穴子のカロリーや糖質量がテーマです。
穴子のカロリーや糖質量はどれくらいでしょうか。
また穴子の寿司の場合はどうなるでしょうか。
穴子についてまとめていきます。
穴子のカロリーはどれくらい?
穴子は、うなぎと似ていて、細長い形をしているのが特徴です。
また穴子には、マアナゴ・クロアナゴ・ゴテンアナゴの3種類がいますが、一般に多く流通しているのは、マアナゴです。
穴子の方がうなぎよりも価格が安いので、うなぎの蒲焼の代わりに穴子を食べるという方もいます。
そんな穴子のカロリーはどれくらいでしょうか。
食品成分表(7訂)をもとにすると、穴子100gあたりの栄養成分は以下のようになります。
穴子・生(100g)
エネルギー:161kcal
水分:72.2g
タンパク質:17.3g
脂質:9.3g
炭水化物:0.0g
食物繊維:0.0g
穴子・蒸し(100g)
エネルギー:194kcal
水分:68.5g
タンパク質:17.6g
脂質:12.7g
炭水化物:0.0g
食物繊維:0.0g
穴子は基本的には、かば焼きにしたり、蒸してから食べることの方が多いですが、蒸すと100gあたりで200kcal近くなります。
ではこれはカロリーは高いのかという点ですが、穴子のカロリーは他の魚類と比較するとカロリーは高いといえます。
他の魚のカロリーは以下のようになります。
100gあたり(kcal) | |
あじ | 126 |
穴子 | 161 |
いわし | 169 |
うなぎ | 255 |
かつお | 114 |
鮭 | 138 |
さば | 247 |
ひらめ | 126 |
ぶり | 257 |
まぐろ | 108 |
穴子は魚の中でもカロリーが高めです。
なぜ、穴子はカロリーが高めなのかというと、他の魚に比べて、脂質の含有量が多いためです。
穴子は100gあたり10%程度脂質となりますが、カロリーが少ない魚は、脂質の含有量は5%程度になります。
穴子と比較される、うなぎも脂質含有量が多いためにカロリーは高くなります。
穴子1尾のカロリー
穴子1尾は大きいもので100g程度あります。
ですが、廃棄率が35%ですので、実際の可食部は65gとなります。
つまり穴子1尾あたりで105kcalとなります。
穴子の糖質量はどれくらい?
では穴子の糖質量はどれくらいでしょうか。
基本的に糖質は、糖質=炭水化物量-食物繊維量で計算することができます。
ですので、穴子の糖質量も同じように計算することができます。
ただ食品成分表をもとにすると、穴子100gあたりの栄養成分は
炭水化物量:0g
食物繊維量:0g
糖質:0g
となります。
※タレなしの場合
つまり、穴子には炭水化物量が含まれていませんので、穴子の糖質量は0gということになります。
なので穴子は糖質量0gですので、糖質制限中の方も気にせず食べられます。
基本的に魚の糖質路湯は0に近いです。
ただ、煮付けにしたり、天ぷらにしたりすると、糖質量は多くなるので注意が必要です。
穴子は、お寿司として食べることもありますが、寿司にすると、タレの分+お米の分の糖質量が加算されるので、注意が必要です。
穴子の寿司のカロリーや糖質量はどれくらい
穴子は、基本的に生では食べられません。
なぜかというと、穴子の血には毒性があるためです。
なのでお寿司屋さんにいっても生の穴子は提供されず、蒸してある穴子が提供されるわけです。
これはうなぎにも言えることです。
穴子は寿司にもされますが、穴子のお寿司のカロリーや糖質量はどれくらいになるのでしょうか。
穴子の寿司には様々なレシピがありますが、以下のような材料でつくることができます。
穴子の寿司1貫
穴子:20g
酒:2g
醤油:0.5g
みりん:2.8g
すし飯:20g
このような材料の場合、それぞれの材料のカロリーは以下のようになります。
穴子:32kcal
酒:2kcal
醤油:0kcal
みりん:7kcal
すし飯:33kcal
計 74kcal
よって穴子の寿司1貫あたりで74kcalとなります。
穴子は脂質量が多くなりますので、まぐろの赤身やエビなどのお寿司と比較するとちょっとカロリーは高くなります。
一般に1貫あたり50kcal未満のお寿司が多くなっています。
穴子の寿司の糖質
また上記のような材料の場合、それぞれの具材の糖質量は以下のようになります。
穴子:0g
酒:0.1g
醤油:0.1g
みりん:1.2g
すし飯:7.3g
計 8.7g
よって穴子のお寿司1貫あたりで、糖質量は8.7g程度になります。
穴子の寿司にする場合は、穴子を煮て調理しますが、みりんなどの糖質量の多い調味料も使うので、糖質量は他のお寿司よりも多くなります。
魚自体の糖質量はほぼないのですが、酢飯は1貫20gあたりで7.3g程度の糖質量を含むので注意が必要です。
穴子で太ることはある?
では穴子で太るということはあるでしょうか。
穴子は蒸したもの100gあたりで194kcalになりますが、これは魚の中ではカロリーは高めです。
ですが、100g中200kcalを超える魚もいますし、穴子と似ている鰻の方が、穴子よりもカロリーは高くなります。
なので鰻よりは穴子の方がヘルシーではあります。
穴子は1尾あたりでは100kcal程度ですので、穴子で太るということは考えにくいです。
ただ穴子の天ぷらなどは高カロリーになりますので、食べ過ぎには注意が必要です。
糖質面でみると
では糖質面でみるとどうでしょうか。
穴子自体の糖質量は0gです。
なので、糖質制限中の方も食べてOKです。
ただ、焼くだけでしたら問題はないのですが、穴子につけるタレは糖質量が含まれています。
なので、タレをたっぷりつければ、穴子自体の糖質量は0ですが、穴子の料理の糖質量は多くなります。
寿司も1貫で8.7g程度です。
ですので糖質制限をしている方は、穴子の寿司や穴子の天ぷらなどの炭水化物量を含む食べ物には注意してください。
穴子のカロリー糖質まとめ
穴子のカロリーや糖質量をテーマにしてまとめました。
穴子は蒸したもので100gあたり194kcalになりますので、魚の中では少しカロリーが高めです。
それは脂質を多く含むからです。
また穴子自体は糖質量0ですが、お寿司や天ぷらなどに調理すると糖質量は多くなるので注意が必要です。
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