豚肩ロースのカロリーや糖質がテーマです。
とんかつ、生姜焼き、豚の角煮など、様々な料理に使われる豚肩ロースのカロリー糖質についてまとめていきます。
豚肩ロースのカロリーはどれくらい?
豚肩ロースとは、豚の首から背中にかけての肩の部分の肉で、赤身の中に脂質が網目状に広がり豚肉本来のコクや旨味を味わえる部位です。
そんな豚肩ロースのカロリーはどれくらいでしょうか。
豚肩ロース100gあたりの栄養成分は下記の通りです。
エネルギー:253kcal
タンパク質:17.1g
脂質:19.2g
炭水化物:0.1g
豚肩ロース100gで253kcalとなります。
比較的脂身が少ない部位である豚ひれ肉のカロリーが100gで130kcal です。
最も高カロリーな部位、豚バラ肉のカロリーが100gで395kcalなので、豚肩ロースは脂身と赤身のバランスが適度に取れたお肉だといえます。
ダイエット中にはカロリーを抑える為に、豚肩ロースをゆでて脂を落とすことがおすすめです。
また、一度さっと茹でて油を落としてから炒めても、カロリーオフになります!
豚肩ロースの糖質はどれくらい?
食品に含まれる糖質量は、糖質=炭水化物量−食物繊維量で計算することができます。
豚肩ロースの100gあたりの糖質量は以下のようになります。
糖質=炭水化物量-食物繊維量=0.1g−0.0g=0.1g
よって、豚肩ロース100gあたりの糖質量は0.1gとなります。
このように、豚肩ロースは非常に低糖質であることがわかります。
豚肩ロース以外の豚肉の部位でも、
- ひれ肉: 0.2g
- バラ肉: 0.2g
と、豚肉にはほとんど糖質が含まれていません。
また、豚肩ロースにはビタミンB1が豊富に含まれています。ビタミンB1は 糖質をエネルギーに変える代謝をサポートするはたらきを持っています。
ビタミンB1が不足すると糖質からエネルギーへの変換が進まず糖質が脂肪として体に蓄えられてしまいます。従ってビタミンB1を多く含んでいる豚肩ロースはダイエットに適している食材だといえます。
さらに、ビタミンB1は 「アリシン」という成分と一緒に摂取すると、体への吸収が良くなることが知られています。アリシンは玉ねぎ、ニラ、にんにくなどに多く含まれていますので、一緒に調理して更にダイエット効果を高めるようにしましょう。
豚肩ロースにはどんな栄養がある?
豚肩ロースの栄養素についてみていきます。豚肉には、たんぱく質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれています。
豚肩ロースに多く含まれる栄養素については、下記の通りです。
- たんぱく質:17.1g
- 亜鉛:2.7mg
- ビタミンB1:0.63mg
- ビタミンB6:0.28mg
豚肩ロースに含まれるたんぱく質
たんぱく質は三大栄養素(たんぱく質、脂質、糖質)のひとつで、皮膚や髪の毛などの“からだをつくる働き”を持っています。
たんぱく質が不足すると筋肉が減り、代謝が落ちて痩せにくくなると言われているので、ダイエット中は積極的に摂取したい栄養素です。
筋力トレーニングや有酸素運動と組み合わせることで、更なるダイエット効果が期待されます。
豚肩ロースに含まれるビタミンB1
前項で述べたように、ビタミンB1は糖質からのエネルギー産生を助けるはたらきを持っています。
不足すると、疲れやすい、だるいといった夏バテの症状になり、更に不足すると脚気になることが報告されています。
ビタミンB1は特に豚肉に多く含まれていますが、玄米や麦ご飯などにも豊富に含まれています。
このように豚肩ロースには様々な栄養が含まれています。
豚肩ロースで太ることはある?
豚肩ロースは脂質が比較的高いため、食べ過ぎるとカロリーオーバーとなってしまいます。
ですが先に述べた通り豚肩ロースにはほとんど糖質が含まれていないため、糖質制限ダイエットには最適な食材と言えます。
通常、食事によって血糖値があがると、インスリンという物質が分泌され血糖値を下げるはたらきをします。
しかし、血液中の余った糖を脂肪に変換してしまう作用もあるため、インスリンは別名太るホルモンとも言われています。
豚肩ロースの100gあたりの糖質量は 0.1gです。
対して炭水化物の代表ともいえる白ご飯茶碗一杯分(150g)の糖質量は55.7gですので、豚肩ロースの糖質は圧倒的に少ないことがわかります。
また、代謝を助けるビタミンB1、脂肪の燃焼を促進するカルニチンという物質も豊富に含んでいるため、豚肩ロースは優秀なダイエット食材です。
ですが食べ過ぎには注意して、豚肩ロースを食べる際には「揚げる・油で焼く」などの調理法は避けてカロリーを下げるようにしましょう。
豚肩ロースのカロリー糖質まとめ
豚肩ロースのカロリーや糖質についてまとめました。
糖質は低くダイエットに最適な栄養を多く含んでおりますが、カロリーは決して低くはない食材なので食べ過ぎには注意するようにしましょう。
ただ、糖質はほとんど含まれていないので、糖質制限ダイエットにはオススメです。
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