいえ、鯖は栄養が豊富なので、ぜひ摂取したい食材ともいえます。
鯖の味噌煮の糖質量を抑えるのであれば
- 砂糖やみりんを控えてつくる
- タレをすべて食べない
などの対策をするだけでも、糖質量を抑えることが可能です。
また鯖を食べたいという場合は、鯖の味噌煮ではなく、鯖の塩焼きやしめ鯖などのレシピの方が、糖質量を抑えることができます。
鯖自体は、100gあたりでも糖質量が0.3gと、糖質制限をしている方も安心して食べられます。
また缶詰の場合も味噌煮よりも水煮缶の方が、糖質量はかなり少ないといえます。
なお、鯖の竜田揚げも人気の料理ですが、油で揚げているために、カロリーは高いですが、糖質量は味噌煮と比べると少なくなります。
衣はたっぷりではなく、まぶす程度で揚げると抑えられますよ!
鯖にはどのような栄養があるの?
では最後に鯖の栄養についてまとめていきます。
鯖にはどのような栄養があるのでしょうか。
鯖には脂質量が多く含まれているという説明を先ほどしましたが、鯖には、 DHA・EPAといった不飽和脂肪酸を豊富に含んでいます。
DHAやEPAは、青魚に含まれる成分として、話題になっていますが、人間の体にとっても良い働きをしてくれます。
EPAは、動脈硬化を予防し、心筋梗塞・脳梗塞といった生活習慣病も予防する働きがあるといわれています。
一方のDHAは、脳の成長や神経の伝達にかかわるといわれています。
これゆえに、青魚を食べると、血がサラサラになり、頭が良くなるともいわれていますね。
またコレステロール値を下げる働きもあるとされており、中性脂肪が気になる方へもおススメです。
なので、魚って脂肪が多いから…と思わず、体に良い脂ですので、積極的に摂取してください。
最近では、お肉を多く食べる方も多いですが、魚も食べましょう♪
なお、さばにはこれらの不飽和脂肪酸が豊富に含まれていますが、他にも
- あじ
- かつお
- ぶり
- いわし
- 鮭
- さんま
などの魚にも多く含まれています。
これらの魚も脂質量が多いため、100gあたりのカロリーは魚の中でも多い方です。
参考までに100gあたりのカロリーは以下のようになります。
(kcal/100g) | |
あじ | 126 |
いわし | 169 |
かつお | 165 |
鮭 | 133 |
さんま | 297 |
ぶり | 257 |
さばは100gあたりで247kcalですので、実は、さんまの方が脂がのっていてカロリーは少し高めです。
脂質量は多いですが、体に良い脂です!
また、その他代謝に関わるビタミンB2や、造血に関わるビタミンB12も豊富に含まれています。
またカルシウムの吸収をよくしてくれるビタミンDも豊富に含まれています!
味噌煮意外にも、塩焼きなどにしてどうぞ。
サバの味噌煮のカロリー糖質まとめ
鯖の味噌煮のカロリーや糖質量をテーマにしてまとめました。
鯖の味噌煮は、砂糖やみりんを使うので、カロリーは高くなりがちです。
また調味料によって糖質量も多くなります。
ですので、鯖の料理を食べたい場合は、他に、塩焼きなどにして食べる方が抑えることができます。
鯖は、脂質量が多いためにカロリーは高めですが栄養は豊富です。
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