ツナ缶のカロリーや糖質量がテーマです。
ツナ缶のカロリーや糖質量はどれくらいでしょうか。また水煮のものやノンオイルのものではどうなるでしょうか。
ツナ缶についてまとめていきます。
ツナ缶のカロリーはどれくらい?
ツナ缶は、まぐろの種類である「きはだまぐろ」「びんちょうまぐろ」が原料です。蒸して粉砕し、食塩水とともに缶詰にされます。
ツナ缶には主に水煮・味付け・油漬けのものがあり、水煮はノンオイルです。油漬けは、脂と一緒に缶詰にいれているので、少しコクのある味わいとなります。
水煮・油漬けではカロリーが変わってきます。そんなツナ缶のカロリーはどれくらいでしょうか。
食品成分表をもとにするとツナ缶100g・1缶あたりの栄養成分は以下のようになります。
水煮・ノンオイルのツナ缶カロリー
100g | 1缶(70g) | |
ライト(きはだまぐろ) | 71 | 50 |
ホワイト(びんながまぐろ) | 97 | 68 |
油漬けのツナ缶のカロリー
100g | 1缶(70g) | |
ライト(きはだまぐろ) | 267 | 187 |
ホワイト(びんながまぐろ) | 288 | 202 |
水煮と油漬けのツナ缶では、同じ重量でも3.5倍ほど油漬けの方がカロリーが高くなります。
なので、ダイエット中の方はカロリーに注意が必要です。
ノンオイルのものの方が脂質量が少ない分、かなり低カロリーにはなります。
それぞれ100gあたり成分表の値は以下のようになります。
水煮・ライト(きはだまぐろ)
エネルギー:71kcal
水分:82.0g
タンパク質:16.0g
脂質:0.7g
炭水化物:0.2g
食物繊維:0.0g
水煮・ホワイト(びんながまぐろ)
エネルギー:97kcal
水分:77.6g
タンパク質:18.3g
脂質:2.5g
炭水化物:0.4g
食物繊維:0.0g
油漬け・ライト(きはだまぐろ)
エネルギー:267kcal
水分:59.1g
タンパク質:17.7g
脂質:21.7g
炭水化物:0.1g
食物繊維:0.0g
油漬け・ホワイト(びんながまぐろ)
エネルギー:288kcal
水分:56.0g
タンパク質:18.8g
脂質:23.6g
炭水化物:0.1g
食物繊維:0.0g
油漬けのものの方が、脂質含有量が多い分、カロリーは高くなっています。
ツナ缶の糖質量はどれくらい
ではツナ缶の糖質量はどれくらいでしょうか。
基本的に糖質は、糖質=炭水化物量ー食物繊維量で計算することができます。
ですので、ツナ缶の糖質量も同じように計算することができます。
食品成分表をもとにすると、ツナ缶100g・1缶あたりの糖質量は以下のようになります。
水煮・ノンオイルのツナ缶の糖質
100g | 1缶(70g) | |
ライト(きはだまぐろ) | 0.2 | 0.1 |
ホワイト(びんながまぐろ) | 0.4 | 0.3 |
油漬けツナ缶の糖質
100g | 1缶(70g) | |
ライト(きはだまぐろ) | 0.1 | 0.1 |
ホワイト(びんながまぐろ) | 0.1 | 0.1 |
ツナ缶は基本的に油漬けのものの方がカロリーは高いですが、糖質量はほとんど変わりません。
ツナ缶の場合、カロリーが高いのは炭水化物量が多いからではなく、脂質含有量が多いのが原因ですので、糖質量に関してはあまり差は見られません。
ですので、糖質制限中の方もツナを食べても問題ありません。
市販のツナ缶のカロリーはどれくらい
ツナ缶は、多く販売されていますが、市販品のカロリーはどれくらいになるのでしょうか。
いなば食品株式会社
ライトツナ スーパーノンオイル: 53kcal /70g 糖質:0.2g
ライトツナフレーク: 215kcal /70g 糖質:0.1g
ライトツナ アマニ油: 108kcal /70g 糖質:0.1g
ライトツナえごま油: 112kcal /70g 糖質:0.1g
ライトツナフレーク 食塩無添加オイル無添加: 48kcal /70g 糖質:0.1g
引用元:https://www.inaba-foods.jp/products/tuna
はごろもフーズ
シーチキンLフレーク: 206kcal /70g 糖質:0.1g
シーチキンL: 159kcal /75g 糖質:0.1g
シーチキンマイルド: 203kcal /75g 糖質:0.1g
引用元:https://www.hagoromofoods.co.jp/products/
マルハニチロ
油そのままライトツナリセッタ: 110kcal /70g 糖質:0.1g
ツナフレーク油1/3: 108kcal /80g 糖質:0.3g
油そのままツナフレークオリーブオイル仕立: 219kcal /70g 糖質:0g
油そのままツナフレークM 記憶をサポートする: 219kcal /70g 糖質:0g
引用元:https://www.maruha-nichiro.co.jp/products/prodlist?c=2
製品も油漬けのものの方がカロリーは高くなります。
油漬けのツナ缶のメリット
ノンオイルと比較すると、カロリーが3倍程度も多い油漬けのツナですが、何かメリットはあるのでしょうか。
不飽和脂肪が豊富に含まれている
まぐろには、多価不飽和脂肪酸である「DHA」「EPA」が豊富に含まれています。
「DHA」には悪玉コレステロールを減らし、脳や神経機能を向上させる機能
「EPA」には血液中の中性脂肪やコレステロールを減らし血液をサラサラにする効果があります。
これらは、特にツナ缶の油漬け・ライト(きはだまぐろ)の方が含有量が多く、水煮の約9倍のn-3系脂肪酸が含まれています。ただ、ホワイト(びんながまぐろ)ではあまり含有量は変わりません。
ビタミンEが豊富
水煮よりも、油漬けの方がビタミンEの含有量が多いです。
ライトであれば約7倍・ホワイトであれば約20倍もの含有量を含みます。
ビタミンEは抗酸化作用が強いビタミンであり、老化防止の他、動脈硬化などの生活習慣病の予防に効果があるとされています。
油漬けの方が水煮と比べると高カロリーですが、こういった成分も含まれます。
ツナ缶で太ることはある
ではツナ缶で太ることはあるでしょうか。
水煮の場合は、100gあたりで70~90kcalですが、油漬けの場合は100gあたりで270~290kcal程度になります。ですので、ツナ缶はカロリーが高いです。
水煮の場合でしたら、1缶50~70kcal程度ですので食べても問題ないですが、油漬けのツナ缶の方は食べ過ぎには注意が必要です。
サラダなどで1缶使う場合は、カロリーがかなり高くなってしまいます。
ツナはマヨネーズと合わせて食べることも多いですが、マヨネーズは大さじ1杯で100kcalとなります。ですのでツナと合わせるとさらに高カロリーとなってしまいます。
ダイエット中は、なるべく油漬けのものではなくノンオイルの水煮缶を使用した方が良いといえます。
糖質面でみると
ツナの原料はマグロですので、糖質量は少ないです。
水煮・油漬けともに100gあたりで0.1~0.2g程度の糖質量しか含みません。ですので糖質制限中の方も食べて問題ありません。
マヨネーズも高カロリーですが、糖質量は少ないです。
ただ食べ過ぎるとカロリー面で摂取しすぎになるので、食べ過ぎには気をつけてください。
ツナ缶のカロリー糖質まとめ
ツナ缶のカロリーや糖質量をテーマにしてまとめました。
ツナ缶は油漬けの方が3倍程度カロリーが高いので、ダイエット中の方は、なるべくノンオイルのものを使用した方が低カロリーになります。
油漬けの方が高カロリーですが、糖質量はどちらもほとんど変わりません。
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