マグロの刺身のカロリーや糖質量がテーマです。
マグロの刺身のカロリーや糖質量はどれくらいでしょうか。また寿司にするとどうなるでしょうか。
マグロについてまとめていきます。
マグロの刺身のカロリーはどれくらい
まぐろは、「魚の王」とも呼ばれ、大きいものでは600kgを超えるものもあります。
解体ショーなども行われ、まぐろは魚の中でも、多くの人が知っている種類ではないかと思います。
そんなマグロには様々な種類があります。
「クロマグロ」は本まぐろとも呼ばれ、まぐろの中でも最高級です。寿司向きの種類です。
「ミナミマグロ」は別名インドマグロとも呼ばれ、主にお寿司や刺身に向きます。スーパーで販売している刺身は、ミナミマグロが多いです。
「めばちまぐろ」はミナミマグロ同様に、スーパーで販売されるような刺身に向きます。値段も手ごろです。
「きはだまぐろ」「びんながまぐろ」は主にツナの原料にされます。その他、回転ずしなどの少し安いまぐろとして提供されています。
このようにマグロの種類によって、値段や用途が変わってきます。
主にお刺身として提供されるのは、「ミナミマグロ」「メバチマグロ」であるといえます。
食品成分表をもとにすると、まぐろ100gあたりの栄養成分は以下のようになります。
ミナミマグロ100g
エネルギー:93kcal
水分:77.0g
タンパク質:21.6g
脂質:0.1g
炭水化物:0.1g
食物繊維:0.0g
※赤身
メバチマグロ100g
エネルギー:108kcal
水分:74.4g
タンパク質:22.8g
脂質:1.2g
炭水化物:0.2
食物繊維:0.0g
ですので、まぐろは種類によって、カロリーが変わってきます。
種類によって変わりますが、だいたい100gあたりで100kcal程度です。
マグロの刺身1枚あたりのカロリー
刺身1枚あたりの重さは20g程度ですので1枚あたりのカロリーは
- ミナミマグロ: 19kcal
- メバチマグロ: 22kcal
となります。
参考までに他のマグロのカロリーは以下のようになります。
クロマグロ(100g): 125kcal
ビンナガマグロ(100g): 117kcal
キハダマグロ(100g): 106kcal
このようにまぐろも種類によってカロリーは変わってきます。
クロマグロが最も高カロリーです。
トロのカロリー
クロマグロ、ミナミマグロのトロ100gあたりのカロリーは以下のようになります。
クロマグロ・トロ(100g): 344kcal
ミナミマグロ・トロ(100g): 352kcal
トロのように脂のノリがよくなると高カロリーになります。お寿司屋さんに行って、少し高めのマグロで美味しい!となるのは脂ものっていますが、その分カロリーは高くなります。
マグロのカロリーを他の魚と比較すると
マグロは他の魚と比較するとカロリーは高いのでしょうか。
よく食べられている魚100gあたりのカロリーは以下のようになります。
100gあたり(kcal) | |
あじ | 126 |
穴子 | 161 |
いわし | 169 |
うなぎ | 255 |
かつお | 114 |
鮭 | 138 |
さば | 247 |
ひらめ | 126 |
ぶり | 257 |
まぐろは種類にもよりますが、魚の中ではカロリーは低い方です。というのも赤身であれば、脂質量が少ないからです。
マグロよりも脂質が多くカロリーが高い魚はたくさんあります。
うなぎやブリ、さばなどは脂がのっていて100g中20%が脂身です。
まぐろの脂身・トロは100gで300kcalを超えるのでカロリーは高いのですが、赤身であればカロリーは高くはないですね。
マグロの刺身の糖質量はどれくらい
では、マグロの糖質はどれくらいでしょうか。
基本的に糖質は、糖質=炭水化物量-食物繊維量で計算することができます。ですのでマグロの糖質量も同じように計算することができます。
食品成分表をもとにすると、まぐろ100gあたりの糖質量は以下のようになります。
ミナミマグロ100g
糖質=炭水化物量-食物繊維量=0.1‐0.0=0.1g
メバチマグロ100g
糖質=炭水化物量-食物繊維量=0.2‐0.0=0.2g
よってまぐろ100gあたりの糖質量は
ミナミマグロ: 0.1g
メバチマグロ: 0.2g
となります。
多少糖質量に差はありますが、100g中で0.1~0.2g程度しか含まれていないので、糖質量は少ないといえます。
マグロの刺身1枚あたりの糖質
1枚20gあたりで換算すれば0.02~0.04gとかなり少ない糖質量となります。
ですので糖質制限中の方が食べても問題ありません。
基本的に魚や肉などのタンパク質が多い食材は、糖質量が少ないといえます。なので刺身として食べる量であれば、醤油やわさびをつけたとしても、100gあたりの糖質摂取量は1g未満となります。
なので、おかずやつまみとして刺身を食べても問題ないです。
参考までに他のまぐろ100gあたりの糖質量は以下のようになります。
クロマグロ(100g): 0.1g
ビンナガマグロ(100g): 0.2g
キハダマグロ(100g): 0.0g
いずれにしろマグロに含まれる糖質量は、かなり少ないといえます。
マグロは寿司にするとカロリーはどうなる?
マグロはお寿司にされることも多いですよね。カロリーはどれくらいになるでしょうか。
お寿司にする場合、ネタ20gに対してすし飯20g(33kcal)が加算される計算になります。
マグロの種類によって多少寿司のカロリーは変わってきます。
クロマグロの寿司のカロリー
赤身1貫:58kcal
トロ1貫:102kcal
ミナミマグロの寿司のカロリー
赤身1貫:52kcal
トロ1貫:103kcal
メバチマグロ寿司1貫:55kcal
キハダマグロ1貫:54kcal
ビンナガマグロ1貫:56kcal
なおすし飯の糖質量は7.3gとなります。
ネタ20g程度では、マグロの糖質量はほぼ0になるので、1貫あたりの糖質量は7.3g程度になります。
このようにマグロの種類によって、お寿司にする際も多少カロリーは変わります。
特に赤身よりもトロの方が、寿司にしても高カロリーとなります。ダイエット中の方はトロよりは、赤身のものを選ぶと良いかと思います。
マグロの刺身で太ることはある?
ではマグロの刺身で太るということはあるのでしょうか。
マグロのカロリーは100gあたりで100kcal程度であり、魚の中でもカロリーは低い方です。
ですのでマグロの刺身を食べて太るというのは考えにくいです。
ただ、トロの場合は100gあたりで300kcalオーバーとなるのでカロリーは高いといえます。なので食べ過ぎには注意が必要です。
また漬け丼などにする場合、マグロ自体のカロリーが高くなくてもご飯の量によってカロリーが高くなります。
白米はお茶碗1杯(150g)程度で252kcalとなります。なのでマグロのカロリーが高くないとはいえ、ご飯の量を多く摂取してしまうと太ることになるので注意が必要です。
糖質面でみると
マグロの糖質量は100gあたりで0.1~0.2g程度であり糖質量は少ないといえます。
醤油も小さじ1杯で0.6g程度の糖質量ですので、刺身を100g食べたところで糖質摂取量は1g未満となります。ですので糖質量は少ないといえます。
なのでマグロの刺身は糖質制限中の方でも食べて問題ないです。
トロも高カロリーではありますが、糖質量は少ないといえます。
ただ寿司にする場合は、ご飯の糖質量が多いので、1食当たりの糖質量も増えてしまうので注意が必要です。
ご飯がどうしても食べたいという方には糖質量の少ないご飯も
こんにゃく米 糖質50%オフ
マグロの刺身のカロリー糖質まとめ
マグロの刺身のカロリーや糖質量をテーマにしてまとめました。
マグロの刺身は100gで100kcal程度です。ですのでカロリーは高くないといえます。
また糖質量も100gあたり0.1g程度と少ないので糖質制限向きでもあります。
ただ、トロの場合はカロリーが高いですし、寿司にすると糖質量も多くなります。
刺身であれば問題ないので、食べ方にも気を付けると良いかと思います。
こちらの記事もどうぞ
あん肝のカロリーや糖質量はどれくらい?