味噌のカロリーや糖質量がテーマです。
味噌のカロリーや糖質量はどれくらいでしょうか。
また大さじや小さじではどれくらいになるでしょうか。
味噌についてまとめていきます。
味噌のカロリーや糖質量はどれくらい?
味噌は、蒸した大豆に塩と麹を混ぜて発酵させたものです。
味噌は、味噌汁の他に煮物や焼き物、そして鍋物など様々な料理に利用されています。
味噌の種類は、原料による分類や色により分類などによります。
味噌のカロリーも種類によって変わってきます。
食品成分表をもとにすると、味噌100gあたりの栄養成分は以下のようになります。
米味噌・甘味噌
大豆に米麹食塩を加えて発酵させたもの。
エネルギー:217kcal
水分:42.6g
タンパク質:9.7g
脂質:3.0g
炭水化物:37.9g
食物繊維:5.6g
米味噌・淡色辛みそ
エネルギー:192kcal
水分:45.4g
タンパク質:12.5g
脂質:6.0g
炭水化物:21.9g
食物繊維:4.9g
米味噌・赤色辛みそ
エネルギー:186kcal
水分:45.7g
タンパク質:13.1g
脂質:5.5g
炭水化物:21.1g
食物繊維:4.1g
麦みそ
蒸煮大豆に麦麹・食塩を加えて発酵し、熟成させたもの。
エネルギー:198kcal
水分:44.0g
タンパク質:9.7g
脂質:4.3g
炭水化物:30.0g
食物繊維:6.3g
豆みそ
蒸煮大豆に麹菌を培養させて、食塩水で発酵・熟成させたもの。
エネルギー:217kcal
水分:44.9g
タンパク質:17.2g
脂質:10.5g
炭水化物:14.5g
食物繊維:6.5g
減塩みそ
エネルギー:192kcal
水分:48.2g
タンパク質:10.8g
脂質:5.7g
炭水化物:24.5g
食物繊維:4.3g
だし入りみそ
だしを加えた味噌。
エネルギー:194kcal
水分:42.8g
タンパク質:13.2g
脂質:5.7g
炭水化物:22.4g
食物繊維:4.6g
ですので、味噌100gあたりで200kcal程度です。
甘味噌・豆みそは味噌の中でも多少カロリーが高いですが、それでも217kcal程度です。
調味料の中ではカロリーは高い方ですが、一度に100gも摂取することはないといえます。
ソース類は100gで100kcal程度、そしてこいくち醤油は100gで71kcalとなっています。
味噌大さじ・小さじではカロリーはどうなる?
味噌を実際使用するのは、大さじ1杯や小さじ1杯の量です。
味噌大さじ1杯の重さは18gです。
小さじ1杯の重さは6gです。
それぞれのカロリーは以下のようになります。
米味噌・甘味噌
- 大さじ1: 39kcal
- 小さじ1: 13kcal
米味噌・淡色辛みそ
- 大さじ1: 35kcal
- 小さじ1: 12kcal
米味噌・赤色辛みそ
- 大さじ1: 33kcal
- 小さじ1: 11kcal
麦みそ
- 大さじ1: 36kcal
- 小さじ1: 12kcal
豆みそ
- 大さじ1: 39kcal
- 小さじ1: 13kcal
減塩みそ
- 大さじ1: 35kcal
- 小さじ1: 12kcal
だし入りみそ
- 大さじ1: 35kcal
- 小さじ1: 12kcal
1人分の味噌汁に使う味噌の量は、大さじ1杯程度です。
ですので、カロリーとしては、味噌だけで40kcal程度摂取することになります。
味噌の糖質量はどれくらい?
では、味噌の糖質量はどれくらいでしょうか。
基本的に糖質は、糖質=炭水化物量-食物繊維量で計算することができます。
ですので、味噌の糖質量も同じように計算することができます。
食品成分表をもとにすると、味噌100gあたりの糖質量は以下のようになります。
米味噌・甘味噌
糖質=炭水化物量-食物繊維量=37.9‐5.6=32.3g
米味噌・淡色辛みそ
糖質=炭水化物量-食物繊維量=21.9‐4.9=17.0g
米味噌・赤色辛みそ
糖質=炭水化物量-食物繊維量=21.1‐4.1=17.0g
麦みそ
糖質=炭水化物量-食物繊維量=30.0‐6.3=23.7g
豆みそ
糖質=炭水化物量-食物繊維量=14.5‐6.5=8.0g
減塩みそ
糖質=炭水化物量-食物繊維量=24.5‐4.3=20.2g
だし入りみそ
糖質=炭水化物量-食物繊維量=22.4‐4.6=17.8g
よって、まとめると味噌100gあたりの糖質量は以下のようになります。
- 甘味噌: 32.3g
- 淡色辛みそ: 17.0g
- 赤色辛みそ: 17.0g
- 麦みそ: 23.7g
- 豆みそ: 8.0g
- 減塩みそ: 20.2g
- だし入りみそ: 17.8g
味噌は原料によって、糖質量が変わってきます。
最も糖質量が多いのは、米麹を加えている甘味噌になります。
豆味噌の糖質量は少なく、甘味噌は、豆みその4倍の糖質量を含んでいます。
味噌大さじ・小さじでは糖質量はどうなる?
実際に使用する量では、糖質量はどれくらいになるでしょうか。
味噌は大さじ1杯で18g、小さじ1杯で6gになります。
米味噌・甘味噌
- 大さじ1: 5.8g
- 小さじ1: 2.0g
米味噌・淡色辛みそ
- 大さじ1: 3.0g
- 小さじ1: 1.0g
米味噌・赤色辛みそ
- 大さじ1: 3.1g
- 小さじ1: 1.1g
麦みそ
- 大さじ1: 4.3g
- 小さじ1: 1.4g
豆みそ
- 大さじ1: 1.4g
- 小さじ1: 0.5g
減塩みそ
- 大さじ1: 3.6g
- 小さじ1: 1.2g
だし入りみそ
- 大さじ1: 3.2g
- 小さじ1: 1.0g
このようになっています。
味噌大さじ1杯程度の場合の糖質量は、1.4~5.8gとなります。
豆みそを使用すると糖質量は少ないですが、甘味噌の場合ですと、味噌汁1杯程度でも、多くの糖質量を摂取することになります。
一般に家庭で多く使用されている味噌は、米味噌ですので、味噌大さじ1杯で3g程度の糖質量を摂取すると考えておくと良いかと思います。
味噌で太ることも?
味噌は、さしすせそのそに当たる、一般的な調味料といえます。
様々な料理に利用されている味噌で太るということはあるでしょうか。
味噌は大さじ1杯でも 40kcal 程度です。
1日に過剰に摂取することもないので、味噌のカロリーはあまり心配しなくても良いです。
味噌汁には豆腐もいれることが多いですが、豆腐150gで108kcalです。
※木綿豆腐の場合
わかめなどをいれたとしても、味噌汁1杯で150kcal程度になるかと思います。
味噌汁は、朝の毒けしとも呼ばれています。
味噌汁はカロリーも高いわけではないですし、健康に良いとされている料理です。
糖質でみると?
味噌は種類によって、糖質量が少し変わってきますが、米味噌で大さじ1杯あたり3.0g程度になります。
米味噌でも、甘味噌の場合は、大さじ1杯でも約6gの糖質量を含みます。
甘味噌は味噌の中でも糖質量が多いといえます。
なので、味噌は日常的に摂取する調味料ですが、辛みそを選んだ方が糖質量を抑えることができます。
味噌は1日に大量に摂取するということも少ないでしょうし、大さじ1杯程度であれば問題ない量であるといえます。
ただ大さじ1杯で2g程度の塩分量を含みますので、取り過ぎには注意が必要です。
糖質面というか、塩分の関係で、1日大さじ1杯程度にとどめておいた方が良いでしょう。
味噌のカロリー糖質まとめ
味噌のカロリーや糖質量をテーマにしてまとめました。
味噌は大さじ1杯で40kcal、そして糖質量は3g程度です。
味噌の種類によって、糖質量は変わってきますが、甘味の少ない豆味噌の糖質量が最も少ないです。
味噌汁に使用する量は大さじ1杯程度ですので、それくらいでしたら、気にする量ではないです。
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